藤原麻里菜のウェブ 藤原麻里菜が書く! 2023-08-02T16:17:14+09:00 fujiwaram Hatena::Blog hatenablog://blog/12921228815715799663 古賀及子に学ぶ! おもしろい日記の書き方  |  無駄づくりの学校 hatenablog://entry/820878482954773790 2023-08-02T16:17:14+09:00 2023-08-02T16:19:52+09:00 今回は、日記の達人である古賀さんに日記の書き方について教えてもらいました。 無駄かもしれない、けど作ろう。自己表現の無駄づくり学校〜。 『とにかく何かを作ろう』をテーマにモノづくりのノウハウをティーチしていく最先端の学校です! 今日はゲストにきてくれております、古賀及子さんです。 古賀さん(以下、敬称略)「よろしくお願いしま〜す」 古賀さんは今日も元気です。今日は日記の書き方ということで、日記の達人の古賀さんにお話をお伺いしたいとおもいます。 古賀「おまかせあれ!」 古賀及子(こが・ちかこ) 2004年よりwebメディアの「デイリーポータルZ」にライターとして参加。 2005年より、同編集部所… <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161921.jpg" width="1200" height="675" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>今回は、日記の達人である古賀さんに日記の書き方について教えてもらいました。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161151.png" width="1200" height="585" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">無駄かもしれない、けど作ろう。自己表現の無駄づくり学校〜。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">『とにかく何かを作ろう』をテーマにモノづくりのノウハウをティーチしていく最先端の学校です! 今日はゲストにきてくれております、古賀及子さんです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀さん(以下、敬称略)「よろしくお願いしま〜す」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀さんは今日も元気です。今日は日記の書き方ということで、日記の達人の古賀さんにお話をお伺いしたいとおもいます。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「おまかせあれ!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;"><strong>古賀及子(こが・ちかこ)</strong></span></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">2004年よりwebメディアの「デイリーポータルZ」にライターとして参加。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">2005年より、同編集部所属。編集の傍、ライターとしての活動も続け、代表記事は『納豆を一万回混ぜる』『決めようぜ最高のプログラム言語を綱引きで』『アイドルの話はプロレスの話に翻訳できるか~文化にも通訳が必要だ~』など。個人の活動として2018年10月後半からはてなブログに日記の毎日更新を開始。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">その後noteへ移行し、現在も不定期更新で執筆中ということで、2022年2月に2018年から2022年までの103本の傑作選をまとめた「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」を素粒社より刊行。</span></p> </blockquote> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「日記の本を出版しました!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「買いました」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「ありがとうございます! まさか、日記の本を出してるから、みんな信用して教わってほしい! 本出してっから! そんな人いないでしょ、なかなか!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「ブログで書いていた日記を見て、出版社から声がかかったんですか?」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そうなんです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「めちゃくちゃ面白いんですよ、この日記が」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「ありがとうございます!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「ブログでも読めるので、気になった方はブログ、noteでね、読んでほしいんですけど。超日常なんですけど、その超日常が、めちゃくちゃユーモアを含んで書かれているというか。私たちも経験しているような感情とかが言語化されていて、それがすごい面白くてしっくりくるというか」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「本当?今日それをどうやって書いてるか、まじで教えるから!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「嬉しい〜!!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「できる!!」</span></p> <p> </p> <h4 id="日記のために何かをやるは禁止">「日記のために何かをやる」は禁止</h4> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161256.png" width="1200" height="618" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「そもそもなんで日記を書き始めたのか教えてください」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そもそもは、インターネットって書くところがいっぱいあるじゃないですか。ブログもサービスあるし、noteとかもあるし。SNSも、Twitterもあるし。Instagramで長文書く人もいるし。書くところがいっぱいあるから、書かなきゃ勿体無いなと思ったんです。で、日記って、書くのに準備が何もいらないじゃないですか」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「確かに。記事書くってなったら、どっか旅行に行って取材したりとか、私だったら工作をしてという感じですね」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「でも日記っていうのは生きてるだけで書けるから。だから、創作物として、参入障壁がすっごい少ないんですよ。書けばいいだけだから。で、『あ、楽だな』と思って書き始めたの」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「じゃあ、日記のためになんかやるとかはないんですか?」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「絶対ない!! あ、それダメだよ!! 禁止禁止!!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「禁止なんだ。日記のためになんかしちゃいそうだけど」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そうだね、確かにね。でもそれは……ちょっと思ったことなかった! 生きてるままに描くといいと思います」</span></p> <p> </p> <h4 id="できれば毎日書く">できれば毎日書く</h4> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161232.png" width="1200" height="604" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「じゃあちょっと日記を書くにあたってのアドバイスなんですが、『できれば毎日書く』っていうところがあって。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">日記って書きたくて書いてる人と、あと書かされてる人がいると思うんだよね。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">書かされている人っていうのは、夏休みの小学生とか。あとは、日報とか書かされている販売員の人とか、美容師さんとか、そういう人、書かされている人は、結構大変だと思うんだけど。やっぱどうやるかっていうと、毎日書くとどんどん楽になる。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">で、その時に、1行でいいんですよ。書くのは。朝から晩までのことを全部書こうとすると思い出さなきゃいけなくて、めっちゃ労力がかかるんですよね。だから1行、なんでもいいんです。なんか、思ったこと、1個だけ書く。で、できれば、その1行に対してちょっと膨らましてもいいかな。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">例えば、昨日私ベローチェっていう喫茶店に行ったんですよ。で、ベローチェ出る時に、醤油差しみたいな……お弁当についてる醤油あるじゃん。あのちっちゃい醤油、あれが落ちてて。で、それくらいのこと。それを、書く」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「私、日記書くときにその日のことを覚えてないことがあるんですよね」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そっか、それは多分毎日書き始めると「お!書くことあった!」って思える。それが毎日書くことなんだよね」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「じゃあ、メモとか取ってるんですか?」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「メモ取ります、写真も撮ります。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">で、毎日書いてると、あったことがキャッチアップできるようになるってことなんですよね。だから、そこで毎日1行でもいいから書くというのが重要です。それで、そういったことの前に日記って、自分が書かなくても誰も困らないじゃないですか。だから毎日書けなくなっちゃうんですよね。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">でも、やっぱり書いてると楽しくなるし、上手くなる。だから毎日書くのは結構やっぱり大事なんです」</span></p> <p> </p> <p>藤原「なかなか毎日続けられないと思うんですけど、続けるコツはありますか?」</p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「誰かが待ってると思い込むといいですよ。誰かが原稿を待ってて、自分が書かなきゃ困るっていう風にちょっと思ってみる。</span><span style="font-weight: 400;">それってちょっと図々しいじゃないですか。自分が書いたものなんか誰も待ってないって思うでしょ。でも、そこは図々しくても、待ってるって思って書くと、毎日かける。『あ〜書かなきゃ!』って思えるようになるんです。だから少しプレッシャーに感じてもいいくらい</span><span style="font-weight: 400;">」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「確かに。私もnotionってやつで日記を書いているんですけど、1つ書くごとにカレンダーのマスが潰されるんですよ。それが、気持ちよくて。書かないと空いちゃうからあーなんか書かなきゃ、埋めなきゃ、みたいな強迫観念があって、日記が続いている部分はありますね。」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そういうこと!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「例えば、小学生とかだったら、先に全部ノートに日付だけ書いちゃうとか」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「それめっちゃいいアイデアだと思います。</span><span style="font-weight: 400;">自分に上手いことワクワクするプレッシャーをかけるっていうのはすごいいいと思いますね。」</span></p> <p> </p> <h4 id="日記はとにかく好きに書け">日記はとにかく好きに書け!</h4> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161322.png" width="1200" height="600" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「でね、今、書かされている人の話をしたけど、書きたいって人もいると思うんですよね。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">書きたいから書きたいっていう人、書く意欲がある人は、これすごい大事なんだけど『好きに書いていい』ということを伝えたいです。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">文章書き慣れている人って、『こう書いちゃだめ』って結構言われてきた人が多いんじゃないかなと思うんですよね。例えば、人に『ポエムみたいだね』とか『なんかキザっぽいね』とか言われたことがあって、それをちょっと抑えているような書き手の人はすごく多いと思う。でも、日記はそれが良くて、『もうお前のやりたいようにしなよ』っていうっていうカルチャーだと思うんですよ、日記って」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「確かに。自意識の放出ですよね」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そうなんですよ。自分のことを書く場所だから、自意識を完全放出させていい。文章に対して、ちょっとネガティヴなことを言われたりした経験があって、押さえつけてる人は、そこをもう外して、忘れていい。もうマジで好きにやろうよと思います。書く意欲のある人に関しては。とにかく好きに書いていい。それで、もう私はいいと思う。教えることはないです。その人に関しては好きなように書いたらゴールって感じかなぁって思うよ」</span></p> <p> </p> <h4 id="感想禁止">感想禁止</h4> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161533.png" width="1200" height="609" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /></p> <p>藤原「好きにかけというのはすごく分かるのですが、なんだか自分の文章がしっくりこなかったり、もうちょっと古賀さんみたいにおもしろい日記を書きたいなと思ってます。コツとかってあるんですか?」</p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そうだね。</span><span style="font-weight: 400;">好きに書いていいんだけど、『了解! 書きまーす』って思った人は、ちょっと卒業していただいて。これまた書かなきゃいけない人や、なんか違うな、もうちょっとこうしたいなと思ってる人にちょっとおすすめなのは、『感想禁止』というルールです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「え〜感想だめなんですか」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「いっぺん感想禁止すると、めっちゃ良くなるって思ってて。『楽しかった』とか『美味しかった』とか」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「え、書いちゃうけど……」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「書いちゃうよね! でもいっぺん禁止してみてください。で、その分何を書くかっていうと見たままのことを書く。見たまま、聞いたままのことを書くんです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「確かに。例えば、『今日キティちゃんの着ぐるみに会った。可愛かった』じゃなくて、『今日キティちゃんの着ぐるみに会った。白くて大きかった』」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そうそう、そういうこと! で、どんな色の服着てたか。あと、その時は暑かった? 寒かった? とか。事実をつぶさに拾って書いていくといいです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「確かに、一気に情景描写になる!」</span></p> <p> </p> <h4 id="比喩をやる">比喩をやる</h4> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161617.png" width="1200" height="613" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「でね、感想禁止をやるじゃん。これをやった後に、次は比喩をやるんです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「比喩!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「自分の感想を書く前に、先に比喩をやる。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">キティちゃんが何みたいだった。例えば、『ふわふわしてお餅みたいだった』とか。いっぺん感想を書く前に先に比喩にすると、より一層情景が文章として見やすくなる」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「なるほど」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「ここで比喩をやるのよ。比喩ってよく言うが、一体いつやんだ? と思うけれど、ここで登場!</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">比喩は、余力があったらやると良いです。でね、最後にね、すごいところが見えてくるんです。これを続けると、『自分がどう思ってるかが観察できるようになる』んです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「なるほど」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「訓練できてないと思おうとして思っちゃうんです。何か感想を書かなきゃいけない。楽しかったっけな〜? 面白かったっけな〜? 美味しかったっけな〜? て、脳が自分に感想を求めちゃう。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">じゃなくって、自分の感想っていうのは、自分の知り得ないところで浮かんでるんですよ。で、見聞きした情景をずーっと書いてると、自分がどう思ったかを自分で観察できるようになるんです」</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230802/20230802161651.png" width="1200" height="608" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「メタ視点みたいな」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「そうそう! どんどんメタになっていくわけですよね。だから私の日記も、自分がどう思ったかについては観察して書いたんですよ。だから、それができるようになると、感想が出来事のように書けるようになるんです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「確かに、それが古賀さん文章の面白さというか。いっぱいいろんな登場人物がいるんだけど古賀さんの目線で見てるというよりかは、ちょっと上から観察してる気分になるんですよね。古賀さんの日記って」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「ありがとうございます。というかそう、今のが、全部の種明かしなんですよ。私は、メタ的な視点が好きなんですよね。だからそういう趣味のやり方だと思うんだけど、もっとこう、内々から籠る私の情念を爆発させたい人は、どんどん中に潜り込んで考えてもいいと思う。それは、好きに書けっていうこと。でも、情景を書く、出来事を書いていくと、どう思ってるかも観察できるようにんるから、面白くてユニークな日記になるのかなあと思うな」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「すごい、めっちゃ勉強になりました。」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「うん!」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「すごいいい文章が書けそう。」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">古賀「これもうさ、私こんだけ手の内明かしちゃったから、全員天才になっちゃうから。もう、引退ですよ! 日記書きとして、引退引退!」</span></p> <p> </p> <p>ということで、今回の無駄づくりの学校は古賀及子さんに登場いただきました。ありがとうございました。日記、書けそう!</p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BWHGS9DV?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51K6wTD8aJL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="ちょっと踊ったりすぐにかけだす" title="ちょっと踊ったりすぐにかけだす" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BWHGS9DV?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">ちょっと踊ったりすぐにかけだす</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span><a href="https://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%C5%B2%EC%B5%DA%BB%D2" class="keyword">古賀及子</a></li> <li>素粒社</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BWHGS9DV?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p>古賀さんの日記はこちらから読めます</p> <p>→</p> <p><a href="https://note.com/eatmorecakes">古賀及子(こがちかこ)|note</a></p> <p> </p> <p>フルバージョンはYouTubeで公開中</p> <p><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cQ8k-H0kilg?start=50&amp;feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" title="【古賀及子に学ぶ!】おもしろい日記の書き方 | 無駄づくりの学校"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.youtube.com/watch?v=cQ8k-H0kilg&amp;t=50s">www.youtube.com</a></cite></p> fujiwaram Arduinoでサーボモーターを動かして無駄なものを作ろう 【無駄づくりの学校#2】 hatenablog://entry/820878482947855172 2023-07-21T11:20:11+09:00 2023-07-21T11:20:11+09:00 Arduinoでマシーンを作ろう(スイッチでサーボを動かす編) 無駄、かもしれない。けど、作ろう。自己表現の無駄づくりの学校! 「とにかくなにかをつくろう」をテーマに、物作りのノウハウをみんなにティーチしていく超最先端の学校です。先生の藤原麻里菜です。 隣にいるのは意味のないマスコットの「無」くんです。 今日は、Arduinoを使って電子工作をしてみましょう! Arduinoってなんだ? Arduinoとは、手のひらサイズの基板にコンピュータの最低限の機能が入っている「マイコンボード」の一種です。これがArduinoです。読み方は、アルディーノって言ったりアルドゥイーノって言ったりします。 両… <p><strong>Arduinoでマシーンを作ろう(スイッチでサーボを動かす編)</strong></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709125159.png" width="1200" height="672" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">無駄、かもしれない。けど、作ろう。自己表現の無駄づくりの学校!</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">「とにかくなにかをつくろう」をテーマに、物作りのノウハウをみんなにティーチしていく超最先端の学校です。先生の藤原麻里菜です。</span></p> <p>隣にいるのは意味のないマスコットの「無」くんです。</p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">今日は、<strong>Arduino</strong>を使って電子工作をしてみましょう!</span></p> <p> </p> <h3 id="Arduinoってなんだ">Arduinoってなんだ?</h3> <p><span style="font-weight: 400;">Arduinoとは、手のひらサイズの基板にコンピュータの最低限の機能が入っている「マイコンボード」の一種です。これがArduinoです。読み方は、アルディーノって言ったりアルドゥイーノって言ったりします。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709125344.png" width="1200" height="663" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">両サイドにある穴、<strong>ピン</strong>と呼ばれるところににモーターやセンサーなどを繋いで、プログラムをパソコンから書き込むことで、モーターを動かしたり、センサーから値を読み取ったりできる……簡単にいうと、つまり、ロボットやマシーンを作ることができるんです。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20210329/20210329155457.jpg" width="1200" height="800" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>この「無駄づくりの学校」はインスタントに自己表現をするための学校なので、むずかしいことは極力言わず、とりあえず「電子工作を使ってなにかを作りたいんだ!」という方に向けて、簡単に教えていきます。なので、物足りないところもあるかもしれませんが、それはごめん……。</p> <p> </p> <p>Arduinoを見せると、よく「むずかしそう〜」と言われるのですが、そんなことないんです。電子工作を簡単にしてくれる優れものなんですよ。</p> <p><span style="font-weight: 400;">Arduinoって名前が難しそうすぎる。電子工作簡単くんとかに改名して欲しいよね。むずかしそうに思えるんだけれど、実はけっこう簡単で、始めやすいんです!1時間、いや30分、いや15分もあれば、サーボモーターを動かせるようになりますよ。</span></p> <p> </p> <p>また、電子工作を始めるもう一つの関門が、「<strong>プログラミング</strong>」です。プログラミングっていうのも名前からしてむずかしそうなオーラが漂っています。でも、そんな心配も大丈夫。</p> <p><span style="font-weight: 400;">なぜなら、Arduinoのプログラムを書くソフトウェアである<strong>Arduino IDE</strong>には<strong>サンプルコード</strong>がたくさん入っているんです。だから、ゼロからプログラムを書けなくても大丈夫です。私もプログラムはゼロから書いたことないけど、いろんなマシーンを作ってるよ。慣れてきたら既存のプログラムをちょちょっといじるだけで好きなマシーンを作れるようになれるんです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">また、無駄づくりの工作にはほとんどArduinoが使われています。例えば、</span><span style="font-weight: 400;">「インスタ映え台無しマシーン」これは、スイッチを押すと、モーターが動くという仕組みをプログラミングして作りました。</span></p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">インスタ映えを気にしすぎる世の中に一石を投じてみました<a href="https://t.co/2ZXEtOAK9b">https://t.co/2ZXEtOAK9b</a> <a href="https://t.co/VpgEQjklo1">pic.twitter.com/VpgEQjklo1</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/891841035575238656?ref_src=twsrc%5Etfw">2017年7月31日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">「オンライン飲み会脱出マシーン」も同じで、スイッチを押すと、モーターが動く仕組みです。</span></p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">オンライン飲み会から緊急脱出できるマシーンを作りました <a href="https://t.co/gB2Ur6f21i">pic.twitter.com/gB2Ur6f21i</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1255499143147147265?ref_src=twsrc%5Etfw">2020年4月29日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">「ヤンキーロボット掃除機」は、衝撃を感知するセンサーを音声を再生するパーツを組み合わせて作ったものです。</span></p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">ロボット掃除機を改造してヤンキーにしました <a href="https://t.co/iJKg6BXdzD">pic.twitter.com/iJKg6BXdzD</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1400423504550371328?ref_src=twsrc%5Etfw">2021年6月3日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">それに、Arduinoは世界中で使われているから、たくさんのエンジニアの人たちがいろんなプログラムを公開していたり、トラブルがあったときの対処法もシェアしてくれているんです。本当に感謝です。</span></p> <p> </p> <h3 id="Arduinoの基本"><strong>&lt;Arduinoの基本&gt;</strong></h3> <p><span style="font-weight: 400;">電子工作でArduinoを使うときは、2つのポイントがあります。それは、</span></p> <p><strong>・回路</strong></p> <p><strong>・スケッチ(プログラム)</strong></p> <p><span style="font-weight: 400;">です。回路というのは、さっき話したように、Arduinoにセンサーやモーターなどを繋げること。例えば、Arduinoにサーボモーターを繋げる回路は、こんな感じです。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709125921.png" width="1200" height="954" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">この図を<strong>回路図</strong>と呼びます。ちょくちょくでてきている「サーボモーター」って一体何? という問いには次の項目で答えます。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">スケッチとは、Arduino用語なのですが、プログラムと同じです。パソコンのソフトウェア(Arduino IDE)を使って書きます。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">プログラミングって言葉は聞いたことあるかと思いますが、コンピューターに指令を出すお手紙みたいなものです。「お願いなので、モーターを90度動かしてくれませんか……」と、お願いするんです。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">日本語や英語があるように、機械が理解できる言葉があります。Arduinoのスケッチは、C言語とC++というプログラミング言語をベースにした言葉が使われています。英語をベースにした言語なので、まるっきりわからないということはないのです。</span></p> <p> </p> <h3 id="Arduinoでサーボモーターを動かす"><strong>&lt;Arduinoでサーボモーターを動かす&gt;</strong></h3> <p><span style="font-weight: 400;">じゃあ、早速Arduinoでサーボモーターを動かしてみましょう。用意するものはこちら</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709130207.png" width="1200" height="658" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><strong>・Arduino UNO</strong></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B008GRTSV6?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51txW1iicVL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Arduino Uno Rev3 ATmega328 マイコンボード A000066 白" title="Arduino Uno Rev3 ATmega328 マイコンボード A000066 白" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B008GRTSV6?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">Arduino Uno Rev3 ATmega328 マイコンボード A000066 白</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>Arduino</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B008GRTSV6?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p><strong>・ジャンパワイヤー 3本</strong></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0177W93DS?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51a7ZefvEZS._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="KKHMF 120PCS ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス)(10cm)120本" title="KKHMF 120PCS ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス)(10cm)120本" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0177W93DS?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">KKHMF 120PCS ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス)(10cm)120本</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>KKHMF</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0177W93DS?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;"><strong>・9gのマイクロサーボモーター</strong> </span></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0B2QW7WGY?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/41ZabfV2umL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="YFFSFDC 4個 SG90 9gマイクロサーボモーター180°RCロボットヘリコプター飛行機制御カーボートロボット制御ケーブル付き DIYエレクトロニクス デュポンケーブルを含む 5点セット" title="YFFSFDC 4個 SG90 9gマイクロサーボモーター180°RCロボットヘリコプター飛行機制御カーボートロボット制御ケーブル付き DIYエレクトロニクス デュポンケーブルを含む 5点セット" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0B2QW7WGY?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">YFFSFDC 4個 SG90 9gマイクロサーボモーター180°RCロボットヘリコプター飛行機制御カーボートロボット制御ケーブル付き DIYエレクトロニクス デュポンケーブルを含む 5点セット</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>YFFSFDC</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0B2QW7WGY?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p><strong>・Arduinoとパソコンを繋げるUSBtype-BとtypeA</strong></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00NH11KIK?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/41sFXi0YbGL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="Amazonベーシック USB2.0ケーブル プリンター用 1.8m (タイプAオス - タイプBオス)" title="Amazonベーシック USB2.0ケーブル プリンター用 1.8m (タイプAオス - タイプBオス)" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00NH11KIK?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">Amazonベーシック USB2.0ケーブル プリンター用 1.8m (タイプAオス - タイプBオス)</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>Amazonベーシック(Amazon Basics)</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00NH11KIK?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p><strong>・パソコン</strong></p> <p> </p> <p> </p> <h4 id="サーボモーターってなんだ">サーボモーターってなんだ?</h4> <p><span style="font-weight: 400;">サーボモーターとは、角度を制御できるモーターです。ミニ四駆とかに使われているDCモーターは、ぐるぐる回転するものですよね。でも、サーボモーターは90度回転して、90度戻るといった風に回転の角度を変えることができるんです。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709130456.png" width="1200" height="666" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">さっきも見せましたが、</span><span style="font-weight: 400;">「インスタ映え台無しマシーン」や「オンライン飲み会脱出マシーン」で使われています。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709130617.png" width="1200" height="664" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709130626.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <h4 id="1ArduinoIDEをダウンロードしよう">1.ArduinoIDEをダウンロードしよう</h4> <p><span style="font-weight: 400;">まずは、スケッチを書くためのソフトウェア、パソコンで動かすアプリみたいなものです。これをダウンロードします。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">1. </span><a href="https://www.arduino.cc/en/software">Software | Arduino</a>にアクセス</p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">2.windows、mac、Linuxのバージョンのソフトウェアがあるので、自分の持っているパソコンに合ったものをダウンロードしましょう。私はmacなので、macをダウンロードします。(寄付をお願いする画面がでかでかとでてくるのですが、裕福な場合は寄付をカツカツなときは左の「just download」をクリックしましょう。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">3.ダウンロードしたら、そのファイルを開きましょう。開き方が分からなかったら、パソコンで「ダウンロード ファイル 開き方」とかで検索してみてね。検索パワー!</span></p> <p> </p> <h4 id="2回路図を参考にArduinoとパーツを繋げよう">2.回路図を参考にArduinoとパーツを繋げよう</h4> <p><span style="font-weight: 400;">じゃあ、次に回路図を参考に、Arduinoとサーボモーターを繋げてみましょう。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709131358.png" width="1053" height="1200" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">この回路図を元にサーボモーターをArduinoに繋げてみましょう。サーボモーターには3本の線があります。サーボモーターの種類によって色が異なってくるのですが、だいたい端っこの茶色っぽい暗い色の線はArduinoのGND、真ん中の赤っぽい線は、Arduinoの5V、余った黄色っぽい線はデジタルピンの9番に繋げます。</span></p> <p> </p> <h4 id="3Arduinoとパソコンを繋げて書き込みをしよう">3.Arduinoとパソコンを繋げて書き込みをしよう</h4> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">そうしたら、ArduinoとパソコンをUSBケーブルで繋げましょう。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709132526.png" width="1200" height="669" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">1.Arduino IDEを開いてください。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">これをパソコンからArduinoに書き込みをするのですが、その前に設定をします。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">2.一番上のバーから</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709131707.png" width="1200" height="237" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;"><strong>Tools &gt; Boards &gt; Arduino AVR bords &gt; Arduino UNO</strong></span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">を選択します。Arduinoにはたくさん種類があって、今日私たちが使っているのはArduino UNOという種類なので、それを選択しました。</span></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">3.一番上のバーから</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709131852.png" width="1200" height="857" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;"><strong>File &gt; Examples &gt; Servo &gt; Sweep</strong></span></p> <p><span style="font-weight: 400;">を開きます。これが、サーボモーターを動かすスケッチです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">4.その後は、スケッチのウインドウの上にある白い長方形を選択して、一番上に出てくる「<strong>Arduino UNO</strong>」を選択します。</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709131701.png" width="1200" height="747" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">これはパソコンと繋がっているArduinoを選択しています。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">5.スケッチのウインドウの上に<strong>右矢印ボタン</strong>がありますよね。そこをクリックします。そうしたら、書き込みができます。(オレンジ色になっているところ!)</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709131716.png" width="1200" height="749" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>ウィーン</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709132349.png" width="1200" height="670" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709132409.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">動いたらやったね〜! もし、動かない場合は、ジャンパワイヤーを挿す場所を間違っている可能性があります。プリントされている字が小さくて見づらいので、確認してみましょう! 読みにくいよねー。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">ちゃんと動いたら、天才です! 次は、サンプルコードを書き換えて、好きな角度に回転できるようにしましょう。</span></p> <p> </p> <h3 id="サーボモーターのサンプルコードを書き換える"><strong>&lt;サーボモーターのサンプルコードを書き換える&gt;</strong></h3> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">1.Arduino IDEで、サーボモーターのスケッチを全部コピーします。</span></p> <p> </p> <p>2.<strong>File&gt;Newsketch</strong></p> <p><span style="font-weight: 400;">で、書かれているスケッチを全て消して、さっきコピーしたサーボモーターのスケッチを全てペーストしてください。</span></p> <div style="color: #4e5b61; background-color: #ffffff; font-family: Menlo, Monaco, 'Courier New', monospace; font-weight: normal; font-size: 12px; line-height: 18px; white-space: pre;"> <div> </div> <div> <blockquote> <div style="color: #4e5b61; background-color: #ffffff; font-family: Menlo, Monaco, 'Courier New', monospace; font-weight: normal; font-size: 12px; line-height: 18px; white-space: pre;"> <div><span style="color: #728e00;">#include</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #005c5f;">&lt;Servo.h&gt;</span></div> <br /> <div><span style="color: #4e5b61;">Servo myservo;</span><span style="color: #95a5a6;"> // create servo object to control a servo</span></div> <div><span style="color: #95a5a6;">// twelve servo objects can be created on most boards</span></div> <br /> <div><span style="color: #00979d;">int</span><span style="color: #4e5b61;"> pos = </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">;</span><span style="color: #95a5a6;"> // variable to store the servo position</span></div> <br /> <div><span style="color: #00979d;">void</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">setup</span><span style="color: #434f54;">()</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">attach</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">9</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span><span style="color: #95a5a6;"> // attaches the servo on pin 9 to the servo object</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <br /> <div><span style="color: #00979d;">void</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">loop</span><span style="color: #434f54;">()</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #728e00;">for</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos = </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">; pos &lt;= </span><span style="color: #ff0000;">180</span><span style="color: #4e5b61;">; pos += </span><span style="color: #005c5f;">1</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span><span style="color: #95a5a6;"> // goes from 0 degrees to 180 degrees</span></div> <div><span style="color: #95a5a6;"> // in steps of 1 degree</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">write</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span><span style="color: #95a5a6;"> // tell servo to go to position in variable 'pos'</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">delay</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">15</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span><span style="color: #95a5a6;"> // waits 15 ms for the servo to reach the position</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #728e00;">for</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos =<span style="color: #ff0000;"> </span></span><span style="color: #ff0000;">180</span><span style="color: #4e5b61;">; pos &gt;= </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">; pos -= </span><span style="color: #005c5f;">1</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span><span style="color: #95a5a6;"> // goes from 180 degrees to 0 degrees</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">write</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span><span style="color: #95a5a6;"> // tell servo to go to position in variable 'pos'</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">delay</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">15</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span><span style="color: #95a5a6;"> // waits 15 ms for the servo to reach the position</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> </div> </blockquote> <p> </p> </div> </div> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">スケッチを見てみましょう。<span style="color: #ff5252;">180</span>という数字が2つあるのを発見できると思います。ここが、角度を指定している場所なんですね。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">180度回転して、180度戻る。なので、ここを変えると好きな角度で動かすことができるわけです。ちなみにだいたいのサーボモーターは180度までしか動かないので、注意しましょう。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">じゃあ、90度回転するスケッチに書き換えてみましょう。180を90に変更するだけです。簡単だ!</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">書き換えたら、Arduinoとパソコンをつなげて、書き込みしましょう。ちゃんと動いたらOKです。もしプログラムにエラーがでた場合は</span></p> <p>・大切な箇所を消してしまった</p> <p>・プログラムに全角スペースが入り込んだ/全角で数字をタイピングしてしまった</p> <p>などの理由が考えられます。変な箇所を消してしまったら、保存せずにウインドウを消して、もう一度開き直しましょう。全角スペースが原因の場合は、その箇所を消したり、半角に変えたりしてください。</p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">今はパソコンに繋いでいる限り、ずーっと動いていますよね。電源スイッチが欲しいと思います。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">では、次はスイッチを押したらサーボモータが動く仕組みに挑戦しましょう!</span></p> <p> </p> <h3 id="スイッチを押したらサーボモーターが動く"><strong>&lt;スイッチを押したらサーボモーターが動く&gt;</strong></h3> <p> </p> <p><strong>用意するもの</strong></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709133648.png" width="1200" height="662" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">・Arduino UNO</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">・サーボモーター</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">・ジャンパワイヤー 6本</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">・ブレッドボード</span></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00DSKCS68?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51QGfTVwbBL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード" title="サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00DSKCS68?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">サンハヤト SAD-101 ニューブレッドボード</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>サンハヤト</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00DSKCS68?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">・抵抗器(220Ω)</span></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07GDC2KH8?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/415OXYvD5EL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="uxcell 炭素膜抵抗器 500個入り アキシャル リード 220オーム 0.25W 5%許容差 4色バンド" title="uxcell 炭素膜抵抗器 500個入り アキシャル リード 220オーム 0.25W 5%許容差 4色バンド" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07GDC2KH8?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">uxcell 炭素膜抵抗器 500個入り アキシャル リード 220オーム 0.25W 5%許容差 4色バンド</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>uxcell</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07GDC2KH8?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">・タクトスイッチ</span></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B01DP5JR1Y?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/41vYgZ2CPAL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="uxcell タクトスイッチ プラスチック 金属 ブラック 10個入り 防水 押しボタン" title="uxcell タクトスイッチ プラスチック 金属 ブラック 10個入り 防水 押しボタン" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B01DP5JR1Y?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">uxcell タクトスイッチ プラスチック 金属 ブラック 10個入り 防水 押しボタン</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>uxcell</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B01DP5JR1Y?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">ブレッドボードと抵抗器とタクトスイッチ……よくわからないパーツが追加されました。</span></p> <p> </p> <p><strong>・ブレッドボードとは</strong></p> <p><span style="font-weight: 400;">ブレッドボードは、ピンを増やすアイテムです。Arduinoには一つのピンに対して、一つの穴しかないけれど、ブレッドボードをつなぐと穴を拡張することができます。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220611/20220611014424.jpg" width="1200" height="901" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">ブレッドボードのここの列は繋がっているので、例えば、ArduinoのGNDからブレッドボードにジャンパワイヤーを繋げると、</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709134019.png" width="1200" height="864" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;">ここの列が全てGNDのピンになるっていうわけです! 便利アイテム!</span></p> <p> </p> <p><strong>・抵抗器とは</strong></p> <p><span style="font-weight: 400;">抵抗器は、電気の流れに抵抗してくれるパーツ。名前の通りですね。例えば、LEDライトに1.5Vの電池を直接繋げると、LEDライトがそれだけの電気の量に耐えられなくてパーンってショートしてしまうんです。そういったことを防ぐのが、抵抗器の役割です。</span></p> <p> </p> <p><strong>・タクトスイッチとは</strong></p> <p><span style="font-weight: 400;">タクトスイッチは、見ての通り、スイッチ! 電子工作でよく使われます。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">1.この回路図を見ながら、スイッチと抵抗器をつないでいきましょう。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709134538.png" width="1200" height="686" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">2.そこにサーボモーターを足していきます。ちょっと回路図が複雑になってきたけれど、サーボモーターの茶色っぽいのをGND、真ん中を5V、端っこを9番ピンに挿すだけです。</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709134607.png" width="1200" height="712" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">3.Arduino IDEで、スケッチを書いていきましょう。今回は、サーボモーターのサンプルコードに11行足します。</span></p> <p>とりあえず、これをコピペすればOKです。サーボモーターのスケッチに何が足されたのか見てみるとちょっと勉強になるかも。</p> <p> </p> <blockquote> <div style="color: #4e5b61; background-color: #ffffff; font-family: Menlo, Monaco, 'Courier New', monospace; font-weight: normal; font-size: 12px; line-height: 18px; white-space: pre;"> <div><span style="color: #728e00;">#include</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #005c5f;">&lt;Servo.h&gt;</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;">Servo myservo;</span></div> <div><span style="color: #00979d;">int</span><span style="color: #4e5b61;"> pos = </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <br /> <div><span style="color: #00979d;">const</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #00979d;">int</span><span style="color: #4e5b61;"> buttonPin = </span><span style="color: #005c5f;">2</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #00979d;">int</span><span style="color: #4e5b61;"> buttonState = </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <br /> <div><span style="color: #00979d;">void</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">setup</span><span style="color: #434f54;">()</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">attach</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">9</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #d35400;">pinMode</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">buttonPin, INPUT</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #00979d;">void</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #d35400;">loop</span><span style="color: #434f54;">()</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #4e5b61;">buttonState = </span><span style="color: #d35400;">digitalRead</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">buttonPin</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #728e00;">if</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">buttonState == HIGH</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #728e00;">for</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos = </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">; pos &lt;= </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">; pos += </span><span style="color: #005c5f;">1</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">write</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #728e00;">else</span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #728e00;">for</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos = </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">; pos &lt;= </span><span style="color: #005c5f;">90</span><span style="color: #4e5b61;">; pos += </span><span style="color: #005c5f;">1</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">write</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #d35400;">delay</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">15</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #d35400;">delay</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">100</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #728e00;">for</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos = </span><span style="color: #005c5f;">90</span><span style="color: #4e5b61;">; pos &gt;= </span><span style="color: #005c5f;">0</span><span style="color: #4e5b61;">; pos -= </span><span style="color: #005c5f;">1</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;"> </span><span style="color: #434f54;">{</span></div> <div><span style="color: #d35400;">myservo</span><span style="color: #4e5b61;">.</span><span style="color: #d35400;">write</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #4e5b61;">pos</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #d35400;">delay</span><span style="color: #434f54;">(</span><span style="color: #005c5f;">15</span><span style="color: #434f54;">)</span><span style="color: #4e5b61;">;</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> <div><span style="color: #434f54;">}</span></div> </div> </blockquote> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">スイッチを押すと、サーボモーターが動きます。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">動かなかったら、ちゃんとピンがささっているかなどを確認しましょう。</span></p> <p> </p> <h3 id="インスタ映え台無しマシーンを作ろう"><strong>&lt;インスタ映え台無しマシーンを作ろう&gt;</strong></h3> <p><span style="font-weight: 400;">動いたはいいけど、何を作れば良いかわからないという人は多いと思います。そんな方々のために、今日はインスタ映え台無しマシーンを作ってみましょう。スイッチを押すとスマホのカメラに親指が映り込んじゃうそんなマシーンです。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">用意するものは、どのご家庭にもある指です。</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709134823.png" width="1200" height="668" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709134852.png" width="1200" height="667" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">これはマジック用の指なのですが、amazonなどで購入できます。ぜひ買ってみてね。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">1.サーボモーターの羽の部分につけます。付け方はグルーガンや接着剤、両面テープなどでくっつけてください。</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709135536.png" width="1200" height="669" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709135429.png" width="1200" height="667" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;">あまり工作をしないとグルーガンという言葉は聞き馴染みがないと思います。これは、グルースティックという固形の接着財を熱で溶かして抽出し、空気に触れさせて固めることで接着するアイテムです。瞬間接着剤と違って、粘土みたいにけっこうどろんとしているので、デコボコした面を接着するときや、「えーいくっつけー」みたいなときにとても役に立ちます。100円ショップなどでも売ってますよ。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">2.</span><span style="font-weight: 400;">ブレッドボードとサーボモーターを両面テープでスマホカバーに接着します。</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709135456.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /></p> <p><span style="font-weight: 400;">3.電源ですが、モバイルバッテリーを使うとコンパクトになります。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">4.完成!</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">これで、</span><span style="font-weight: 400;">指が映り込んで、インスタ映えを台無しにすることができますね。やったぜ!</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709135637.gif" width="480" height="270" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230709/20230709135631.png" width="1200" height="665" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /><br /></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">こうやって、技術を覚えて、これを使ってどういう物を作れば良いかな?と考えるのもたのしいです。</span></p> <p> </p> <h3 id="宿題">&lt;宿題&gt;</h3> <p><span style="font-weight: 400;">今回の宿題は、<strong>サーボモーターで無駄なものを作ってみよう</strong>です。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">「#無駄づくりの学校」をつけて、Twitterに投稿してください。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">投稿された物は動画で紹介します〜!ぜひ変なものを作ったら投稿してみてください。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">次は、センサーを使ってマシーンを作る方法についての授業です。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">お楽しみに!</span></p> <p><br /><br /></p> fujiwaram 【ライフハック】トロフィーを発注すると気分があがる hatenablog://entry/820878482947710440 2023-07-20T08:00:00+09:00 2023-07-20T08:00:04+09:00 藤原麻里菜です。 日々が憂鬱でしかたがない。いや、昨日結婚したんだけど、結婚ごときじゃ私の憂鬱さは晴れないよ。なので、ずっと前からあるものを発注していた。トロフィーだ。 私はよく憂鬱なことがあると、トロフィーを発注して気分をよくしている。 みなさんへご報告勝手にトロフィーを作って勝手に優勝すると元気が出ます pic.twitter.com/VJb2krWo8A — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) 2021年9月30日 数千円から数万円まで、一つから発注できる。一つから発注できるというところがポイントで、まあトロフィーだから一つのものを100個注文… <p>藤原麻里菜です。</p> <p>日々が憂鬱でしかたがない。いや、昨日結婚したんだけど、結婚ごときじゃ私の憂鬱さは晴れないよ。なので、ずっと前からあるものを発注していた。トロフィーだ。</p> <p>私はよく憂鬱なことがあると、トロフィーを発注して気分をよくしている。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">みなさんへご報告<br /><br />勝手にトロフィーを作って勝手に優勝すると元気が出ます <a href="https://t.co/VJb2krWo8A">pic.twitter.com/VJb2krWo8A</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1443412747429892103?ref_src=twsrc%5Etfw">2021年9月30日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p>数千円から数万円まで、一つから発注できる。一つから発注できるというところがポイントで、まあトロフィーだから一つのものを100個注文する人なんていないと思うのだが、個人で何かを作るのに最低ロット数が1個というグッズはありがたい。</p> <p>前回は小さいサイズで、たしか3000円くらいだったと思う。しかし、今回は私の誕生日プレゼントも兼ねているので1万円を超えるどデカいものを発注することにした。</p> <p> </p> <p>そして届いたのがこちらの箱です。</p> <p> </p> <p>でかすぎる。思っていた以上にでかい。でかすぎて笑えてくるが、でかいというだけで気分が盛り上がるのを感じる。そして、開封したのがこちらです。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220611/20220611000432.jpg" width="1200" height="901" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220611/20220611000646.jpg" width="1200" height="901" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /><br /></p> <p> </p> <p>以前と同じで「生きているだけで優勝」という文言にしてみた。なんかちょっとこすっている気がするが、私は生きているだけで優勝しているのだという強い気持ちでいたい。この2年、本当にいろんなことがあった。はじめてのバカでか鬱になってウワウワしてた。以前の「生きているだけで優勝」とは重みが違うのだ。我々は生きてるだけで最高なのだ。鬱の期間はあんまりなにも作ることができなくて、なにかを作れない苦しみをぞんぶんに感じた。作るといっても役に立たないガラクタなんだけれど、それでも手を動かせないことがこんなにもつらいことだとは思わなかった。今は手を動かしたり仕事ができるようになったんだけれど、鬱の影というのはそう簡単に消えるものじゃない。</p> <p> </p> <p>そんな鬱々とした気持ちからちょっとでもハイに切り替えるために、無駄なことをたくさんしている。たとえば「5月中は傘を差さない」とか「メルカリで知らない子供の絵を買う」とか。やる前は無意味そうなことにあえて挑戦してみることで、新しい価値が発見できたりしておもしろい。それ以前に、なにかのアイデアをやることって、気分がよくなる。そのアイデアが自分のためになるとか人の役に立つとかは関係なくて、とりあえず緩やかな"やることがある"という状態が人を心地よくさせる気がする。</p> <p>ということで、今回はトロフィーを買ってみた。自分で自分にトロフィーを買うことは無駄かもしれないが、こんなバカでかトロフィーが目に入る場所にあるだけで、笑ってしまうし、邪魔すぎるし、強い気持ちになれるし邪魔だし、邪魔だ。</p> <p>とにかく邪魔すぎて、誰かにあげようかという気持ちになっている。2000円でメルカリに出そうかな。</p> fujiwaram 「絶対に目が合うメガネ」を開発しました hatenablog://entry/820878482950488281 2023-07-17T10:45:36+09:00 2023-07-17T10:45:36+09:00 藤原麻里菜です。 人と目を合わせて喋ることがとても苦手です。首元を見るのが良いと聞いたことがあるのですが、首ですら見ることができません。人間を見ながら喋ることがむずかしい。気心知れた人や、カメラが回っていたりしたら大丈夫なのですが、完全なプライベートとなると怖いし恥ずかしい。なので、絶対に目が合うメガネを開発しました。 人と目を合わせて喋るのが苦手なので「どの方向からも絶対に目が合うメガネ」を開発しました pic.twitter.com/wjW9RbKczN — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) 2023年7月16日 どの方向から、どこから見ても目… <p>藤原麻里菜です。</p> <p>人と目を合わせて喋ることがとても苦手です。首元を見るのが良いと聞いたことがあるのですが、首ですら見ることができません。人間を見ながら喋ることがむずかしい。気心知れた人や、カメラが回っていたりしたら大丈夫なのですが、完全なプライベートとなると怖いし恥ずかしい。なので、絶対に目が合うメガネを開発しました。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717103852.gif" width="300" height="169" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">人と目を合わせて喋るのが苦手なので「どの方向からも絶対に目が合うメガネ」を開発しました <a href="https://t.co/wjW9RbKczN">pic.twitter.com/wjW9RbKczN</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1680453457281679360?ref_src=twsrc%5Etfw">2023年7月16日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p>どの方向から、どこから見ても目が合う。何人同時に私を見ようと、どこからでも目が合うという仕様です。</p> <p> </p> <p>用意するものは</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104145.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>・メガネ(100円ショップとかで売っているやつ)</p> <p>・コピー用紙</p> <p>・接着剤</p> <p>・マーカー</p> <p>・カッター</p> <p>・テープ</p> <p> </p> <p>まずは、自分の目の部分を15cmくらいの横幅にプリントします。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104124.png" width="1200" height="667" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>そして、マーカーでコピーした紙にメガネのあたりをつけます。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104206.png" width="1200" height="679" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>そこを切り抜きます。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104222.png" width="1200" height="667" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>そうしたら、白目の部分をくり抜きます。ここで気づくのですが、白目の部分ってかなりぼんやりしていて、境目がよくわからないのですが、勢いに任せて切ってください。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104239.png" width="1200" height="674" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>コピー用紙の余った部分に黒い丸を2つ描きます。だいたい小指の爪くらいの大きさかなという所感ですが、小さめに描いて、あとで微調整するのもいいと思います。そこは各自任せます。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104255.png" width="1200" height="670" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>黒い点を描いた紙を余白を残して切り取ります。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104310.png" width="1200" height="677" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>ここからがポイントで、黒い点を描いた紙をたわめて、切り抜いた目の紙の裏にテープで貼り付けます。たわめることで、どこからでも目が合うようになる錯覚が生まれるわけです。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104326.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>余計なテープを切り抜き、メガネの内側に接着剤で貼り付けます。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104342.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>余分に出てしまった紙をカッターで切ったり内側に押し込めて整えたら完成です。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230717/20230717104422.png" width="1200" height="639" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>これで、目を合わせながら人と喋ることができそうです。</p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08YDLY3PN?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51VHxIzVmrL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="目を合わせるということ" title="目を合わせるということ" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08YDLY3PN?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">目を合わせるということ</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span><a href="https://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E2%A5%E2%A5%B3%A5%B0%A5%DF%A5%AB%A5%F3%A5%D1%A5%CB%A1%BC" class="keyword">モモコグミカンパニー</a></li> <li>シンコーミュージック・エンタテイメント</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08YDLY3PN?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> fujiwaram お弁当に入っているアレのアクリル仕切りを作りました hatenablog://entry/820878482950002078 2023-07-16T10:00:00+09:00 2023-07-16T16:08:41+09:00 藤原麻里菜です。 お弁当に入っている仕切りの「バラン」ってすごくかわいいですよね。 あーでっかくしたい! ちいさいものをでっかくしてかわいさを削ぎ落としたい! という欲望が現れたので、バランをでっかくして、人間を仕切るパーティションにしたいと思います。 まず、緑色のアクリル板を切るところから始めたいのですが、私の所有しているレーザーカッターだとあまり大きなものを切ることができないので、アクリル板を販売している「アクリルショップはざいや」というお店にデータを送って、カットしてもらいました。 それに、カッティングシートでバランの縦線を入れたら完成です。 バランに仕切られる人間が完成した。 お弁当の… <p>藤原麻里菜です。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715134457.png" width="1200" height="671" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>お弁当に入っている仕切りの「バラン」ってすごくかわいいですよね。</p> <p>あーでっかくしたい! ちいさいものをでっかくしてかわいさを削ぎ落としたい! という欲望が現れたので、バランをでっかくして、人間を仕切るパーティションにしたいと思います。</p> <p>まず、緑色のアクリル板を切るところから始めたいのですが、私の所有しているレーザーカッターだとあまり大きなものを切ることができないので、アクリル板を販売している「アクリルショップはざいや」というお店にデータを送って、カットしてもらいました。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630103722.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630113044.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630115318.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>それに、カッティングシートでバランの縦線を入れたら完成です。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630115616.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715134357.png" width="1200" height="666" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715134427.png" width="1200" height="670" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>バランに仕切られる人間が完成した。</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">お弁当の気持ちになれるパーティションを作りました <a href="https://t.co/4MJ4QUl1tw">pic.twitter.com/4MJ4QUl1tw</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1680026896459857931?ref_src=twsrc%5Etfw">2023年7月15日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07NBF9BSY?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51BQfTYuFzL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="まごころ弁当 [ 健康バランス食 14食 セット ] 冷凍弁当 栄養バランス 塩分調整 / 冷凍おかず 冷凍 弁当 まごころケア食 / 管理栄養士による献立 冷凍弁当おかずのみ" title="まごころ弁当 [ 健康バランス食 14食 セット ] 冷凍弁当 栄養バランス 塩分調整 / 冷凍おかず 冷凍 弁当 まごころケア食 / 管理栄養士による献立 冷凍弁当おかずのみ" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07NBF9BSY?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">まごころ弁当 [ 健康バランス食 14食 セット ] 冷凍弁当 栄養バランス 塩分調整 / 冷凍おかず 冷凍 弁当 まごころケア食 / 管理栄養士による献立 冷凍弁当おかずのみ</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>まごころ弁当</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B07NBF9BSY?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00SKQE016?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/41h2-fyQMkL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="スケーター(Skater) ダイカット ランチボックス 300ml 弁当箱 ハローキティ 14 サンリオ LBD2-A" title="スケーター(Skater) ダイカット ランチボックス 300ml 弁当箱 ハローキティ 14 サンリオ LBD2-A" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00SKQE016?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">スケーター(Skater) ダイカット ランチボックス 300ml 弁当箱 ハローキティ 14 サンリオ LBD2-A</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>スケーター(Skater)</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B00SKQE016?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> fujiwaram パピコの片割れだけ冷やす冷凍庫を作りました hatenablog://entry/820878482950001182 2023-07-15T13:22:05+09:00 2023-07-16T16:08:49+09:00 藤原麻里菜です。 みなさんは、片割れパピコをどうしていますか? ひとつは自分で食べるとして、もう一つの行方は3パターンに分かれると思います。一つは近くにいる人にあげる。もう一つは近くに誰もいないので冷凍庫にしまっておく。最後のパターンとしては、全部自分一人で食べちゃう。私は誰ともシェアせずに冷凍庫にしまっておくパターンの人です。 そういえば、以前パピコでこんな発明をしました。 友達がいなくても、パピコを食べれるマウントを開発しました。 pic.twitter.com/rgKnNOLXkK — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) 2016年4月19日 … <p> </p> <p>藤原麻里菜です。</p> <p>みなさんは、片割れパピコをどうしていますか? ひとつは自分で食べるとして、もう一つの行方は3パターンに分かれると思います。一つは近くにいる人にあげる。もう一つは近くに誰もいないので冷凍庫にしまっておく。最後のパターンとしては、全部自分一人で食べちゃう。私は誰ともシェアせずに冷凍庫にしまっておくパターンの人です。</p> <p> </p> <p>そういえば、以前パピコでこんな発明をしました。</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">友達がいなくても、パピコを食べれるマウントを開発しました。 <a href="https://t.co/rgKnNOLXkK">pic.twitter.com/rgKnNOLXkK</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/722434008080994306?ref_src=twsrc%5Etfw">2016年4月19日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p>いっぺんにパピコを食べられるマウントです。これがあれば、シェアする相手がいなくても、一人で全部食べられますね。当時は友達がほとんどおらず、恋人もおらず、家族とも離れて一人で暮らしていたので、こういった発明品が生まれたのだと思います。今の私は元気です。</p> <p> </p> <p>この発明品も気に入っているのですが、問題があって、これでいっぺんに食べるとお腹が痛くなります。私は胃腸の弱い人間なので、パピコを全て食べるというのはなかなか苦しい。なので、冷凍庫にしまうのが一番いいのではないか……という結論に至りました。</p> <p>ということで、パピコの片割れ専用の冷凍庫を作ってみました。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715130713.png" width="1200" height="842" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>Fusion360というCADソフトでデザインをします。</p> <p>それを3Dプリンターで出力し、下の部分にドライアイスを入れたら完成です。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715131941.png" width="1000" height="559" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715131949.png" width="1000" height="712" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230715/20230715131959.png" width="1000" height="684" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>これで片割れパピコをいつでもどこでも冷やすことができます。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">余ったパピコ一個用の冷凍庫を作りました。これで行き場所のない片割れパピコを食べる時まで冷やせます <a href="https://t.co/wGMMZOD1oI">pic.twitter.com/wGMMZOD1oI</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1679772722170044417?ref_src=twsrc%5Etfw">2023年7月14日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> fujiwaram 生活が楽しくなる無駄なアイデアの考え方【無駄づくりの学校】 hatenablog://entry/820878482943952662 2023-07-14T10:17:46+09:00 2023-07-14T10:17:46+09:00 無駄、かもしれない。けど、作ろう。自己表現の無駄づくりの学校! 「とにかくなにかをつくろう」をテーマに、物作りのノウハウをみんなにティーチしていく超最先端の学校です。先生の藤原麻里菜です。隣にいるのは、意味のないマスコットの無くんです。 私は「無駄づくり」ということをやっています。あんまり役に立たないけれど、思いついちゃったものを作るというプロジェクトで、8月で10周年になります。10年も無駄なものを作っています。この世界って、すごく寛容だね。 オンライン飲み会から緊急脱出できるマシーンを作りました pic.twitter.com/gB2Ur6f21i — 藤原 麻里菜 | Marina Fu… <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230714/20230714101648.png" width="1200" height="587" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">無駄、かもしれない。けど、作ろう。自己表現の無駄づくりの学校!</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">「とにかくなにかをつくろう」をテーマに、物作りのノウハウをみんなにティーチしていく超最先端の学校です。先生の藤原麻里菜です。隣にいるのは、意味のないマスコットの無くんです。</span></p> <p>私は「無駄づくり」ということをやっています。あんまり役に立たないけれど、思いついちゃったものを作るというプロジェクトで、8月で10周年になります。10年も無駄なものを作っています。この世界って、すごく寛容だね。</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">オンライン飲み会から緊急脱出できるマシーンを作りました <a href="https://t.co/gB2Ur6f21i">pic.twitter.com/gB2Ur6f21i</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1255499143147147265?ref_src=twsrc%5Etfw">2020年4月29日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">今回は、「アイデア」についてお話していきたいと思います。無駄づくりというプロジェクトを通して、たくさんのアイデアを考えてきました。そこで、「アイデアを考え、実行する」をルーティンにすることで、生活がもっと楽しくなる。創作との距離がぐっと近くなる。そんなことを忙しいみなさんに向けて、長尺でだらだらお話していきたいと思っております。</span></p> <p> </p> <p>この記事は、YouTubeチャンネル「無駄づくり」での「無駄づくりの学校#1」を元に編集を加えて執筆しております。</p> <p> </p> <ul class="table-of-contents"> <li><a href="#アイデアを考えること">&lt;アイデアを考えること&gt;</a><ul> <li><a href="#L憂鬱に支配されちゃう人こそアイデアを考えてほしい">L憂鬱に支配されちゃう人こそアイデアを考えてほしい</a></li> </ul> </li> <li><a href="#アイデアはいつおもいつくか">&lt;アイデアはいつおもいつくか&gt;</a></li> <li><a href="#無駄づくりのアイデアの考え方">&lt;無駄づくりのアイデアの考え方&gt;</a><ul> <li><a href="#L問いを立てて解答する">L問いを立てて、解答する</a></li> <li><a href="#Lたくさんお題を変える">Lたくさんお題を変える</a></li> <li><a href="#Lピンとこない解答に固執しない">Lピンとこない解答に固執しない</a></li> </ul> </li> <li><a href="#問題から考える">&lt;問題から考える&gt;</a><ul> <li><a href="#Lシチュエーションを狭めて問題を見つける">Lシチュエーションを狭めて問題を見つける</a></li> <li><a href="#L3つの軸で解答する">L3つの軸で解答する</a></li> </ul> </li> <li><a href="#明日楽しくなるアイデアを考えよう">&lt;明日楽しくなるアイデアを考えよう&gt;</a><ul> <li><a href="#L余計なことをしよう">L余計なことをしよう</a></li> </ul> </li> <li><a href="#どうやって実現するかを考える">&lt;どうやって実現するかを考える&gt;</a><ul> <li><a href="#Lアイデアをどう実現させるかを現実的に考える">Lアイデアをどう実現させるかを現実的に考える</a></li> </ul> </li> <li><a href="#今回の宿題無駄づくりのアイデアを考えてみよう">今回の宿題:無駄づくりのアイデアを考えてみよう</a></li> </ul> <p> </p> <p> </p> <h3 id="アイデアを考えること"><strong>&lt;アイデアを考えること&gt;</strong></h3> <p><span style="font-weight: 400;">まずは、アイデアを考えることを生活に組み込むとどういうメリットがあるかを説明していきます。</span></p> <ul> <li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-weight: 400;">生活が楽しくなる</span></li> <li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-weight: 400;">悩み事や憂鬱な気分から離れて没頭することができる</span></li> <li style="font-weight: 400;" aria-level="1"><span style="font-weight: 400;">アイデアが自分を突き動かしてくれる</span></li> </ul> <p><span style="font-weight: 400;">自分の底から湧き出るアイデアがないと、なんだか日々が憂鬱になってきます。新しいことは外からではなく、自分の中から湧き出るものです。</span></p> <p> </p> <h4 id="L憂鬱に支配されちゃう人こそアイデアを考えてほしい">L憂鬱に支配されちゃう人こそアイデアを考えてほしい</h4> <p>私は慢性的に不安を感じたり憂鬱になる病気を持っていて、ほっておくと気分が落ち込みます。そんな私を整えてくれるのが、思いついたしょうもないアイデアたちなんです。</p> <p> </p> <p>去年、すごく体調を崩していました。歩くこともできないくらい、つらかったです。でも、寝たり、踊ったりと気分を少しでもマシにして、家でノートを開いてアイデアを考えることを始めました。そうしたら、ちょっと今を楽しめる感覚が得られたんです。</p> <p>そこから、どんなに憂鬱でつらい日も、喫茶店に行ってノートを開いて、アイデアを考えていました。ほとんどがつまらないアイデアなんですが、たまにおもしろいやつを思いついたら、あー楽しいなーという気持ちになります。そして、アイデアを考えることを毎日のルーティンにしました。どんなときも、機械的にカフェに行って、ノートを開いてぼんやり考えることを日課にしました。1ヶ月経って、すごく気分が楽になったんです。失っていた意力や興味もむくむくと増え出しました。</p> <p>時間が解決したのか、薬がよく効いたのか、アイデアの効力なのかわからないのですが、それでもアイデアを考えて「お!これやろう!」と自分をワクワクさせるのは、生活を豊かにさせます。</p> <p>だから、私と同じように憂鬱に支配されちゃいがちな人は、ぜひアイデアを考えることをルーティン化してほしいなと思うのです。</p> <p> </p> <h3 id="アイデアはいつおもいつくか"><strong>&lt;アイデアはいつおもいつくか&gt;</strong></h3> <p>アイデアはいつ思いつくかという質問はすごく<span style="font-weight: 400;">よく聞かれるんですが、ぼーっとしているときが多いです。でも、毎時間ぼーっとしているわけじゃないです。</span></p> <p> </p> <ul> <li><strong>机に向かってたくさん考える(カフェや自宅、作業場でノートを開いて考える)</strong></li> <li><strong>ぼーっとする時間を確保する(移動、お風呂、寝る前に頭の中で考える)</strong></li> </ul> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">これをルーティンにすることで、アイデアが思いつきやすくなります。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">また、気分というのが一番大切だなと思っています。</span><span style="font-weight: 400;">私は、<strong>「ご機嫌なとき」</strong></span><span style="font-weight: 400;">にアイデアを思いつくことが多いです。憂鬱なときこそ、アイデアを考えるべきだと言ったのに、結局、ご機嫌なときにしかアイデアが思いつかないとは。なんというパラドックスなのでしょうか。</span></p> <p> </p> <p>憂鬱なときこそ、アイデアを考えて欲しいんです。すごく憂鬱なときは、なにごとも楽しめません。でも、「明日、ギリシャ料理食べようかな」と思いつくことで、ちょっと明日が楽しみになってきませんか。大きな、すべてを変えるようなアイデアじゃなくていいんです。ちょっと明日が楽しみになることを毎日考えてみてほしいのです。</p> <p><span style="font-weight: 400;">なので、まずは憂鬱な気分をちょっとでもご機嫌にするために、「なにも気にせず寝る」「何も気にせず踊る」をやって、アイデアを考える準備をしましょう。</span></p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">ということで、ダンスタイムだ!</span></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625124604.png" width="1000" height="556" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/XaCrQL_8eMY?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" title="Lizzo - Juice (Official Video)" id="widget2"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.youtube.com/watch?v=XaCrQL_8eMY">www.youtube.com</a></cite></p> <p> </p> <h3 id="無駄づくりのアイデアの考え方"><strong>&lt;無駄づくりのアイデアの考え方&gt;</strong></h3> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625124609.png" width="1000" height="511" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;">アイデアの考え方には二つのパターンがあります。「拡散思考」と「収束思考」です。</span></p> <ul> <li><strong>拡散思考ー新しい発想を自由に、しかも無数に生み出していく思考法</strong></li> <li><strong>収束思考ー論理的に考えて、一つの最適解を導き出す思考法</strong></li> </ul> <p><span style="font-weight: 400;">アイデアはこの2つの思考法を繰り返すことで、ブラッシュアップされていって、最終的に一つのアイデアになります。拡散思考で一つの問いに対して、たくさん変な答えを出していって、収束思考でそこから一つ、現実的に実現できるように考えていくって感じです。</span></p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625125349.png" width="1000" height="483" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;">無駄づくりのアイデアを考えるときのコツは、</span><span style="font-weight: 400;">頭を悪くすることです。みんな馬鹿になろう!</span></p> <p> </p> <h4 id="L問いを立てて解答する"><strong>L問いを立てて、解答する</strong></h4> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625124614.png" width="1000" height="480" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><strong>無駄づくりのアイデアの考え方</strong></p> <ol> <li>言葉を10個書き出す</li> <li>その中から1つ興味のわいたものをピックアップする</li> <li>変な○○、どんなの?と問いを立てる</li> <li>そこから発展させて、どんどん問いを立てていく</li> </ol> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">まず、言葉を10個ノートに書きます。目に見えたものや、ふと思い浮かんだもので大丈夫です。その中からぐっとくる言葉を一つ選んでください。そして、変な○○とは何かを考えます。例えば、スマホカバーだとしたら、「変なスマホカバー、どんなの?」とお題を出します。すると、「重すぎる」「ベタベタしてる」「操作を邪魔してくる」と、出てきますよね。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">これだけだとあんまり面白くない。なぜなら、抽象的すぎるからです。ここから、たくさん想像力を膨らましてください。「操作を邪魔してくるスマホカバーって、どんなの?」とまた問いを立てる。そうしたら、「勉強中にスマホを触ろうとするとそれを阻止する」「YouTubeの広告がスキップできない」「お酒を飲んだ状態だとカバーが開かない」と、もっと具体的なアイデアがでてきます。アイデアを考える最初の段階では、拡散思考が大切なので、一つの問いに対して、たくさん解答を出すようにしてください。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">私は、大喜利的にアイデアを考えることが多いです。でも、実際の大喜利と違って自分一人で誰も観客も相手もいない。制限時間もない。自分がくすっと笑えるアイデアが生まれるまで、永久に続けられる大喜利なんです。ここでポイントなのが、</span></p> <ul> <li><strong>たくさんお題を変える</strong></li> <li><strong>ピンとこない解答に固執しない</strong></li> </ul> <p><span style="font-weight: 400;">です。</span></p> <h4 id="Lたくさんお題を変える">Lたくさんお題を変える</h4> <p><span style="font-weight: 400;">例えば、スマホカバーの会社の人が会社から「新しいスマホカバーを考えて」ってお題を出されて、そのアイデアを出さないといけないとします。でも、「新しいスマホカバー、どんなの?」というお題だとなかなか思いつかない。そんなときはお題を変えるんです。「ヤンキーが使うスマホカバー、どんなの?」「これを使ったら急にモテ始めた。どんなスマホカバー?」とか。そうやってお題を変えることで、アイデアが思いつきやすくなるんです。</span></p> <p> </p> <h4 id="Lピンとこない解答に固執しない">Lピンとこない解答に固執しない</h4> <p>おもしろくないなと思ったり、(発表する場合は)誰かがすでにやっていたり、なんだかしっくりこないなと思ったら、固執せずに新しいものを考えましょう。「アイデアは枯渇しない」って、とある芸人さんが言っていたのを私は信じています。湧き出そうとすればするほど、湧き出てくるものだと、私は思っています。</p> <p> </p> <h3 id="問題から考える"><strong>&lt;問題から考える&gt;</strong></h3> <h4 id="Lシチュエーションを狭めて問題を見つける"><strong>Lシチュエーションを狭めて問題を見つける</strong></h4> <p><span style="font-weight: 400;">アイデアの基本っていうのは、問題と解答にあります。だから、問題を見つけたら、アイデアが生まれ放題なわけです。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">シチュエーションを狭めると問題を見つけやすくなります。例えば、生活の問題とすると漠然としすぎてあまり問題が見つからないけれど、</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">生活&gt;家&gt;キッチン&gt;洗い物の問題</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">と狭めることで、問題が見つけやすくなります。例えば、</span><span style="font-weight: 400;">スプーンとかおたまを洗うときに水が跳ね返ってくるとか。見つけたら</span><span style="font-weight: 400;">、その解答を考えてみましょう。</span></p> <p> </p> <h4 id="L3つの軸で解答する"><strong>L3つの軸で解答する</strong></h4> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625124619.png" width="1000" height="484" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><span style="font-weight: 400;">まずは、問題の解答を3つあげることが重要です。さっき話した拡散思考というやつです。一つで満足しないことが重要です</span><span style="font-weight: 400;">。3つの軸を元に考えてみましょう。</span></p> <ul> <li><strong>根本的解決</strong></li> <li><strong>間接的解決</strong></li> <li><strong>開き直り</strong></li> </ul> <p><span style="font-weight: 400;">です。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">例えば「スプーンを洗うとき水がびしゃびしゃになる」という問題を解決したい場合、</span></p> <p> </p> <p><strong>1.水がびしゃびしゃにならないスプーンを作る(根本的解決)</strong></p> <p><strong>2.水が跳ねないようにストッパーみたいなのを作る(間接的解決)</strong></p> <p><strong>3.水がびしゃびしゃになるスプーンを作る(開き直り)</strong></p> <p> </p> <p>という解答が浮かびました。</p> <p><span style="font-weight: 400;">問題と、解答。解決じゃないところがポイントです。問題を解決することだけがアイデアの正解じゃない。開き直ってみると、変なアイデアが思いつきやすくなります。</span></p> <p> </p> <h3 id="明日楽しくなるアイデアを考えよう"><strong>&lt;明日楽しくなるアイデアを考えよう&gt;</strong></h3> <h4 id="L余計なことをしよう">L余計なことをしよう</h4> <p>無駄づくりのアイデアの出し方のパターンを2つご紹介しましたが、憂鬱なときに大事なのは、明日楽しくなるアイデアです。実は、文學界という雑誌で「余計なことで忙しい」という連載を月1でやっているのですが、これがけっこう私の精神を救ってくれました。どういう連載かというと、価値のわからないことをすることで、新しい価値を発見したり、よくわからないなあと思ったことを率直に書いています。今までやったことを挙げると、</p> <p>・傘を差さずに一ヶ月過ごす</p> <p>・自分の嫌いな食べ物だけを集めたパーティを開催する</p> <p>(みんなが美味しそうに食べているのに自分だけ食べられない)</p> <p>・メルカリで知らない子供の絵を買う</p> <p>・飲食自由主義。世界中を90分食べ放題とする</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">「メルカリで知らん子が描いた絵を買う」というタスクを完了しました<a href="https://twitter.com/hashtag/30%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AB%E5%88%A5%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%84%E4%BD%99%E8%A8%88%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8ToDo%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#30までに別にしなくてもいい余計なことToDoリスト</a> <a href="https://t.co/XPXv4c2FRz">pic.twitter.com/XPXv4c2FRz</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1448219113348730885?ref_src=twsrc%5Etfw">2021年10月13日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p>などです。なんでこんなことしてるんだ? と、思うことばかりやっています。連載があるから(仕事になっているから)挑戦する部分もやはりあるのですが、それ以上に「無駄かもしれないけれど、ちょっとやってみたい!」とワクワクする部分を大切にしています。仕事じゃなくても、暇があったらやってるな、という気概で挑んでいます。</p> <p>冒頭で言った通り、私は体調をかなり崩していました。でも、「余計なことで自分を忙しくする」ことを月に1回行うことがルーティンになったおかげで、アイデアを考えるのが楽しくなったし、生活のおもしろさが倍増しました。例えば、傘を差さずに一ヶ月過ごしたときなんかは、雨が降る度にワクワクしました。「今日も傘差さないぞ!」って。</p> <p> </p> <p>なので、ぜひみなさんも「余計なこと」をキーワードに新しいことを考えてほしいなと思います。「なんでそんなことするの?」と人から言われるような、どうでもいいことを真剣にやってみましょう。</p> <p> </p> <h3 id="どうやって実現するかを考える"><strong>&lt;どうやって実現するかを考える&gt;</strong></h3> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">ここからが重要なのですが、今回の授業のテーマは「アイデアを考え、実行する」ことです。実行というのが大きなハードルになってくるんですよね。普通は、情熱が続かなくて実行まで至らないケースが多い。アイデアを考えるだけ考えて、実際にはやらない。それって、すごくもったいないことなんです。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">私個人の話をすると、みんなの頭の中をみてみたいんです。どんなこと考えているのか、知りたい。おしゃべりで話すより、実際にアイデアを実現させて、作り上げてほしいんです。その方が、その人のことがよくわかる気がします。そして、自分のこともよくわかるようになります。</span></p> <p>もちろん、思いついたけれど、「ちょっと自分がやるのは違うかな」とか「人が不愉快になるかな」というアイデアは実行しないようにしています。例えば、最近は「セクシー大根のラブドール」というアイデアを思いついたのですが、これをやってTwitterとかYouTubeのアカウントがバンされたらやだなーと思ってやめました。</p> <p><span style="font-weight: 400;">無駄づくりでは、<strong>「有用性という言葉を捨てて、人間の精神を解放せよ」</strong>という言葉を大切にしています。プリンストン高等研究所のエイブラハム・フレクスナー氏の言葉です。無駄でもいいから、とりあえず作ろうぜ。何になるか分からないけれど、とりあえず手を動かそうぜ。ということを伝えたいぜ。</span></p> <p> </p> <h4 id="Lアイデアをどう実現させるかを現実的に考える"><strong>Lアイデアをどう実現させるかを現実的に考える</strong></h4> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">水がびしゃびしゃになるスプーンを作ったとき</span><span style="font-weight: 400;"><br /><br /></span></p> <ul> <li style="list-style-type: none;"> <ul> <li style="font-weight: 400;" aria-level="2"><span style="font-weight: 400;">1.3Dプリンターで作る</span></li> <li style="font-weight: 400;" aria-level="2"><span style="font-weight: 400;">2.CNCで切削して作る</span></li> <li style="font-weight: 400;" aria-level="2"><span style="font-weight: 400;">3.陶器で作る</span></li> </ul> </li> </ul> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">この3つの案が出ました。これは拡散思考ですね。この中から私は3Dプリンターを選びました。なぜなら、私でも扱いやすく、失敗を繰り返すことができるからです。これが論理的に一つの答えを出す収束思考です。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">どうやって作るかをざっくり決めたら、あとは手を動かしていきましょう。アイデアを実現させる過程でも、様々な問題が出てくると思います。そこでも拡散思考と収束思考を繰り返して、完成させます。ぶかっこうでもいいから、とにかく完成させることが重要です。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">私も諦めることとか、飽きちゃうことは多いです。自分のプロジェクトだから、飽きちゃったらしょうがない部分はあるけれど、スケジュールを決めて完成までこぎつけるといいかもしれません。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">アイデアの出し方ですが、他にもいっぱいあります。人によっても違うと思うし、こんなプロセスを踏まなくても突然、降りてくることもあります。ここまで読んでもらって悪いけれど、話半分に聞いてね。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">そして、実は「考える術」という本のなかに、私の発想法がたくさんのっているので、気になった方は手に取ってください。</span></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08N694ZFZ?tag=togenkyoo0d-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51WZ7uPP+UL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="考える術――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71" title="考える術――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08N694ZFZ?tag=togenkyoo0d-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">考える術――人と違うことが次々ひらめくすごい思考ワザ71</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span><a href="https://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%A3%B8%B6%20%CB%E3%CE%A4%BA%DA" class="keyword">藤原 麻里菜</a></li> <li>ダイヤモンド社</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B08N694ZFZ?tag=togenkyoo0d-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p>宣伝宣伝〜!</p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">みんなもいっぱい無駄なことやってね〜!</span></p> <p> </p> <h3 id="今回の宿題無駄づくりのアイデアを考えてみよう">今回の宿題:無駄づくりのアイデアを考えてみよう</h3> <p><span style="font-weight: 400;">今回の授業の宿題は、<strong>「無駄づくりのアイデアを考えてみよう」</strong>です。思いついたら、Twitterで「#無駄づくりの学校」をつけて、投稿してみてください。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">次回は、無駄づくりの学校工作編。Arduinoを使って電子工作をする方法についてお話していきます。夏休みの間、YouTubeは毎週金曜日に更新します。ブログのほうは1日遅れの土曜日です。内容はちょっと違います。お楽しみに!</span></p> <p> </p> <p>-------------------------------------------------------------------------------</p> <p>この記事は、YouTubeの動画を元に編集して執筆したものです。</p> <p>動画はこちらから!無くんが喋ってるよ。</p> <p><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/wf6X2nrt_L0?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" allowfullscreen="" title="無駄づくりのアイデア発想術 | 無駄づくりの学校1"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://youtu.be/wf6X2nrt_L0">youtu.be</a></cite></p> <p><span style="font-weight: 400;"><br /><br /></span></p> <p> </p> fujiwaram 無駄づくりが10周年なので無駄づくりの境地へいきます hatenablog://entry/820878482945608639 2023-07-13T21:24:29+09:00 2023-07-13T21:24:29+09:00 藤原麻里菜です。 私がやっている「無駄づくり」という無駄なものを作るプロジェクトが10周年を迎えるようです。2013年に始めたので、2023年の今が10年目……と思ったのですが、よく考えたら去年が10年目だったかも……? 年数の数え方がいまだによく分かっていません。 とにかく、去年か今年、無事に10年目を迎えたのは事実で、ということは、なんかしらお祝いをしなきゃなと考えています。 始めた頃は、なぜか毎日、動画の更新をしていて、振り返ると狂っているなという感じなのですが、クオリティがクオリティだったので、まあ毎日更新でもそんなに苦ではなかった気がします。 ということで、原点回帰で8月までに毎日無… <p>藤原麻里菜です。</p> <p>私がやっている「無駄づくり」という無駄なものを作るプロジェクトが10周年を迎えるようです。2013年に始めたので、2023年の今が10年目……と思ったのですが、よく考えたら去年が10年目だったかも……? 年数の数え方がいまだによく分かっていません。</p> <p>とにかく、去年か今年、無事に10年目を迎えたのは事実で、ということは、なんかしらお祝いをしなきゃなと考えています。</p> <p>始めた頃は、なぜか毎日、動画の更新をしていて、振り返ると狂っているなという感じなのですが、クオリティがクオリティだったので、まあ毎日更新でもそんなに苦ではなかった気がします。</p> <p>ということで、原点回帰で8月までに毎日無駄づくりを更新していこうと思います。どうなるかわからないのですが、がんばります。誰からも必要とされていない無駄づくりを毎日やることで、より無駄づくりの境地へ行ける気がしています。</p> <p>更新は各種SNSでやっていきますが、ブログではそのビハインドも含めて更新していくのでぜひお見逃しなく!</p> <p> </p> <p>YouTube:</p> <p><a href="https://www.youtube.com/channel/UCHFvKf-ATrhs3jbjj793N6w">無駄づくり / MUDAzukuri - YouTube</a></p> <p>Twitter:</p> <p><a href="https://twitter.com/muda_zukuri?s=20">https://twitter.com/muda_zukuri?s=20</a></p> <p>Instagram</p> <p><a href="https://www.instagram.com/mudazukuri/">https://www.instagram.com/mudazukuri/</a></p> <p>Threads</p> <p><a href="https://www.threads.net/@mudazukuri">Marina Fujiwara (@mudazukuri) on Threads</a></p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">2013年8月1日から無駄づくりをはじめて、10年が経とうとしています。全部はまとめられなかったんだけれど、動画にしました。好きな発明品はありましたか?成長してたりしてなかったり。<br />最初の頃は、毎日新しい発明品を作っていました。ということで、初心に戻って8月まで無駄づくりを毎日投稿します😉 <a href="https://t.co/jRBIvtURIh">pic.twitter.com/jRBIvtURIh</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1679431473789644800?ref_src=twsrc%5Etfw">2023年7月13日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p>「無駄とかいっておきながら、全然無駄じゃない!」というアイテムもいくつか発明していたりします。完全な無駄を作ることを目指してはいるのですが、それはなかなかむずかしい。無駄っぽいけれど、役に立ったり、ぜんぜん無駄じゃなかったりします。でも、私が無駄づくりを通してやりたいことは、ものづくりを謳歌することなのです。</p> <p>役にたつことや完璧を求められているものづくりで、全然役に立たなかったり、ぶかっこうだったりするものも作っていいよねという気持ちを無駄づくりにこめています。だから、ついうっかり便利なものを作ってしまっても、まあ、それはそれで自分ってすごいなというマインドでいます。もしすごい発明をして、大金持ちになったらそのお金で暮らしながら悠々自適に変なものを作れてラッキー。</p> <p>この10年で、私を見て物作りを始めたといってくれた人に何人か出会いました。展示などをしていると、「私も変なもの作ってるんです!」と声をかけてくれる人も多くて、すごくうれしいです。変なものから生まれる価値はあるし、社会的にはぜんぜん価値にならなくても、自分のなかで500円くらいの値段をつけられる物が生まれたら最高だなとおもっています。</p> <p>みんなも500円くらいのもの作ってみよう。</p> fujiwaram 結婚しました hatenablog://entry/820878482940164686 2023-07-11T17:52:04+09:00 2023-07-11T17:59:31+09:00 .example3{ background: linear-gradient(to right,#e60000,#f39800,#fff100,#009944,#0068b7,#1d2088,#920783); -webkit-background-clip: text; -webkit-text-fill-color: transparent; font-size: 300%; font-weight: bold; display: inline-block; } 結婚しました!! 結婚しました。相手はSNSを全くやっていない人です(私が何をしているのかはなんとなくは知ってくれてはいます)。… <p> </p> <style> .example3{ background: linear-gradient(to right,#e60000,#f39800,#fff100,#009944,#0068b7,#1d2088,#920783); -webkit-background-clip: text; -webkit-text-fill-color: transparent; font-size: 300%; font-weight: bold; display: inline-block; } </style> <p><marquee scrollamount="50"> <div class="example3">結婚しました!!</div> </marquee></p> <p> </p> <p>結婚しました。相手はSNSを全くやっていない人です(私が何をしているのかはなんとなくは知ってくれてはいます)。よく芸能人が結婚したとき「お互いを高められる存在」という言葉を見かけますが、私たち夫婦は何も会話せずに散歩をしています。高められてんのかなあ。</p> <p>結婚して、何かが変わるかといったら、そんなに変わった実感がなくて、というよりむしろいろいろな手続きがめんどうくさすぎて結婚って嫌だなと思っております。一人でずっと生きていくものだとおもっていたので、結婚する自分に意外性を感じています。これからもしなんらかで一人になったとしても、持ち前の孤独愛を発揮してどうにかやっていける自信があるので、とりあえずは二人で楽しく過ごせればとおもいます。なんだかすごくネガティブな報告になっちゃったなあ。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230711/20230711112251.jpg" width="800" height="1200" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> fujiwaram アニメみたいにZOOMを終わらせる方法を考えた hatenablog://entry/820878482946049444 2023-06-30T19:57:33+09:00 2023-06-30T19:57:33+09:00 元気です。藤原麻里菜です。 ZOOMの終わり際ほど間抜けな顔をしているときはない。退出ボタンにカーソルを合わせるときの気まずさ、そのときの表情の心地悪さは他に比べるものがない。 ZOOMをどんな風に終えるのが一番良いのだろうかと寝る前やお風呂に入っているときなどに考えることが増えた。そこで、「ZOOM用の電話を作って、ガチャギリするのがいいのではないか」と、ガチャギリZOOMフォーンを開発したこともある。 改造した電話をパソコンに繋げてZOOMをしたら、終わり際の気まずい瞬間がなくなったよ pic.twitter.com/nBMPgNnH5E — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwar… <p>元気です。藤原麻里菜です。</p> <p> </p> <p>ZOOMの終わり際ほど間抜けな顔をしているときはない。退出ボタンにカーソルを合わせるときの気まずさ、そのときの表情の心地悪さは他に比べるものがない。</p> <p>ZOOMをどんな風に終えるのが一番良いのだろうかと寝る前やお風呂に入っているときなどに考えることが増えた。そこで、「ZOOM用の電話を作って、ガチャギリするのがいいのではないか」と、ガチャギリZOOMフォーンを開発したこともある。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">改造した電話をパソコンに繋げてZOOMをしたら、終わり際の気まずい瞬間がなくなったよ <a href="https://t.co/nBMPgNnH5E">pic.twitter.com/nBMPgNnH5E</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1561628781689065472?ref_src=twsrc%5Etfw">2022年8月22日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p>ドロンのポーズをとったら勝手にZOOMから抜けられるデバイスも作った。</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">曲げセンサーを使って、ドロンのポーズでZOOMミーティングからドロンできるデバイス作りました <a href="https://t.co/8xWX5VJnJM">pic.twitter.com/8xWX5VJnJM</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1420619073658843159?ref_src=twsrc%5Etfw">2021年7月29日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p>だるいZOOMを終わらせるためにぶぶ漬けフィルターを作ったこともあった。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">そろそろ終わらせたいオンライン飲み会やミーティングで使うために「ぶぶ漬けフィルター」を作ってみた <a href="https://t.co/VdmAbDkaF5">pic.twitter.com/VdmAbDkaF5</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1574399612362063874?ref_src=twsrc%5Etfw">2022年9月26日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p>オンライン飲み会から緊急脱出できるデバイスも作った(これはなぜか文科省のメディア芸術祭で審査員特別作品に選ばれた)</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">オンライン飲み会から緊急脱出できるマシーンを作りました <a href="https://t.co/gB2Ur6f21i">pic.twitter.com/gB2Ur6f21i</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1255499143147147265?ref_src=twsrc%5Etfw">2020年4月29日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p>このように、私は「どのようにしてZOOMを終わらせるか」というのをけっこう真剣に考えているのだ。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630193800.png" width="1200" height="620" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>終わり、といえば、アニメの独特の終わり方がある。アイリスアウトと呼ばれるのだが、画面全体が黒くなり、登場人物のキャラだけ切り抜かれるアレだ。だいたい「とほほ〜もう⚪︎⚪︎はこりごりだよ」というオチ台詞と共に使われている。往年のアニメにはだいたい使われている気がするのだが、どうだっただろう。</p> <p>あれをZOOMでできたらいいのではないか、と私は考えた。黒い丸を出現させるのだ。なので、とりあえずダンボールを切るところから始めた。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630191424.png" width="1200" height="838" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630191442.png" width="1200" height="853" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630191500.png" width="1200" height="853" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>黒いダンボールを切って、それを手動で中央に寄せるという手を使ってみた。しかし、アニメと違って、半月型に空いたダンボールがただ真ん中に寄ってくるだけだ。あと、単純に作りが雑すぎる。アニメのエフェクトだと、大きな丸がだんだん小さくなる。あれを再現したいのだ。ARとかで作れそうなものだけれど、なぜか私は物理にこだわっている。だって、インターネットが終わっても物理的なものは残るから……。インターネットが終わったらZOOMを抜け出す方法を悩むこともなくなるのだが。</p> <p>そこで色々と考えたのだが、カメラの絞りの機能がアイリスアウトに近いのではないのかと思いついた。じゃあ、絞りの機構を実際に作ってみようとまたダンボールを取り出してアレコレ試行錯誤したのだが、無理でした。まじであれはすごい。超複雑。私は日頃から自分に限界などないと思っていたが、ここにきて初めての挫折を味わった。絞り、作れねえ。</p> <p>絞り、売ってねえかな〜とamazonをダメ元で「絞り」で検索してみたら、</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630194346.png" width="1200" height="738" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>まあ、そうだよね。という結果になった。「カメラ 絞り」で再び検索してみたら</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630194415.png" width="1200" height="772" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>あれ! 混ざってる! 私が欲しい「絞り」がある! しかも2000円弱! 技術の結晶が2000円弱で買えるなんて。1億くらいで売った方がいいよ。</p> <p>ということで、買った。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220610/20220610031222.jpg" width="1200" height="901" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>これで、ZOOMをアニメみたいに終わらせることができるぞ! これに両面テープを貼って、パソコンの内蔵カメラに貼り付ける。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220610/20220610030746.jpg" width="1200" height="901" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>右側についている金属のレバーを操作することで、絞りが開いたり閉じたりする仕組みだ。技術よ。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630195013.gif" width="640" height="311" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>こんな感じで開いたり閉じたりする。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630195241.gif" width="640" height="311" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>とほほ、、、もうZOOMはこりごりだよ〜。<br /><br /></p> <p>これで私はいつでもアニメみたいにZOOMを終わらせることができる。アイリスアウトの使い手になったのだ。みなさんも2000円でできるので、ぜひやってみてほしい。なんか気分が上がる。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230630/20230630195515.png" width="1200" height="711" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B09WR6JBPP?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/31fNHfdbDKL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="アイリス絞り、カメラ絞りカメラ絞り絞り絞り、光学機器用カメラ" title="アイリス絞り、カメラ絞りカメラ絞り絞り絞り、光学機器用カメラ" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B09WR6JBPP?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">アイリス絞り、カメラ絞りカメラ絞り絞り絞り、光学機器用カメラ</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li>Onewer</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B09WR6JBPP?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> fujiwaram ChatGPTに色々と決めてもらう旅に行ってきました hatenablog://entry/820878482945346271 2023-06-28T19:00:00+09:00 2023-06-29T15:49:20+09:00 元気です。藤原麻里菜です。 私は、いつからか、意力や興味・関心が薄れてきた。これが加齢によるものなのか、それとも疲れているのか、はたまた精神的なものなのか。まだ判断がつかない。前までは行きたい場所ややりたいことが無限にあったはずなのに、今は何もない。ライフワークの「無駄づくり」だけはかろうじて続けているけれど、それ以外のことにはあまり興味が持てなくなっているところもある。 パンデミック以前は一人旅が好きで、海外に一人で行くこともけっこうあった。でも、最近はすべてが億劫で、というか、何かを決定する体力も気力もなくて、家とアトリエしか行っていない。 この生活でも満足なんだけれど、たぶん、もっと外を… <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628175108.png" width="1200" height="902" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>元気です。藤原麻里菜です。</p> <p>私は、いつからか、意力や興味・関心が薄れてきた。これが加齢によるものなのか、それとも疲れているのか、はたまた精神的なものなのか。まだ判断がつかない。前までは行きたい場所ややりたいことが無限にあったはずなのに、今は何もない。ライフワークの「無駄づくり」だけはかろうじて続けているけれど、それ以外のことにはあまり興味が持てなくなっているところもある。</p> <p>パンデミック以前は一人旅が好きで、海外に一人で行くこともけっこうあった。でも、最近はすべてが億劫で、というか、何かを決定する体力も気力もなくて、家とアトリエしか行っていない。</p> <p>この生活でも満足なんだけれど、たぶん、もっと外を出歩いたほうが新しい発見をしたり、おもしろいことが起きる可能性が高いのは、なんとなくわかっている。だから、旅行にでも行こうかなと思ったのだが、いかんせん、行きたい場所がない。もう私は自分で何も決めたくない。そこで、ChatGPTくんの登場です。</p> <p> </p> <p> <script async="" src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1219211074021665" crossorigin="anonymous"></script> </p> <p><ins class="adsbygoogle" style="display: block; text-align: center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-1219211074021665" data-ad-slot="8400005483"> </ins></p> <p> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script> </p> <p> </p> <p> </p> <blockquote> <p style="margin: 0.5em 0px; color: #202122; font-family: sans-serif; font-size: 15.104px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; background-color: #ffffff; text-decoration-thickness: initial; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><strong>ChatGPT</strong><span style="color: #000000;">(チャットジーピーティー)は、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/OpenAI" title="OpenAI" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">OpenAI</a>が<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4" title="2022年" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">2022年</a>11月に公開した<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD" title="人工知能" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">人工知能</a><a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%84%A1%E8%84%B3" class="mw-redirect" title="人工無脳" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">チャットボット</a>。原語の<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/GPT_(%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB)" title="GPT (言語モデル)" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">Generative Pre-trained Transformer</a>とは、「生成可能な事前学習済み変換器」という意味である<sup id="cite_ref-2" class="reference" style="line-height: 1; unicode-bidi: isolate; white-space: nowrap; font-weight: normal; font-style: normal;"></sup>。OpenAIの<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/GPT-3" title="GPT-3" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">GPT-3</a>ファミリーの<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB" title="大規模言語モデル" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">大規模な言語モデル</a>に基づいて構築されており、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E5%B8%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E5%AD%A6%E7%BF%92" title="教師あり学習" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">教師あり学習</a>と<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%BF%92" title="強化学習" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">強化学習</a>の両方の手法を使って<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E7%A7%BB%E5%AD%A6%E7%BF%92" title="転移学習" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">転移学習</a>され、<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E5%AD%A6%E7%BF%92" title="機械学習" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">機械学習</a>のサブセットである<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0" title="ディープラーニング" style="text-decoration: none; color: #000000; background: none; overflow-wrap: break-word;">深層学習</a>を使って開発されている。</span><sup id="cite_ref-3" class="reference" style="line-height: 1; unicode-bidi: isolate; white-space: nowrap; font-weight: normal; font-style: normal;"></sup></p> <p><a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT">wikipediaより</a></p> </blockquote> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230621/20230621214315.jpg" width="750" height="1043" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>「日本でどこかオススメの観光地はある?」と聞いたら、このように回答された。</p> <p>「京都」「東京」「高野山」「鎌倉」「北海道」。高野山以外は全てなんらかで行ったことあるのだが、高野山ってなかなか渋いところをつくなあと感じる。この中から私が一つ選択するのは面倒なので、「一つだけオススメを教えて」と聞いてみた。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230621/20230621214332.jpg" width="750" height="730" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>「京都」と返ってきた。これは、すべてを決めてくれるすごい存在が現れた。私はご飯を食べるときなんかも「別になんでもいいし……」と思春期の中学生みたいにふてくされているので、問答無用で「オムライス!」とか言ってくれる存在が欲しかったのだ。ChatGPT……。なんか長くて打ちづらいから、「ちゃぴたん」と呼ぶことにした。よろしく、ちゃぴたん。私、京都に行きます。</p> <p>行くと決まったら、宿だ。京都にはたくさんのホテルがある。どのホテルに泊まればいいか、聞いてみよう。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230621/20230621215121.jpg" width="750" height="1174" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>画像がアイコンと被ってしまって読みづらくなっているが「京都マリオットホテル」というホテルを推薦された。了〜解〜! さっそく予約します〜〜〜! と、意気揚々と検索したら……ない。そんなホテルは存在しない。マリオットというホテルのグループはあるのだが「京都マリオットホテル」という名前のホテルは存在しなかった。おい、どうなってるんだ。</p> <p>「そんなホテルありませんでした」と言ったら、こう返ってきた。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230621/20230621215338.jpg" width="750" height="637" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <blockquote> <p>おっしゃる通り、申し訳ありませんが、間違った情報を提供しました。京都マリオットホテルは存在しません。</p> </blockquote> <p>デタラメなことを言って、指摘したら素直に謝罪する。この一連の行動にサイコパスみを感じてしょうがない。しかし、代わりに「京都タワーホテル」を紹介された。疑心暗鬼で調べると、これはちゃんとあった。しかも情報通り、京都駅のすぐ近くというとても便利な立地だ。そして、部屋も空いていたので、とりあえずここのホテルを予約することにした。</p> <h3 id="ChatGPTに全てを決めてもらう旅を決行する">ChatGPTに全てを決めてもらう旅を決行する</h3> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628080918.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>ということで、京都に来た。AIであるChatGPT(ちゃぴたん)に全てを決定してもらう旅を決行しよう。</p> <p>ちなみに、ちゃぴたんを使って旅程を決めたりするサービスが大手ツアー会社からリリースされる予定もあるそうだ。私が先陣を切って、彼(彼女)の腕前を確かめてやるぜ。</p> <p> </p> <p>ちなみに朝8時過ぎに京都についた。朝6時の新幹線で東京から向かったのだ。なぜこんなに朝早くから旅行をしているのかというと、</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230621/20230621220423.jpg" width="750" height="1035" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>「京都に最適な到着時間は早朝から午前の早い時間帯です」と、ちゃぴたんに言われたからだ。なので始発で来た。このときの私は眠すぎてすごくイライラしていた。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230627/20230627174705.jpg" width="750" height="903" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <blockquote> <p>藤原「明日が楽しみです」</p> <p>ちゃぴたん「それはどのような予定ですか?」</p> <p>藤原「あなたと一緒に京都に行きます!」</p> <p>ちゃぴたん「私は仮想的な存在なので、物理的に一緒に行くことはできませんが、あなたが京都で楽しい時間を過ごすことを願っています!」</p> </blockquote> <p> </p> <p>しかし、前日の私たちは、こんな会話をしていた。AIといちゃいちゃするなという感じだが、たまに見せるちゃぴたんの「所詮、我々はAIという感情を持たないロボットなので……」みたいなスタンスは何なんだろう。Siriとかもそうだよね。ふざけて「Siriのこと好きだよ」とか言うと、「我々は感情がないので」とか言い出す。言い出さないでよ! 冗談でも私も好きだよって言ってよ。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628082528.jpg" width="750" height="544" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>京都駅に到着したので、「今から行く場所を一つ決めて欲しいです」とお願いした。</p> <p>一つと付け加えたのは、「今から行く場所を決めて」だけだと、ちゃぴたんは心配性なので4つくらい案を出してくるのだ。そして決まって「あなたが好きなものを選んでください!」と言ってくる。私は選びたくなくてちゃぴたんに聞いているのだ。なので質問に「一つ」と加えて、選択肢を絞っている。</p> <p>ちゃぴたんは「清水寺」を推薦してくれた。京都駅からタクシーで15分くらいだ。さっそく行ってみよう。</p> <h5 id="清水寺">清水寺</h5> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628083803.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>タクシーから参道の手前で降りる。じっくり清水寺まで参道を歩いていたのだが、やはり、京都の街並みって本当に美しい。お弁当に茶色いおかずがいっぱい入っているとげんなりするけど、京都は茶色がたくさんあるのにげんなりしない。むしろ美しい。この違いはなんなんだろう。</p> <p>あとは、外国人のツーリストがたくさんいるのにびっくりした。あまり外を出歩いていなかったので、こんなにインバウンドが復活していたのかと驚いたのだ。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628161407.png" width="1000" height="750" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>清水寺に到着した。境内は営利目的の撮影が禁止されていたので、写真は個人用に撮った(個人ブログだけど、アフィリエイトなど貼っているので営利目的グレーゾーンだなと思い、アップはしないこととします)。</p> <p>修学旅行生と外国人観光客でごった返していた。まだ朝の9時なのにだ。静かなやすらぎを求めて旅行をしていたはずが、ざわざわに囲まれてしまい、あまり楽しむことができなかった。とはいっても、清水寺の舞台から見る景色は本当に清々しい。遠くに見える朱色の塔もすべて計算しつくされている。</p> <p>暑すぎたので、近くにあった喫茶店みたいなところにちゃぴたんの指示なしで入ってコーヒーを頼んだら、(良い意味で)埃を飲んでいるみたいな味がした。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628085723.jpg" width="750" height="380" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>「ちょっと清水寺は人が多すぎたかも。次はあまり人がいないところに行きたい」と聞いてみたら、嵐山の竹林をオススメされた。そうだ、言っていなかったが、ルートを調るのにはChatGPTではなく、Googlemapを使っている。なぜかというと、ChatGPTにルートを聞いても全く要領を得ない回答ばかりしてくるからだ。</p> <p>Googlemapで清水寺から嵐山の竹林までを調べてみると、バスと電車とタクシーを乗り継いで1時間くらいかかるそうだ。ちょっと遠いな。あと、めんどいな。そう思いながらバスを待っていたら、タクシーが近づいてきた。タクシーだと30分くらいでいけるのをさっき私は確認していた。気がついたら手を挙げていた。タクシーに乗車する。これは私をねぎらう旅なので、私が疲れたら休んでいいし、無理しなくてもいいのだ。と、なぜか自分に言い訳をしていた。</p> <p>タクシーに乗っている間、運転手さんとたまに会話をした。嵐山だったら、天龍寺とか近いから行ってみたらいいですよ。あそこの神社も帰りによったらいいですよ。と、レコメンドをしてくれるのだが、すまない運転手さん。今日はちゃぴたんの言うことしか聞けないのだ。本当は行ってみたいのだが、ちゃぴたんがオススメしてこない限りは行けない……。苦しい……。これは自分をねぎらう旅のはずなのに苦しくなってしまった。</p> <p> </p> <p>嵐山に到着した頃、人通りを見て「早いから人が少ないですね」と運転手さんが言った。私からすると結構な人だったのだが、少ないらしい。昼頃になるともっとごった返すと言っていた。ちゃぴたんが早朝に京都に来ることをオススメしてくれたおかげである。新幹線で眠くてイライラしていた私をひっぱたきたい。</p> <h5 id="嵐山の竹林">嵐山の竹林</h5> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628100712.jpg" width="900" height="1200" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>嵐山の竹林に到着した!</p> <p>鳥の声が聞こえるほど静かで、とても癒やされる場所だった。ゆっくり歩いて行くと、踏切が見える。踏切を越えてもずっと竹林が広がっている。これは、最高スポットだ。ありがとうちゃぴたん。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628163711.jpg" width="750" height="883" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>嵐山の竹林が楽しかった旨を伝え、次のオススメを聞くと「銀閣寺」をオススメされた。正直に言うと、清水寺も嵐山も銀閣寺も修学旅行か何かで言った覚えがある。まあでも、10年くらい前の話だから、もう一度行くのも楽しいか。</p> <p>銀閣寺まではバスがでていた。1時間くらいあるのだが、一本でいける。ちょうどよく来たので、今回はバスで移動する。</p> <h5 id="銀閣寺">銀閣寺</h5> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628113501.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>銀閣寺に到着した。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628113647.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>いつ見ても感動する。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628113703.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>金持ちになったら銀閣寺そっくりの場所を作ってそこに住みたい。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628113756.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>銀沙灘(ぎんしゃだん)という砂があったのだが、写真で伝わるだろうか、小さい虫(ハエ?)がぶんぶん飛び回っていた。1匹や2匹ではなく、けっこうな数だ。なぜなんだ……と思い、ちゃぴたんに聞いてみた。<br /><br /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628113933.jpg" width="750" height="881" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>漢字を読み間違えて、私が「銀沙羅」と言っているが、ちゃぴたんは「銀沙灘(ぎんさでん)」と言っている。正解は銀沙灘(ぎんしゃだん)だ。ややこしい間違いトライアングルが出来上がってしまった。</p> <p>あと、ちゃぴたんは「砂に銀箔が混じっていて、その輝きに反応して虫がやってくる」と言っているが、調べたところ、そんな記述はインターネット上のどこにもなかった。インターネット以外の知識なのだろうか。それとも、でたらめサイコパスちゃぴたんなのか……。ちょうど庭師の方がいたから聞きたかったが、私がありえないほど人見知りで知らない人に声をかけられないことと、ちゃぴたんのでたらめサイコパスをちょっとでも信じたい気持ちがあり、やめた。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628114758.jpg" width="734" height="696" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>ここでお土産を買うことにした。なので、ちゃぴたんに何を買うか決めてもらうため聞いたところ、「宇治抹茶」ということだったので、宇治抹茶入りのようかんを購入。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628165423.jpg" width="750" height="511" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>買ったことを報告したら「心のこもったお土産を選んでいただき、ありがとうございました!」と言われた。なんだろう、ちゃぴたん、ずっと居酒屋の店員さんみたい。普通の居酒屋じゃなくて、誕生日ケーキを店内の電気を全て暗くして大声でハッピーバースデーを歌いながら持ってくるタイプの居酒屋の店員さんみたいだ。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628165639.jpg" width="750" height="848" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>銀閣寺周辺でお昼ご飯を食べようと思い、ちゃぴたんに聞いたみたところ「町家カフェ 竹の家」をオススメされた。場所を調べてみると……ない。そんな店なかった。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628115717.jpg" width="750" height="616" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628120009.jpg" width="750" height="1010" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>でたらめ店情報を提供してくるちゃぴたんに苦戦しつつ、銀閣寺のすぐ近くにある茶屋風のうどん屋さんがあったので、そこに入ることにした。ちゃぴたんの指示なしでビールを飲んだ。なんだか自我が芽生えてきた。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628120510.jpg" width="750" height="1116" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /></p> <p>ということで、これが体力的に最後になりそうだ。最後のオススメスポットを聞いたら「金閣寺」と言われた。清水寺、嵐山、銀閣寺、金閣寺。京都の王道スポットだ。ただの修学旅行だ。私はAIと修学旅行をやっているのだ。</p> <p>金閣寺まではバスで一本。30分くらいだ。</p> <h5 id="金閣寺">金閣寺</h5> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628131719.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>金閣寺に到着。境内は営利目的の撮影が禁止だったので、個人的に撮影はしたけれどアップはしないこととします。池に離れ小島みたいな小さな陸があって、そこに灯籠が一つ建ってる。そこが本当に好きで、ずーっと見ていたかった。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628132645.jpg" width="750" height="526" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>お守りが売っていたので、「何買えばいいかな?」と言ったら、真っ先に「金運」と言われたので、金運のお守りを購入した。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628144823.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>丸くてかわいい</p> <p> </p> <h5 id="京都駅">京都駅</h5> <p>ということで、今回のちゃぴたん旅行は終了。後はホテルに帰って、寝て、お昼くらいに東京に帰るだけ。なので、金閣寺からホテルのある京都駅に戻ってきた。そうしたら、「ポコ」という名前のすごく可愛らしい喫茶店があった。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628142712.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>は、入りたい……!</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628134912.jpg" width="750" height="889" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p> </p> <p>「自分自身で決めたことは素晴らしいですね」と、ちゃぴたんが言ってくれた。自分自身で決めることって、すごいことだ。今までいろんな決断を自分でしてきたなと思う。それって、素晴らしいことだったのだ。なんだか、勇気づけられてしまった。</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628142415.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>ポコはすごく良い喫茶店だった。すごく美味しいコーヒーをすごく可愛い店内でたのしめた。観光疲れが一気に癒やされた。最初に飲んだ埃みたいなコーヒーが懐かしいな。</p> <p>自分で入ると決めた店が出すコーヒーが埃みたいでも美味しくても、それを楽しめたらいいよね。誰かが決めたことも、全力で楽しめたらいいよね。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230628/20230628135012.jpg" width="750" height="711" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>やっぱりちゃぴたんはでたらめサイコパス優しい子でした。</p> <p> </p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZHTLKLF?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="hatena-asin-detail-image-link" target="_blank" rel="noopener"><img src="https://m.media-amazon.com/images/I/51pprXBgUsL._SL500_.jpg" class="hatena-asin-detail-image" alt="&amp;TRAVEL 京都 2024" title="&amp;TRAVEL 京都 2024" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZHTLKLF?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" target="_blank" rel="noopener">&amp;TRAVEL 京都 2024</a></p> <ul class="hatena-asin-detail-meta"> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span><a href="https://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%AB%C6%FC%BF%B7%CA%B9%BD%D0%C8%C7" class="keyword">朝日新聞出版</a></li> <li>朝日新聞出版</li> </ul> <a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0BZHTLKLF?tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=osi&amp;th=1&amp;psc=1" class="asin-detail-buy" target="_blank" rel="noopener">Amazon</a></div> </div> </div> <p> </p> fujiwaram タンスの角を増殖してLv100にしました hatenablog://entry/820878482944505044 2023-06-25T21:45:29+09:00 2023-06-25T21:47:44+09:00 タンスの角に足の小指をぶつけて痛い思いをするのは、全世界共通だと思います。そのため、角をやわらかいスポンジでカバーする商品などが販売されていますよね。 そんなタンスの角を増殖させたら、どうなるのか気になったので、工作をしてみることにしました。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); やってみよう! まずは、どういう設計にするか考えるため、Fusion360という立体の設計ができるソフトで設計していきます。最初は紙に書いていたのですが、なんだか訳がわからなくなってしまいました。 タンスの角、つまりL字形になっている部分にはめ込むことが… <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625214155.png" width="1000" height="560" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><br /><br /></p> <p><br />タンスの角に足の小指をぶつけて痛い思いをするのは、全世界共通だと思います。そのため、角をやわらかいスポンジでカバーする商品などが販売されていますよね。</p> <p>そんなタンスの角を増殖させたら、どうなるのか気になったので、工作をしてみることにしました。</p> <p> </p> <p> <script async="" src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1219211074021665" crossorigin="anonymous"></script> </p> <p><ins class="adsbygoogle" style="display: block; text-align: center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-1219211074021665" data-ad-slot="8400005483"> </ins></p> <p> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script> </p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230613/20230613132432.jpg" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>やってみよう!<br /><br /></p> <p>まずは、どういう設計にするか考えるため、Fusion360という立体の設計ができるソフトで設計していきます。最初は紙に書いていたのですが、なんだか訳がわからなくなってしまいました。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625203123.png" width="1200" height="900" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>タンスの角、つまりL字形になっている部分にはめ込むことができ、さらに小指をぶつける角を増殖させると考えると、このようにLがいっぱいある形が作るのがいいのではないでしょうか。</p> <p>作ったファイルを3Dプリントしようかと思ったのですが、3Dプリンターはプラスチックで成形するので、木材でできているタンスと比べると痛みが少ないのではないかと思いました。なので、この図を元に、木材で作っていきます。なんでこんなどうでもいいことを真剣に考えているのかはわかりません。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625203733.png" width="1000" height="560" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>ということでアトリエにあった木材を好みの形にカットしていきます。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625204554.png" width="1000" height="561" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>バンドソーで切ったり<br /><br /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625204618.png" width="1000" height="559" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>のこぎりで切ったりします。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625204716.jpg" width="675" height="1200" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>こんなかんじで、細い角材をちょっと長さを変えて切り出しました。<br /><br /></p> <p>そして、ここから記録用のカメラをまったく回してなかったのですが、切った木材をボンドでつけたり、ネジで留めたりしました。本当はぜんぶボンドで付けたかったのですが、私のノコギリ力が足りず、すべての木材が斜めにカットされてしまったので、まったく接着できなかったのです。本当に、ノコギリ力だけは鍛えておいたほうがいいですよ。</p> <p>そして、これも記録に残していないのですが、ニスを塗りました。インテリアと馴染ませるためです。こういう見えない努力が実を結ぶんですよ。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625205236.png" width="1000" height="558" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>ということで、完成しました。タンスの角を増殖させるアイテムです。よく見て欲しいのですが、二段になっており、合計25個の角があります。通常のタンスの1個の角を25個にまで増やすことができるのです。角の数え方って個であってますか?</p> <p>これをタンスにくっつけます。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625205929.png" width="1000" height="560" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625205935.png" width="1000" height="562" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>くっつける方法は、両面テープを採用しました。ねじ止めする案も出たのですが、絶対にこんなことで家具を傷つけたくありません。<br /><br /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220609/20220609045843.jpg" width="1000" height="751" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20220609/20220609045853.jpg" width="1000" height="751" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>これで本当に完成!</p> <p> </p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625210313.png" width="1000" height="751" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625210322.png" width="1000" height="751" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>やっぱりニスを塗ってよかったです。インテリアとしてもとても素敵なアイテムになりました。</p> <p>さっそく使ってみましょう。</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625210915.gif" width="1000" height="563" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625211053.gif" width="1000" height="563" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>あ〜〜</p> <p><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20230625/20230625211148.png" width="1000" height="553" loading="lazy" title="" class="hatena-fotolife" itemprop="image" /></p> <p>増殖したタンスの角。ひとつひとつの角が小さくなったので、当たり判定が小さくなっているのかとおもいきや、ガッツリ当たります。これは、本当に良い発明品を作ってしまったかもしれません。何かに使うわけではないのですが「わたしは、タンスの角を増殖するアイテムを持っているんだぞ」と思うだけで、気持ちがだいぶ楽になるのではないでしょうか。そんなことないか。今のは忘れて。</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none" data-lang="ja"> <p dir="ltr" lang="ja">タンスの角をLV100にしました<br />理由は特にないです <a href="https://t.co/vrd5AuhiRm">pic.twitter.com/vrd5AuhiRm</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) <a href="https://twitter.com/muda_zukuri/status/1672876544862343168?ref_src=twsrc%5Etfw">2023年6月25日</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p>今回は、タンスの角をレベル100にするアイテムを作ってみました。今後も作った物をメイキング的にブログにアップしていこうかなと思いますので、よかったら気にかけてください。あと、小指をぶつけて骨折することもあるようなので、みなさまはこんな工作をせずに、ちゃんとプロテクターを貼りましょう。約束だぜ。</p> <p> </p> <p><a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&amp;tag=mudazukuri-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=1db3320ed625b3d7fe110be27b1e9f16&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;index=aps&amp;keywords=タンスの角">タンスの角クッション</a></p> <p>*アソシエイトのリンクです</p> fujiwaram 日常をゆるやかに破壊するコント、明日のアーについて<藤原・恐山・大北 鼎談 > hatenablog://entry/26006613457011841 2019-10-29T12:00:00+09:00 2019-10-29T12:15:16+09:00 Powered by 明日のアー 踵の皮をぺりぺりめくりながら、「飽きたなー」と思ってきた。ずっと同じ体だし、顔だし、世界だし。インターネットでみんなが話している内容も、サブジェクトが変わるだけで本質は変わらない。それがいいとか悪いとか、私は判断がつかないんだけど、とにかく飽きてしまった。急に体がカービィみたいな丸い球体になるくらいの変化がほしい。 飽きてきたから髪を染めてみたりしてみたけれど、そんなことじゃなかった。見た目を変えても、楽しいことはあんまりない。 「Windowsアップデートが俺たちになにかしてくれたことがあるか。一度でも、たった一度でもだ」 「Windowsアップデートは突然… <div style="font-size: small; text-align: right; margin-bottom: 3em;">Powered by 明日のアー</div> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028162904j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028162904.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028162904j:plain" /><br /><br /></p> <p><span style="font-weight: 400;">踵の皮をぺりぺりめくりながら、「飽きたなー」と思ってきた。ずっと同じ体だし、顔だし、世界だし。インターネットでみんなが話している内容も、サブジェクトが変わるだけで本質は変わらない。それがいいとか悪いとか、私は判断がつかないんだけど、とにかく飽きてしまった。急に体がカービィみたいな丸い球体になるくらいの変化がほしい。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">飽きてきたから髪を染めてみたりしてみたけれど、そんなことじゃなかった。見た目を変えても、楽しいことはあんまりない。</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163536j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163536.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163536j:plain" /><br /><br /></p> <blockquote> <p>「Windowsアップデートが俺たちになにかしてくれたことがあるか。一度でも、たった一度でもだ」</p> <p><span style="font-size: 80%;">「Windowsアップデートは突然に」/監督・脚本 大北栄人</span></p> </blockquote> <p> <br /><br /></p> <p><span style="font-weight: 400;">「明日のアー」というコントグループは、そんな日常をゆるやかに破壊してくれる。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">主宰の大北さんが監督をした「Windowsアップデートは突然に」という短編映画は、人生の大切な局面でWindowsアップデートが始まってしまう主人公を描いている。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北さんの描く日常と地続きにある冗談は、ばかばかしくて別になんも身にならない。でも、見飽きた日常の違った見方を教えてくれる先生みたいな存在でもある。</span></p> <p> </p> <p><iframe src="https://www.youtube.com/embed/4QRYub28oNk?feature=oembed" width="480" height="270" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.youtube.com/watch?v=4QRYub28oNk">www.youtube.com</a></cite></p> <p><br /><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028162933j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028162933.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028162933j:plain" /><br /><span style="font-weight: 400; font-size: 80%; color: #666666;">左から、ダ・ヴィンチ恐山、大北栄人、藤原麻里菜</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">「明日のアー」の公演がもうすぐ始まるということで、大北さんを中心になんか話そうか、と集まった。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">仮面を被っているのは<a href="https://twitter.com/d_v_osorezan">ダ・ヴィンチ恐山</a>さん。オモコロの編集部として記事を書いたり、品田遊という名前で小説を執筆したりしている。彼が書くものも、飽きた日常をばかにするような、そんなおもしろさを感じる。</span></p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="【実録】主観で描く子育て4コマ日記 | オモコロ" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fomocoro.jp%2Fkiji%2F33235%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://omocoro.jp/kiji/33235/">omocoro.jp</a></cite></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">場所は、昭和初期から著名な演劇人たちが集まり、議論に熱をあげていたと言われる「バーミヤン」だ。</span></p> <p> </p> <h4><strong>インターネットからでてきたアー</strong></h4> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028162958j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028162958.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028162958j:plain" /></p> <p><br /><span style="font-weight: 400;">大北「2人に会うのはサイゼ以来やね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「たしかにそれ以来ぶりだー。高いワインを頼んだらパッケージがイラレで盛り上がりましたね」</span></p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="HASH(0x558ddaae4ea0)"> <p dir="ltr" lang="ja">サイゼリヤで豪遊する会でイラレの酒出てきた <a href="https://t.co/HMbgBOGYrz">pic.twitter.com/HMbgBOGYrz</a></p> — 大北 栄人 (@ohkitashigeto) <a href="https://twitter.com/ohkitashigeto/status/1162347079403835392?ref_src=twsrc%5Etfw">August 16, 2019</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> </p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「我々の共通点ってなんだろ。インターネットでなんかやってることですかね」</span> </p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「冗談をやってるね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">恐山「たしかに、”冗談”ですね。ただの冗談をやってる」</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163517j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163517.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163517j:plain" /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163519j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163519.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163519j:plain" /></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">賢一郎「もし、父親なんてものがここに現れたとしたら、それは俺の敵だ。でてけ!」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">父「だから、上座はいやだって言ったんだよな」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">2×4の家に父帰る / 「観光」</span></p> </blockquote> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;"><span style="color: #000000;">藤原</span>「でも、アーはネットから離れた”舞台”というところで勝負していますよね」</span> </p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「今まで、コントってふつうはお笑い芸人がやるものだ、みたいなところがあり、それか、演劇の人か。でも、アーは、そのどちらでもなくて」</span> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「ちょっとイロモノ扱いされてしまうことはありますよね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「初年度はそうでしたねー。ネットからでてきたやつ、みたいな。でも、最近は違うかな。舞台芸術って、どうしても技術が必要じゃないですか。そっちの方に足を踏み入れてきたような。違うかな」</span></p> <p> </p> <h4><strong>「ママさんバレーみたいなことをしたかった」</strong></h4> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163556j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163556.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163556j:plain" /></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「色々、あった」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「裏切られたり?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「そうね、私にもクックパッドで煮え湯のレシピを検索した夜があったわ」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「煮え湯を、飲まされたんじゃなくて、自主的に飲んだんですね、煮え湯を</span><span style="font-weight: 400;">」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">-中略-</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「つくってみました」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「つくレポまで!」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">自己複製する恋/「猫の未来予想図Ⅱ」</span></p> </blockquote> <p>  </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「明日のアーのコントを演じるメンバーは、俳優もいるし、藤原さんとか土屋さんとか、よシまるシンさんとか。俳優ではない人たちも多くて、それがアーだな、という感じがします」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">恐山「知り合いのほうが面白さを直感的に分かってくれるから誘ったんですか?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「うーん、もっと前段階の話かな。表現って恥ずかしいもので、それを知らない人を集めてやるのはなかなかハードルが高いですよねー。なんていうか、」</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163030j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163030.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163030j:plain" /></p> <p><br /><span style="font-weight: 400;">大北「ママさんバレーみたいなことやりたかったんですよ」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「ママさんバレーかー」</span></p> <p> </p> <p><iframe src="https://www.youtube.com/embed/GPkJnbSfGIg?feature=oembed" width="480" height="270" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.youtube.com/watch?v=GPkJnbSfGIg">www.youtube.com</a></cite></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">「共和も民主もどっちもがんばれ。アメリカよフォーエバー」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">アメリカが好きな橋田/プープTV</span></p> </blockquote> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「大北さんって、知り合いに変なことやらせるの上手いですよね。共和のときにタン、民主のときにウンでアメリカの政権を楽譜にしてカスタネットやらせたり。そういう動画から、やらされている人のゆるやかな空気の面白さを感じます。多くの人にウケるものじゃないかもしれないけれど、すごく好きです」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「メジャーなおもしろさと自分だけが好きなおもしろさってない? みんなどう折り合いつけてるのかな」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">恐山「自分だけがおもしろく感じることというのはあまりないかもしれないですね。なにか思いつくとしたら、どこかしらの層にウケるだろうなという公算があります」</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163054j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163054.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163054j:plain" /></p> <p><br /><span style="font-weight: 400;">恐山「たまにやるんですけど、任意のユーザーのツイッターアカウントを100件以上遡ってみて、好きそうなツイートを分析してつぶやいて、その人からお気に入りをもらえるようにツイートを試行錯誤したりしますね。お気に入りされたら、すごくうれしい」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「職人の域だ」</span></p> <p> </p> <h4><strong>ナンセンス学ロジック派</strong></h4> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163619j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163619.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163619j:plain" /></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">「俺が、おとりとなって川下のほうにおどりでる。みんなは一列になって縦走し援護。吉田は最後尾について大きく迂回し、告りに行け! そして、OKをもらえ!」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">非常事態の恋は非常事態/「観光」</span></p> </blockquote> <p> <br /><span style="font-weight: 400;">恐山「大北さんは、書こうと思う気になるまで待ちますか?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「うーん、けっこうロジックで書いているので、そのロジックの道が通ったら書き始めるって感じです」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「ロジック!」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「結構、右脳というか、感覚で書く人も多いかもしれないけれど、そんなタイプじゃなかったな、と思って。ガチガチのロジックを考えてから書きます」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「でも、コントってそっちのほうが見やすいですよね。ふざけを洗練させるためには、ロジックが必要だなと思います」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「見ていて緊張感とか危うさがない気もするんですよね」</span></p> <p><br /><br /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163635j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163635.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163635j:plain" /></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">女「気持ちを、複製……?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「そう。誰かの好きだという気持ちを複製することにしたの。そうすると好きだって気持ちはずっと残る。自己複製するウイルスみたいに」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「それでいいんですか?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「いい。幸せです。」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">-中略-</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「……じゃあ聞かせてください。そのあなたの複製してきた好きって気持ちは、だれを好きなんですか?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「わかりました、私の好きだっていう気持ちを繰り返してください」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「はい、おねがいします」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「……炭火で…」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「炭火で…」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「……焼き肉が」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「おやおやおや…」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">土屋「食べたい!」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">女「……牛角ですね、それ」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">自己複製する恋 /「猫の未来予想図Ⅱ」</span></p> </blockquote> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「”あるある”が好きなんですよ。あるあるって無価値なものだと思ってて、それを価値のあるものに置き換えるのが好き。大切な場面で『炭火でやきにくがたべたい』っていう牛角のコピーを言いたい」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">恐山「私が明日のアーを見ていて思うのは、『そのあるある通じると思ってるんだ』というところですね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「わかります。ダーツみたいな的があるとしたらすごく端っこのところだとおもいます」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「伝わりづらいことも、大きな声で言えば通ると思ってるところはあるよ」</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163115j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163115.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163115j:plain" /></p> <p><br /><span style="font-weight: 400;">恐山「そういうことも含めて、見ているときの印象だと、ロジカルな感じはないかもしれないです。狂の人、だと思ってました」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「そうかなー。けっこう考えてます。ドラマチックな場面であるあるを入れる、っていうさっきのもそうだし。何か一つのパターンを見つけてそれをズラしていくことを考えてやってますね。お笑いって論理構造だと思っていて、論理を崩すから面白いみたいな」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「ああ、なるほど」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「ナンセンス……。ナンセンスなんだけど、わけわからないことをバーっとやるわけじゃなくて、ロジックで笑えることをちゃんと考えるようにしてますね。だから、僕はナンセンス学の最ロジック派ですね」</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「あー。でも、ヤバめの家に住んでる人とかも、その人なりにロジカルに考えて変な家を作ってますよね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「文字で埋め尽くされた家とか」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「そうそう。それと同じにおいもするな」</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163133j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163133.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163133j:plain" /></p> <p><br /><span style="font-weight: 400;">藤原「ていうか、すみません。大北さん、その自転車乗ってるんですか」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「うん」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「なんか、カゴがあるべきところに平たい網がくくりつけられてますけど」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">恐山「これが、ロジカルに考えられた自転車か」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「いや、これは、まったく考えていない自転車です」</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163147j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163147.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163147j:plain" /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163153j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163153.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163153j:plain" /></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「次の本公演は11月の頭からですねー。楽しみだ」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「『最高のアー』というタイトルをつけてしまったので、書けなくなっちゃったんですよね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">藤原「自分でハードルをあげてしまったんですか」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">恐山「『書けなさ』という日記をnoteで更新してましたよね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「そうそう。書けなくなったから、書けないことを書こうと思って、それをテーマにしました。でも、やればいいのにやらない、みたいなことって、今までの人生でたくさんあったなあと思って。宿題とか、勉強とか。そういう『やらなさ』ってあるなあと」</span></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163741j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163741.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163741j:plain" /></p> <p><br /><span style="font-weight: 400;">恐山「プロにみられたい、みたいな思いってありますか?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">大北「うーん、僕自身は『ちゃんと考えてるね』と思われたい気持ちはあるかな。でも、アーはいろいろな人が集まってきてるから。ずっと最強の草野球チームでいれたらいいですね。でも、びっくりするほどうまくなってもおもしろいけどね」</span></p> <p><br /><br /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163702j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163702.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163702j:plain" /></p> <blockquote> <p><span style="font-weight: 400;">嫁「それ、お見合いアプリですか?」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">義父「うん」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">嫁「いいですね。そういうのも」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">義父「女の子が服を脱いだり着たりしてるからね。なんかエッチなものが見れるんじゃないかと思って」</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">嫁「すごい。広告の意図通りに動いていますね」</span></p> <p><span style="font-weight: 400; font-size: 80%;">義父のうどん屋 / 観光</span></p> </blockquote> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">「明日のアー」というグループ名のアーは、恥ずかしいことを思い出してアーとなることのアーらしい。明日のアー。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">舞台にあがった役者たち、脚本を「書けない」と言いながら書き進める大北さん。ツイート職人と化している恐山さん。踵の皮をぺりぺりはいでカービィになりたがっている私。</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">日常はずっと地続きだ。「本番」がはじまってもその境目なんてなくて、ずっと日常が続いていく。でも、本番中に私と大北さんと役者の日常がクロスする。そこから生まれるものは、感じられることはなんだろう。</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">日常はあまりにもおかしくて、新しいものがたくさんひそんでいる。それを毎年教えてくれるのは、明日のアーなのだ。</span></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20191028163756j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20191028/20191028163756.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20191028163756j:plain" /></p> <p><strong>テアトロコント special 明日のアー vol.5</strong></p> <p><strong>『最高のアー 』</strong></p> <p><span style="font-weight: 400;">作・演出・出演:大北栄人</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">出演:</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">笠木泉/桑原美穂(左右)/ナツノカモ/7A</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">花池洋輝(左右)/藤原浩一/</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">八木光太郎/よシまるシン/</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">ゲスト出演:石川浩司 (パスカルズ、exたま)</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">音楽&演奏:左右</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">舞台美術:最高記念室</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">2019年11月3日(日)〜6日(水) 全6回</span></p> <p> </p> <p><span style="font-weight: 400;">場所:ユーロスペース</span></p> <p><span style="font-weight: 400;">チケット: </span><a href="https://t.livepocket.jp/t/saikou"><span style="font-weight: 400;">https://t.livepocket.jp/t/saikou</span></a></p> <p> </p> <p>---</p> <p>photo by 7A(<a href="https://twitter.com/hatokowai?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor">https://twitter.com/hatokowai</a> )</p> <p> </p> fujiwaram 私は慎ましく生きられるのか #1 土鍋ご飯 hatenablog://entry/26006613440827298 2019-09-27T09:40:10+09:00 2019-09-27T09:40:10+09:00 浪費が好きだ。将来の夢はドバイにマンションを買うことだ。毎日、昼からシャンパンを飲んでカジノをやって、筋肉質で彫りの深いメンズを5人くらい周りにはべらせて、動物の毛皮を首に巻いて暮らしたい。ドバイがどこにあるかはよく分かってないし、シャンパンは美味いけど、カジノの楽しさは知らん。イケメンと喋るのは緊張するし、動物の毛皮とか悲しいからあんまりつけなくないけど、まあとにかく、絵に描いたようなゴージャスな暮らしを夢見て、というかインターネットドリームで1年後にはなんやかんやそのくらい金持ちになってるだろ、という甘い考えを持って生きている。 私はフリーランスという名のプー太郎、女の子だからプー子か。な… <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926204459j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926204459.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926204459j:plain" /></p> <p> </p> <p>浪費が好きだ。将来の夢はドバイにマンションを買うことだ。毎日、昼からシャンパンを飲んでカジノをやって、筋肉質で彫りの深いメンズを5人くらい周りにはべらせて、動物の毛皮を首に巻いて暮らしたい。ドバイがどこにあるかはよく分かってないし、シャンパンは美味いけど、カジノの楽しさは知らん。イケメンと喋るのは緊張するし、動物の毛皮とか悲しいからあんまりつけなくないけど、まあとにかく、絵に描いたようなゴージャスな暮らしを夢見て、というかインターネットドリームで1年後にはなんやかんやそのくらい金持ちになってるだろ、という甘い考えを持って生きている。</p> <p> </p> <p>私はフリーランスという名のプー太郎、女の子だからプー子か。なので、あんまり稼ぎは安定していない。でもたまに、ドカっと大金が入ってくるときがあり、そんなときには毎晩飲み歩いたり、外食をしたり、タバコを吸ったり、コンビニでどかすか物を買ったりしている。</p> <p>で、お金がなくなるわけだけれど、頭が悪いのでお金がなくなったことに気づかず、同じように浪費し、だんだんと口座の残高がゼロに近づいてきて、ときにはエポスATMというお金が無限に出てくる箱に入り、キャッシングローンというやつをやったりする。</p> <p> </p> <p>その度に、後悔する。けれど、この派手さがかっこいいのだ。とか言い訳して、自分のダメさを肯定してきた。</p> <p> </p> <p>最近、料理研究家の土井善晴先生にはまっている。土井先生が出演している「きょうの料理」に伝説の回があるのをご存知だろうか。「塩むすび」の回だ。私も内容をまとめているブログでしか情報を得ていないのだが、それでも料理の哲学みたいなものが分かる内容で、自分でご飯を作る喜びや楽しさ、日本の良き慎ましさを感じた。</p> <p> </p> <p>私も慎ましく生きたい。</p> <p> </p> <p>くるりを聴いてギターを始めたように、千鳥を見てお笑いを始めたように、私は土井先生の塩むすびを見て、慎ましく生きることに憧れた。</p> <p> </p> <p>ギターはFが弾けなくて諦めたし、お笑いもセンスがなくてやめちゃったけど、私は慎ましく生きられるのか。</p> <p> </p> <script async="" src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <p><ins class="adsbygoogle" style="display: block; text-align: center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-1219211074021665" data-ad-slot="8400005483"> </ins></p> <script>// <![CDATA[ (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); // ]]></script> <h4><strong>節約というのはダサさをともなう</strong></h4> <p> </p> <p>慎ましく生きる、つまり、私は節約をしたい。身分に合わない浪費を続けるのはもうやめにして、叶いそうもない理想を夢見てはいたいけれど、私は節約してちゃんと貯金をしたいのだ。老後に2000万かかるとか、そんなことを言われたらそう考えるのが普通だとおもう。あと、ここ数ヶ月仕事をサボっていたり、スタジオを作ったりして支出も多かったので、あと1ヶ月生きられるかどうか、という切実な金のなさが訪れていることもある。</p> <p> </p> <p>お金のことを理解して、ちゃんと貯金をして、堅実に生きていきたいのだ。</p> <p> </p> <p>とりあえず、節約の基本である自炊に挑戦しようとしている。自炊しよう自炊しようと思っているのだが、私の家には炊飯器がない。なので、3玉99円のうどんとソーセージを醤油で炒めて焼うどんを作ってみた。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926145514j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926145514.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926145514j:plain" /><br /> </p> <p>私は、料理に興味を持ってこなかった。「食べられる」というラインをギリギリ合格したくらいのレベルのものしか作れない。私はこの醤油うどんがけっこう好きなのだが、食べていると虚無。</p> <p> </p> <p>醤油うどんを食べながら、節約をする自分を俯瞰で見てみた。こんな自分が好きかどうかで言われたら、あんまり好きじゃない。ほんとは昼からシャンパンを飲んでカジノでパーっと遊んでいたいのに、醤油うどんを食べている。わびしさ。</p> <p> </p> <p>理想と現実のギャップが私を責める。</p> <p> </p> <p>後から振り返ると、ここが、節約のキーポイントである。</p> <p>つまり、浪費を夢見ている私のような者は、節約に対してダサい、つまらない。といった思いを抱いているのだ。</p> <p>節約をしている自分はキャラに合っていないような気までしてくる。節約をすることで、なんだかアイデンティティが潰されてしまう気がするのだ。この妄想に襲われてしまうと、節約の道がだんだんと遠のいていく。</p> <p> </p> <p>第一に、私は「ていねいな暮らし」というやつを見ると「うるせー」という気持ちになり、そういった投稿を見るたびに松屋で牛丼を食べたりプラスチック製品を大量に買ったりしていた。</p> <p> </p> <p>また、私の母は登山が好きなのだが、それも、「なんでわざわざ山に登るのですか」と嫌味ったらしく聞いたりしていた。富士山までエレベーターがあったら、私はそれで登るなあ。とか、言っちゃう。文明の利器で楽しみをぶち壊してやるぜ。と、思ったりしちゃう。</p> <p> </p> <p>しかし、このままだと財布にも地球にも悪い人になり、おちていく。どうすれば私が節約に一歩踏み出せるかを考えたところ、アイドルを見つけることが大切ではないかと思った。節約している自分ってかっこいいなあ。と、思えるようなアイドルを見つけるのだ。</p> <p> </p> <p>やはりきっかけとなった土井先生はアイドルだ。そして、熱海に住んでいる友達のMもそうだ。高校のときからの友達なんだけど、彼女は高校の時から慎ましくて、すてきだった。フリマでおしゃれな服を見つけるのがうまかったり、水筒にお茶を淹れてもってきたりして、なんかライフスタイルがすげえすてきだったのだ。</p> <p> </p> <p>Mに会う機会があったので、ふだん食べているご飯について聞いてみた。「朝は納豆ご飯で、昼はサラダで、夜はご飯と魚」だそうだ。私はその回答にしびれた。くるりのばらの花を聴いたときのように、千鳥の漫才を初めてみたときのように、しびれた。</p> <p> </p> <p>私も慎ましく生きんのさ。</p> <p> </p> <h4><strong>ごはんを慎ましくする</strong></h4> <p> </p> <p>Mは、今は炊飯器で米を炊いているそうだが、前までは鍋で炊いていたそうだ。鍋! 鍋で米を炊く! その発想はなかった。家に帰って、買ってから放置していた土鍋をメドメした。</p> <p>この土鍋は3年前に、今と同じように「慎ましく生きよう!」と奮い立ったときに買ったのだが、「メドメ」がめんどくさくてそのままずっと放置していたものだ。</p> <p> </p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005XRZL1I/togenkyoo0d-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="銀峯陶器 萬古焼 土鍋 (深鍋) 6号 1人用 花三島 21061" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41KsOzrbjDL._SL160_.jpg" alt="銀峯陶器 萬古焼 土鍋 (深鍋) 6号 1人用 花三島 21061" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005XRZL1I/togenkyoo0d-22/">銀峯陶器 萬古焼 土鍋 (深鍋) 6号 1人用 花三島 21061</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> 銀峯陶器</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> ホーム&amp;キッチン</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B005XRZL1I/togenkyoo0d-22" target="_blank">この商品を含むブログを見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> </p> <p> </p> <p>メドメの説明をすると、土鍋はそのまま使うとひび割れてしまうそうなので、お米のとぎ汁(小麦粉などでも可)を入れて沸騰させ、でんぷん質をなんか土の穴的な部分に入れていい感じにしなければならないらしい。</p> <p> </p> <p>鍋をさましている間に眠り、朝になって米を炊いた。</p> <p> </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926094605j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926094605.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926094605j:plain" /></p> <p><br />米と同じ体積の水を入れる。150グラムが一合分です。お米を洗ったらちょっとだけつけとく。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926100211j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926100211.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926100211j:plain" /></p> <p>強火から中火で沸騰するまで(10分くらい)。</p> <p>ぐつぐついったら弱火にして15分。蓋を開けてみて水気がなかったら、再び蓋を閉めて10秒だけ強火で加熱してから、火を止めて15分ほど蒸らす。<br /><br /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926102622j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926102622.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926102622j:plain" /></p> <p>そしたらツヤツヤでシロシロでホカホカな米ができる。</p> <p> </p> <p>小学校の家庭科の授業やった以来だ。あのときはすごく時間がかかったような気もしたが、メールを返したり漫画を読んだりしている間に、あっという間に米が炊けた。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926102729j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926102729.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926102729j:plain" /></p> <p> </p> <p>ご飯を入れるお茶碗は、Mが私の猫のために作ったもの。Mは陶芸家です。だが、猫のご飯入れはすでに貰い物であったので、自分用のお茶碗にした。四角いのはチャオチュールらしい。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926102742j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926102742.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926102742j:plain" /></p> <p>それにしてもほれぼれするほどの白さですな。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926103013j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926103013.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926103013j:plain" /></p> <p> </p> <p>前の日に鮭を買ったので、その半分をご飯に乗せて食べる。</p> <p>米がつやつやとしていて、鮭はきれいなオレンジだ。身をほぐして米と一緒に口へ運ぶ。鮭の塩気で米が延々に食える。うまい。うますぎる。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190926103043j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190926/20190926103043.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190926103043j:plain" /></p> <p>板東英二以上にゆで卵が好きな私である。朝ごはんにゆで卵は欠かせない。</p> <p> </p> <p>醤油うどんなんて作っていた自分がばかのようだ。土鍋で米を炊いて、焼いた鮭を乗せるだけでこんなにも充実した気持ちになるなんて。テクニックもいらない。料理ってこんなに簡単なものだったのか。</p> <p> </p> <p>このままいけば、私は慎ましく生きられるかもしれません。慎ましの王になるかもしれません。なんかツイッターで「食べ歩キング」という人を見かけたが、その敵キャラ「つつましキング」になる。消費社会に待ったをかけるぜ。ルンルン気分で近くのスーパーをめぐり、いちばん安い品を見極めて肉や野菜や魚を購入する。なんだこれ、すげえ楽しいじゃないか。節約ってエンタメかもしれないなあ。メンズをはべらすよりも土鍋で飯を炊いたほうが楽しいような気もする。いや、メンズのほうが楽しいか……。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190924082026j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190924/20190924082026.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190924082026j:plain" /></p> <p> </p> <p>とにかく、こうして私は慎ましい暮らしにするりと身を投じた。ドバイとかシャンパンとか、そういったことをまるで思わず、毎日の暮らしのことを大切にするようになってきた。</p> <p> </p> <p>ただ、心配なのは、私が急に「なぜ私は土鍋で飯を炊いてるんじゃ。サトウのごはんのほうが便利なのに……」と、思ってしまうことだ。果たして、私のこうした暮らしは3日坊主で終わってしまうのか。スーパーの袋を持ちながら、松屋の前で立ち止まる。慎ましい生活に、明日はあるのか。</p> <p> </p> <p>(つづく)(とおもう)</p> <p> </p> <p>*これは、わたしが節約生活を続けるためにはじめたブログ内の連載です。みんな応援してください。</p> fujiwaram ネガティブなことを考えて眠れないから催眠療法を受けに行った hatenablog://entry/17680117127170114488 2019-09-12T08:00:00+09:00 2019-09-12T09:58:07+09:00 たまに、寝る前に泣いてしまうときがある。入眠する前の混濁した意識の中で、自分が悲惨な目にあうことをよく考えてしまうのだ。ツイートが炎上してキャリアがすべて終わることや、家族や大事な人たちが嫌な目にあってしまうこと。知人が外国に飛び立つ前日、すごく心配になり、眠れずに神社にお参りにいったこともある。帰国後に話したら気持ち悪がられた。 // あとは、覚悟を決めて寝るときもある。このまま目をつむったら、一生起きないかもしれない。そんなことを考えて、そうして死んじゃった友達のことも思い出して、いや、でも割と私はいい人生を歩んだ……人は生まれて死ぬのだ……と勝手に悟りを開き、寝るときもある。 私は、ネガ… <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180621105814j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180621/20180621105814.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180621105814j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br /><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">たまに、寝る前に泣いてしまうときがある。入眠する前の混濁した意識の中で、自分が悲惨な目にあうことをよく考えてしまうのだ。ツイートが炎上してキャリアがすべて終わることや、家族や大事な人たちが嫌な目にあってしまうこと。知人が外国に飛び立つ前日、すごく心配になり、眠れずに神社にお参りにいったこともある。帰国後に話したら気持ち悪がられた。</p> <p> </p> <p> </p> <script async="" src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <p><ins class="adsbygoogle" style="display: block; text-align: center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-1219211074021665" data-ad-slot="8400005483"> </ins></p> <script>// <![CDATA[ (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); // ]]></script> <p> </p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">あとは、覚悟を決めて寝るときもある。このまま目をつむったら、一生起きないかもしれない。そんなことを考えて、そうして死んじゃった友達のことも思い出して、いや、でも割と私はいい人生を歩んだ……人は生まれて死ぬのだ……と勝手に悟りを開き、寝るときもある。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180621105747j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180621/20180621105747.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180621105747j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">私は、ネガティブだ。mixiの「ネガティブな人集まれ」というコミュニティに入っていたほどだ。逆に、「ポジティ部」というコミュニティを羨ましく思っていた。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">「死ぬこと」への恐怖に襲われることが、日常生活でかなりある。高い場所にいると、「ここから落ちたらどうしよう……」と腰がふわふわするし、隣でボールペンを使っている人がいると「頸動脈を刺してくるかもしれない」と横目でジロジロ見ながら首を隠す。橋を渡るときは、ヤバイ奴がわーっと来てわーっと私を落とすかもしれないと思い、足に力を入れて歩くし、密室にいるときはドアからテロリストが入って来た場合の避難経路を必ず確認する。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">私が飛び降りないことも、ペンで刺されないことも、ヤバイ奴がいないことも、テロリストがそうそういないことも、何となく分かっている。分かっているけれど、なんか考えてしまう。そういうのってありますよね。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180624204843j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180624/20180624204843.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180624204843j:plain" /></p> <p><span style="box-sizing: border-box; font-size: 8pt;">▲ダムに行ったとき好奇心で湖を眺めたら腰を抜かした(楽しそうだ)</span></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">もっと言うと、脈がマジで無理だ。「脈」という字を見るだけで全身に力が入り、「わー」と叫びたくなる。理由はよく分からないのだけれど、脈を切ると死んでしまうからだろうか。映画などでそういうシーンが出てくると、それだけで全身の生気を吸われたように脱力してしまう。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180621110253j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180621/20180621110253.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180621110253j:plain" /><br /><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">寝る前に悲しい気持ちになってしまうけれど、不眠ではない。むしろ、毎日8時間くらいぐっすり寝ている。死への恐怖に襲われるときはあるけれど、日常生活にあまり支障はない。「怖いよー」って笑いながら橋を渡ったり、「わー」って叫びながらスプラッター映画を見たりしている。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">こういう話をすると、一定数の人から具体的な病名を出されて心配されることがある。私もカウンセリングを受けたりしたけれど、特に問題はなかったし、本当に日常生活には支障がないのだ。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">だからこそ、解決法などない気がして、ずっと放っておいた。しかし欲を言えば、やっぱりもっと安心して寝たり生活したりしたい。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">そこで私は、催眠療法を受けに来たのである。テレビとかで見たことがある催眠術。芸能人がよく犬になるやつ。あれがセラピーに転用されているらしい。かなり胡散臭いし、怖い。でも、知人に「催眠術でとても幸せになった」とピカピカした笑顔で勧められたので、なんとなく安いところを予約してみた。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">「退行」という催眠術があり、過去に遡ってトラウマになったことなどを思い出させて解決することができるらしい。それが本当なら、なかなかすごいぞ。ホームページを見たら「幸せな結婚もできる!」と書いてあった。なかなかすごいではないか。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">ぐっすり寝るために来たものの、前日は「催眠術師に殺される」という悪夢を見て眠れなかった。メールに書いてある場所は、マンションの一室で、チャイムを鳴らすと優しい感じのおじさんが出てきた。</p> <p>こういう優しい感じのおじさんが一番ヤバイ。これは私が知っている唯一の真理である。しかし、ここで踵を返すわけにはいかないので、案内されるがまま部屋に入った。椅子に座ると、お茶を出された。毒だ。毒が入っているに違いない。悪夢の影響を存分に受けた無用な恐怖に支配されている。</p> <p>催眠術セラピーについての説明を受け、カウンセリングが始まる。催眠術について先生が丁寧に説明をしてくれた。いいやつじゃん。先生への疑いが薄れていき、正直に生活の問題を話した。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">本格的なセラピーを始める前に、催眠術にかかりやすい体質かをチェックされた。円の中に十字が書いてある紙を床に置かれ、石がついてあるチェーンみたいなものを渡された。あの、ハンターハンターのクラピカが持っているみたいなやつだ。それを十字の中心点に垂らし、じっと見つめる。頭の中で、円を描くように回るイメージをする。すると、手を動かしているつもりはないのに、どんどんチェーンが回っていくのだ。どうやら私は、催眠術にめちゃくちゃかかり易いタイプだそうだ。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">怖いほどぐるぐる回るチェーンを見て先生が喜んでいた。なんか私も嬉しい。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180623131307j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180623/20180623131307.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180623131307j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br />セラピーが始まる。リクライニングチェアに座り、目をつむる。先生の「リラックスしてください」という声と、BluetoothスピーカーとiPhoneがペアリングする音が聞こえる。「あなたはだんだん暗いところに行きます」という声と、カチッカチッと電気を消すヒモを引っ張る音が聞こえる。まぶたの裏から感じるが、たぶん小ちゃいオレンジのやつは付いている。助かる。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">そこから、先生の指示に従い、白いボートの上に一人で寝そべって、太平洋の真ん中あたりでぷかぷか浮かんでいるイメージをした。すると、だんだんと体が動かなくなっていく。心地の良い金縛り、みたいな感じだった。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180623131351j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180623/20180623131351.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180623131351j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">そこからあまり記憶がなく、夢を見ていた。あまり眠れなかったから、普通に眠ってしまったのだ。少しして起きると、一つのシーンを思い出した。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">小学1年生くらいのときの夏休みの記憶。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">当時住んでいた家からだいたい10分くらいの四叉路の奥。自販機の下にある小銭を友達と集めている。真っ直ぐ行くとパン屋があって、後ろは自宅のほうで、右は忘れて、左は通っていた小学校。道と道の間に、大きな木がある広い空き地があった。虫が沢山獲れるらしい、姉がよく言っていた。木にブランコが下がっていたような記憶もある。よく遊んでいた場所だったが、ある日、母と祖母に「あそこで女の人が自殺した」ということを聞いた。言葉で言われたか想像したかは分からないが、ブランコの下がっていた大きな木で首を吊ったと思っている。しばらくして通ると、空き地は封鎖されて、ブランコは無くなっていた。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180623134256j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180623/20180623134256.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180623134256j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">その記憶を思い出して、なぜか涙が出てきた。死というのを初めて感じた時だったかもしれない。やっと思い出せたような気がした。しかし、催眠療法から帰ってから母に聞いてみたら、全く覚えがないようだった。母が近所に住んでいた人たちにも聞いてくれたが、みんな記憶にないようだった。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">確かに、私の中には記憶がある。小さい頃の記憶だったから、何かを勘違いしていたのかもしれない。亡くなった女性はいないかも、それだったらいいなと思いながら、記憶にある場所に行ってみることにした。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180623134819j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180623/20180623134819.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180623134819j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br />空き地はなくなっていて、施設みたいなものが建っていた。大きな木があった。事実は分からないけれど、私の記憶では18年前に人が亡くなった場所だ。18年間で、自分で自分を殺してしまう気持ちがわかるようになった。現実がどうしようもなく辛く思えて、追い詰められ、この先の選択肢は死しかないような気になったこともあった。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180623135203j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180623/20180623135203.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180623135203j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">催眠中に意識の中で見た四叉路。そのイメージを細かく先生に話していると、流れた涙が止まらなくなり、子供みたいに泣きじゃくってしまった。あの時の自殺を感じた悲しみや恐怖が胸に広がる。悲しくて怖くて辛い。涙が止まらなくて恥ずかしい。でも、大人になってこれだけ泣いたのって、鉄拳のパラパラ漫画以来だなあ。あの時計の振り子に人の一生が映るやつ。あれすげえ悲しかったよな……。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">涙が落ち着いてきたところで、先生が「もっと他にもありますよね……」と、ささやいた。「もっと、過去に遡ってみましょう」。</p> <p>そうか。これは、退行催眠だから、どんどん過去に遡って思い出さなきゃいけないのか。しまった。小学一年生からスタートしてしまったから、後がないぞ。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">焦りながらも、少しずつ景色が見えてきた。確か、小学6年生くらいのときだ。催眠術から逆行してしまったけど許してください。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">深夜に目が覚めてしまって、リビングへ行くと父が映画を見ていた。父は「この映画は大人向けだから子供は見ちゃダメだよ」と言ってきたが、そう言われるとムカつくので、リビングに居座った。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">断片的にしか覚えていないが、エロい映画だった。気まずかった。でも、ここで寝室に戻ったらエロいシーンで気まずくなったから戻ったと思われ、もっと気まずいので居座ることにした。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">女の人がリストカットをして亡くなるシーンを覚えている。元気だった女の人が、急に自殺をしてしまうストーリーだった。ショックだった。また泣きながらそのことを先生に話す。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">先生が、「過去を克服するためには、今の視点で過去としっかり向き合いましょう」とアドバイスをくれたので、映画をもう一度見てみることにした。ただ、映画のタイトルが分からない。それに内容も曖昧だった。グーグルでも全く見つからず、ヤフー知恵袋で聞いてみたが回答はゼロ。なんだよ。思い切ってツイッターで聞いてみることにした。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190527125606p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190527/20190527125606.png" alt="f:id:fujiwaram:20190527125606p:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">すると、すぐに見つかった。『偶然にも最悪な少年」、タイトルを聞いてピンときた。インターネットですげえな。主演は市原隼人と中島美嘉。AmazonでDVDを注文して、さっそく見ることにした。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180624124747j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180624/20180624124747.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180624124747j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br /><br style="box-sizing: border-box;" />やっぱり記憶を脚色してしまうのだろうか、思っていたような直接的なシーンはなかった。ただただ良い映画だった。市原隼人、やっぱかっこいいな。元気だった女性が突然自殺してしまう理由も、今なら文脈から読み取れる。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180624124855j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180624/20180624124855.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180624124855j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">2つ過去のトラウマ的出来事を思い出した。これで催眠が解かれる……と思ったが、「まだ……何かありますね……もう少し遡りましょう」と言われた。いや、正直もうないぞ。もうない。と思いながらも、ある景色が見えてきた。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">これは、小学2年生くらいだろうか。昔住んでいた家にいる。母と口論をしている。多分、私が何か悪いことをして、それを母が叱り、それに対して私が逆ギレしているのだと思う。そこでカッとなった私はキッチンに行き、包丁を手に持って、母に向けた。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180622204634j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180622/20180622204634.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180622204634j:plain" /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"><br />自分が人に包丁を向けてしまうことがショックだった。自分自身への信頼がなくなった瞬間でもある。母も大変ショックだったと思う。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">2人きりで真剣な話をするのは恥ずかしい。でも、ずっとモヤモヤしたままでは嫌だった。少し冗談を言いながらも、こういうことがあったよね、と母に話した。すると、「……ごめん、全く覚えてない。でも謝って」と言われた。こう言われると謝るのが嫌になるけれど、素直に謝った。ごめんなさい。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">母曰く、自分の半分くらいの子供が包丁を振り回しても全く怖くないそうだ。それよりも、反抗してくれて嬉しかったとのこと。私は子育てをしたことがないから分からないけれど、そういうものなのだろうか。久しぶりに母にご飯をご馳走した。</p> <p> </p> <p>今までで一度も思い返したことはない。それでも、心の中にあったことはわかる。そんな確かな記憶が、意識の中に景色として現れる。それが、催眠術の効果なのかもしれない。自分が見ている風景を先生に伝えるが、口にする言葉がすべて涙に変わっていく。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">母に包丁を向けたことを泣きながら話した後、「はい、分かりました」と、催眠を解いてくれた。カチカチと電気をつける音と共に、私は現実に戻った。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">先ほども言ったけれど、今から過去を見ることは大切だそうだ。幼い頃に大変なショックを受けたことも、今しっかりと向き合えば、肯定してあげることもできる。私の場合で言うと、記憶違いがトラウマ化してずっと胸につっかえていたようだった。それが知れただけで、心が軽くなる。</p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;"> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180621130111j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180621/20180621130111.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180621130111j:plain" /><br /><br /></p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">高えなと思いつつも1万5千円を払い、お礼を言って後にした。結局、出されたお茶は怖くて飲めなかった。帰ってからぼーっと見ていたドラマのリストカットのシーンでチャンネルを変えた。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">日々、社会でせっせと生きている。人が自ら死を選ぶことや、悪人がいること、自分がとんでもないことをする可能性があること。とても複雑で曖昧で矛盾だらけな現実を一つ一つ受け入れてきたのだ。ネガティブになって当たり前だ。<br style="box-sizing: border-box;" />眠れなくてもいいや。不安に苦しめられても別にいい。人生の全てが楽しくなくてもいい。</p> <p> </p> <p style="box-sizing: border-box; color: #000000; font-family: 'Noto Sans JP', 'Noto Sans Japanese', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', Verdana, メイリオ, Meiryo, Osaka, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: 200; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;">枕の高さが気になる。クローゼットの隙間から気配を感じて慌てて閉めに行く。眼球の定位置がどこか分からなくなる。鍵を閉め忘れていないか不安になる。寝ている間に火事になったらどうしよう。ベランダからテロリストが入ってきたときの対策を考える。<br style="box-sizing: border-box;" />空が白み、そんなことを考えて眠れないバカの輪郭が照らされた。たぶん、もうちょっとで寝られるはず。</p> <p> </p> <p>写真:野口羊 /<a href="https://twitter.com/ktzgw">https://twitter.com/ktzgw</a></p> <p>-----</p> <p><span style="font-size: 80%;">このコラムは、フミナーズ(2019年6月7日にクローズ)で2018年7月26日に掲載されたものを書き直したものです。</span><span style="font-size: 80%;">フミナーズのクローズに伴い、こちらに移行しました。</span></p> <p><span style="font-size: 80%;">*体験談は個人の感想であり、特定の効能・効果を保証したり、あるいは否定したりするものではありません。</span></p> <p>-----</p> fujiwaram わくわくワークショップととくとくトークです hatenablog://entry/26006613377057300 2019-07-24T19:59:55+09:00 2019-07-24T19:59:55+09:00 こんにちは、藤原麻里菜です。 7月27日にワークショップとトークイベントをやるのでぜひ来てください。 ワークショップでは、「札束でぶたれるマシーン」をみんなで作ります。 仕事のやる気がないときに、札束で自分の顔をはたくことができる便利グッズですので、ぜひご参加ください。うちわをつければ涼しい風がくることもあるかもしれません。往復運動をする機械なので、いろいろなものに転用可能でもあります。 7月27日 15:30から。1時間半くらいを目安でお話をしつつ作っていきたいです。 場所は秋葉原ラジオデパートです。 材料費は、2484円です。残りわずかなので、ぜひぜひお越しください! 参加される方は下記リ… <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190724194511p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190724/20190724194511.png" alt="f:id:fujiwaram:20190724194511p:plain" /></p> <p> </p> <p>こんにちは、藤原麻里菜です。</p> <p>7月27日にワークショップとトークイベントをやるのでぜひ来てください。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190724194753p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190724/20190724194753.png" alt="f:id:fujiwaram:20190724194753p:plain" /></p> <p><br /><br /></p> <p>ワークショップでは、「札束でぶたれるマシーン」をみんなで作ります。</p> <p>仕事のやる気がないときに、札束で自分の顔をはたくことができる便利グッズですので、ぜひご参加ください。うちわをつければ涼しい風がくることもあるかもしれません。往復運動をする機械なので、いろいろなものに転用可能でもあります。</p> <p> </p> <p>7月27日 15:30から。1時間半くらいを目安でお話をしつつ作っていきたいです。</p> <p>場所は秋葉原ラジオデパートです。</p> <p>材料費は、2484円です。残りわずかなので、ぜひぜひお越しください!</p> <p>参加される方は下記リンクからお求めください。</p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="モチベーションマシンを作ろう!" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fmaywadenki.stores.jp%2Fitems%2F5d18a045698fa56312697de0" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://maywadenki.stores.jp/items/5d18a045698fa56312697de0">maywadenki.stores.jp</a></cite></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190724195140p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190724/20190724195140.png" alt="f:id:fujiwaram:20190724195140p:plain" /></p> <p> </p> <p>トークイベントは、明和電機の社長とお話をさせていただきます。</p> <p>実は、わたしは吉本興業に所属しておりまして、明和電機も元々は吉本興業に所属していました。社長と初めてお会いしたのもその縁からでした。</p> <p>吉本の話はちょっといまネットで話しにくいのですが、トークイベントということで、オフレコで話せたら楽しいかもしれません〜。吉本のはなしもありますが、「物を作ってお金にすること」いや、「社会的に必要のないものを作ってお金にすること」についてもテーマになるやもしれません!</p> <p> </p> <p>そしてそして、社長と私はバンドをやる仲なので、今回のトークイベントも楽器片手にやらせていただきます。ブリッジ的に曲を演奏してやろう、と今日盛り上がりました。</p> <p> </p> <p><iframe src="https://www.youtube.com/embed/zox4i9wjAtg?feature=oembed" width="480" height="270" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://youtu.be/zox4i9wjAtg">youtu.be</a></cite></p> <p> </p> <p>今日やったセッション! 8年くらいまともに楽器を弾いていないのでおはずかしいですが、やっぱり楽器を弾くのは下手でも楽しい!</p> <p> </p> <p>トークイベントは、7月27日(ワークショップと同日)の18:15-です。</p> <p>チケットは1500円。こちらからお求めいただけます。</p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="藤原麻里菜×明和電機トークショー" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fmaywadenki.stores.jp%2Fitems%2F5d18ce93031d9f03c4e8f567" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://maywadenki.stores.jp/items/5d18ce93031d9f03c4e8f567">maywadenki.stores.jp</a></cite></p> <p>ぜひぜひ、夏を無駄とすごしましょう! お待ちしております。</p> fujiwaram ネットなんかやめてさ六本木で会おうよ…… hatenablog://entry/17680117127213791280 2019-07-10T16:20:38+09:00 2019-07-10T16:20:38+09:00 今、本を執筆しています。テーマは「考える」。無駄づくりの考え方をベースに発想の仕方みたいなものをまとめていて、書いていて発見があって楽しい。今年中に出版できるかは謎ですが、ぜひ楽しみにしていてほしいです。 そして、夏なのでいろいろなイベントに出させてもらいます。ぜひ来てください。タイトルに六本木と入れたものの六本木のイベントはなかった。ごめんなさい。 1.MUSIC HACKDAY 7月12日 19:00- preevent-musichackdaytokyo2019.peatix.com MUSIC HACKDAYというハッカソンにてエキシビジョンチームというくくりで参加させていただきます。… <p>今、本を執筆しています。テーマは「考える」。無駄づくりの考え方をベースに発想の仕方みたいなものをまとめていて、書いていて発見があって楽しい。今年中に出版できるかは謎ですが、ぜひ楽しみにしていてほしいです。</p> <p> </p> <p> </p> <p>そして、夏なのでいろいろなイベントに出させてもらいます。ぜひ来てください。タイトルに六本木と入れたものの六本木のイベントはなかった。ごめんなさい。</p> <p> </p> <h3>1.MUSIC HACKDAY</h3> <p><strong>7月12日 19:00-</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="MUSIC HACKDAY Tokyo 2019 プレイベント" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fpreevent-musichackdaytokyo2019.peatix.com%2Fview" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://preevent-musichackdaytokyo2019.peatix.com/view">preevent-musichackdaytokyo2019.peatix.com</a></cite></p> <p>MUSIC HACKDAYというハッカソンにてエキシビジョンチームというくくりで参加させていただきます。その前夜祭で、さっき話したアイディアの考え方のスライドを元に話せたらなあと思っています。ハッカソン自体もおもしろいと思いますので、ぜひ物作りに興味のあるかた、または音楽が好きなかたはご参加ください。</p> <p>無料です! 無料が好きなかたもぜひ。</p> <p> </p> <p>ちなみに、ハッカソンでは「酔っ払った人にしか吹けないラッパ」を作ろうとしています。アルコールセンサーのチェックをしなければならないので、ハッカソン中に酒を飲んでいます。すみません。</p> <p> </p> <h3>2.超!技能訓練所</h3> <p><strong>7月27日 15:30-</strong></p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="モチベーションマシンを作ろう!" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fmaywadenki.stores.jp%2Fitems%2F5d18a045698fa56312697de0" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://maywadenki.stores.jp/items/5d18a045698fa56312697de0">maywadenki.stores.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>明和電機さんプロデュースのワークショップに乗り込みます。札束で頬を叩くマシーンのワークショップです。</p> <p> </p> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="HASH(0x5639e159aa90)"> <p dir="ltr" lang="ja">キーボードから手を離すと、札束で頬を優しく撫でられるマシーンを作りました<a href="https://t.co/11Xhvclxmv">https://t.co/11Xhvclxmv</a> <a href="https://t.co/yYdhdTVbDx">pic.twitter.com/yYdhdTVbDx</a></p> — 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@togenkyoo) <a href="https://twitter.com/togenkyoo/status/908269319989092352?ref_src=twsrc%5Etfw">September 14, 2017</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> 札束でぶたれるマシーンはこれです。これのコンパクトバージョンを作ります。</p> <p>めちゃくちゃ簡単な工作です。めーっちゃめちゃめちゃ簡単です。</p> <p> </p> <p>2時間の枠で、工作が1時間くらいで終わってしまいそうなので、もう1時間はアイディアワークショップをしたいなと思っています。私の発想方法をご紹介しつつ、無駄づくりのアイディアをみんなでワイワイガヤガヤ考えられたらうれしいです。</p> <p>夏休みの自由研究にどうでしょうか?</p> <p> </p> <p>ちなみに、このワークショップのあとは、明和電機土佐社長とのトークイベントもあります。社長と組んだものの全く活動していないバンドをやるかもしれません。よろしくお願いします。そちらもぜひ。 </p> <p><a href="https://maywadenki.stores.jp/items/5d18ce93031d9f03c4e8f567">藤原麻里菜×明和電機トークショー | MaywaDenki</a></p> <p> </p> <h3>3.ヘボコン本大会</h3> <p><strong>7月21日 18:00</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="ヘボコン2019、7/21(日)開催!出場者募集中" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fdailyportalz.jp%2Fkiji%2Fhebocon2019-kokuchi" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://dailyportalz.jp/kiji/hebocon2019-kokuchi">dailyportalz.jp</a></cite></p> <p>みんな大好きヘボコン。俺も大好きヘボコン。その本大会の審査員に抜擢されました。うれしい。観覧チケットが発売されているみたいなので、ぜひぜひお越しください。</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="HASH(0x565394b64280)"> <p dir="ltr" lang="ja">テレビ無いので天才テレビくんのヘボコン回まだ見れてないのですが、このために作った新作ポールダンスロボ・マッドイビサの動画はる <a href="https://t.co/0eV9OylATT">pic.twitter.com/0eV9OylATT</a></p> — アニポール きょうこ (@AnipoleKyoko) <a href="https://twitter.com/AnipoleKyoko/status/819139197755760644?ref_src=twsrc%5Etfw">January 11, 2017</a></blockquote> <p> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </p> <p> 楽しみだ。</p> <p> </p> <h3>4.メイカーフェアトーキョー</h3> <p><strong>8月3日、4日</strong></p> <p>物作りフェスメイカーフェアでは、デイリーポータルZブースにいます。</p> <p>先ほどの札束でぶたれるマシーンを展示、販売する予定ですので、ぜひお越しください〜。あと、無料で配れるなにかも作りたいと思っている。シールとか。</p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="Maker Faire Tokyo 2019 | Maker Faire Tokyo 2019 | Make: Japan" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fmakezine.jp%2Fevent%2Fmft2019%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://makezine.jp/event/mft2019/">makezine.jp</a></cite></p> <p> </p> <p>イベントはそんなかんじです。ネットなんかやめてさ六本木で会おうよ……。</p> <p> </p> <p>そして、わたしは台湾にいるわけです。知人の雑多なスペースに居候させてもらっていて、台日男女ごっちゃの共同生活をしながら台湾を満喫しています。共同生活とかぜったいに無理だろうなって思っていたけれど、びっくりするほど楽しい。「シェアハウス」を肯定してしまったら、私の陰鬱で固められたアイデンティティが崩壊してしまいそうなので、楽しくない部分に目を向けようとしていますが、やはり楽しいです。昨日はみんなで海にいきました。楽しかったです。この思い出をタトゥーとして腕に彫ろうかとおもっているほど、テンションがあがっております。</p> <p>先日は、「<a href="http://fujiwaram.hateblo.jp/entry/2019/06/12/151937">タピオカを飲んだら俺のアイデンティティが崩壊する</a>」と言っていたけれど、台湾に来てから毎日タピオカを飲んでおります。一度、藤原麻里菜としてのアイデンティティをぶち壊し、新たにスタートさせなければならないなとも思っています。もうこのさい、夕日をバックにジャンプして写真でも撮るか。</p> <p> </p> <p> </p> <p><iframe class="instagram-iframe" src="https://www.instagram.com/p/Bzh8NqcH50-/embed/" frameborder="0" scrolling="no" data-entry-image="https://www.instagram.com/p/Bzh8NqcH50-/media/?size=l"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.instagram.com/p/Bzh8NqcH50-/?utm_source=ig_web_copy_link">www.instagram.com</a></cite></p> <p> </p> fujiwaram ただタピオカが飲みたいだけなのに hatenablog://entry/17680117127184418440 2019-06-12T15:19:37+09:00 2019-06-12T15:19:37+09:00 原宿を散歩していたら、人が行列を作っていた。嫌味ったらしく先頭を確かめると、そこにはタピオカ屋があった。「そんなにタピオカって飲みたいもんかね?」と、これもまた嫌味ったらしく隣にいる友達に呟いて、新宿方面に歩いていった。 新宿に着いて、私たちは歩きながら川柳をよんでいた。「しょんべんの においがしみつく このとおり」「いまのひと あやせはるかに にてたよね」 文化的な教養とかじゃなく、暇すぎるあまりのふざけた句会。それでも不思議なことに、自分の気持ちや感情の機敏と対峙できることに変わりはない。友達をちょっと笑わせられたら満足な遊びなのに、次の句を頭の中で考えれば考えるほど、心の中の自分の声が明… <p>原宿を散歩していたら、人が行列を作っていた。嫌味ったらしく先頭を確かめると、そこにはタピオカ屋があった。「そんなにタピオカって飲みたいもんかね?」と、これもまた嫌味ったらしく隣にいる友達に呟いて、新宿方面に歩いていった。</p> <p> </p> <p>新宿に着いて、私たちは歩きながら川柳をよんでいた。「しょんべんの においがしみつく このとおり」「いまのひと あやせはるかに にてたよね」</p> <p>文化的な教養とかじゃなく、暇すぎるあまりのふざけた句会。それでも不思議なことに、自分の気持ちや感情の機敏と対峙できることに変わりはない。友達をちょっと笑わせられたら満足な遊びなのに、次の句を頭の中で考えれば考えるほど、心の中の自分の声が明瞭になってくる。</p> <p> </p> <p>ほんとうは タピオカのれつに ならびたい</p> <p>最後まで口には出さなかったけれど、ずっとこれが頭の中にあった。消しても消しても、「タピオカの れつにほんとは ならびたい」などと、形を変えて現れてくる。これを言ったところで、べつにおもしろくないし。いや、今まで言ってきた川柳もどきがおもしろいかと言われたら、そうは思えないけれど。これはおもしろさというよりも、現実的な欲望で、それが口にしたときの恥ずかしさの原因になっていた。</p> <p> </p> <p>いつのまにか折り返して渋谷に着いていて、歩きすぎて足も疲れたし、友達と別れて電車に乗った。郊外に住んでいるから、最寄駅まで30分くらいかかる。その間にいつも余計なことを考えてしまう。余計なことを考えることが日課でもある。今日は、タピオカの流行についてだった。</p> <p> </p> <p>流行っているものに食いついた一番古い記憶は、だんご三兄弟のCDを買ったときだ。あれは、不覚だった。分別がついていないときだったし。その後は、ミニモニとe-Karaとウィルコムくらいだ。e-Karaは今でも使っているから流行りにのったわけじゃなくて普遍的なものかもしれないし、高校生の時「コム持ち」というのが流行っていたウィルコムに関しては、契約したものの電話する相手がいなかったのですぐに解約してしまった。よって、しっかりと流行に乗ったのはミニモニだけだ。</p> <p> </p> <p>私は、流行ってるものを素直に良いと思えない。みんなが良いと思っているものを自分も揃って良いと言ってしまっては、世界のバランスが崩れてしまうんじゃないかと思っている。だから、なるべくマイノリティの意見側にいて、世界の均衡をとっているのだ。私の健気な努力のおかげで、この世界は崩壊せずに済んでいます。</p> <p> </p> <p>インスタ映えが流行ったときは、「インスタ映え台無しマシーン」を作った。</p> <p> </p> <p><iframe src="//www.youtube.com/embed/Z4Do7fGPiyM" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /><a href="https://youtube.com/watch?v=Z4Do7fGPiyM">日本人発明家がインスタ映えから世界を救う【2/16 ニュースM特集】</a></p> <p> </p> <p>インスタ映えするものを撮ろうとすると、どうしても指が写り込んだダサい写真になってしまうマシーンだ。これで世界はそのままでい続けられる。</p> <p> </p> <p>しかし、そんな努力家にしか分かり得ない心労がある。それは、好きなものが流行ってしまったときだ。流行に唾を吐くように生きてきたから、好きなものが流行ったときには大きな矛盾に陥ってしまう。</p> <p> </p> <p>それが、いま、タピオカで起きているのだ。私はタピオカがすごく好きなんだけど、あの行列を見たら、「好き」なんて口には出せない。私がタピオカの行列に並んでしまったら、秩序が乱れてしまう。私はタピオカのアンチでいなければならぬ。</p> <p>本当は誰よりも、新元号がタピオカになればいいなって、タピオカ元年の幕が上がればいいなって思っていたんだけれど、やっぱりそんなこと口には出せない。出しちゃダメなんです。</p> <p> </p> <p>その反動で、私はタピオカの行列を嫌味ったらしく確認したりしてしまう。私も、その列に並べる側の人間に生まれたかったわ……。うわあ。また嫌味ったらしい言葉がでてきた。でも、ほんとうに、自分を覆うくだらない自意識のせいで、流行すら素直に楽しめないなんて。どこかでこの自意識と決別しなくては、とは思っているものの、やっぱり私はタピオカの行列に並ぶことはおろか、コンビニでタピオカ飲料を買うことも、アメ横の地下街でタピオカの素を買うことすらできないのだ。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181116133622j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181116/20181116133622.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181116133622j:plain" /></p> <p> </p> <p>流行りが過ぎ去ったのを察知してから、それを試す。でも、それをしていると、人が通った道を遅れて歩いている虚しさみたいなものを感じる。シンゴジラを遅れてみたときは、SNSで盛り上がっている元ネタが分かった喜びと、そのころにはみんなバーフバリの話をしている虚しさがあった。</p> <p> </p> <p>電車の中で、インスタグラムのストーリーを見ていた。フォローしている人たちが、こぞってタピオカの写真をアップしている。「近所にできたから、逆に並んで買ってみた(笑)」「おじさんだけどタピオカ買ったwwww」「買ってみたけど、これで700円とか高すぎ」とコメントが添えられていた。</p> <p>素直じゃねえなこいつら。黙ってタピオカ飲めねえのか。そう思うと、私だけは素直にタピオカを買わなくてはならない。そんな気持ちになってきました。せまい世界で自意識と共に生きてくほかありません。WANIMAの写真に他意はありません。</p> fujiwaram ストレス解消できる観葉植物の作り方 / スイッチでサーボモーターを動かす hatenablog://entry/17680117127170742388 2019-05-28T22:08:41+09:00 2019-05-28T22:19:14+09:00 上司に不満を感じている人は、多いと思う。ネットで見た上司に関するアンケートによると、14.1%が「多いに不満」と答えており、23.6%が「不満」と答えている。日本で働く人の約40%が、上司に不満を持っているとすると、これは、どうにかしなければという気持ちに(社会の端っこにいる身にも関わらず)なってくる。 (via, https://atlassian-teambook.jp/_ct/17188547) (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 職場という閉ざされた空間には、様々な問題があることが多い。些細な問題によって、精神的に苦痛を… <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528174941.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528174941p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528174941p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><br /> <p>上司に不満を感じている人は、多いと思う。</p><p>ネットで見た上司に関するアンケートによると、14.1%が「多いに不満」と答えており、23.6%が「不満」と答えている。日本で働く人の約40%が、上司に不満を持っているとすると、これは、どうにかしなければという気持ちに(社会の端っこにいる身にも関わらず)なってくる。<br /> (via, <a href="https://atlassian-teambook.jp/_ct/17188547">https://atlassian-teambook.jp/_ct/17188547</a>)</p><p><script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script><br /> <ins class="adsbygoogle" style="display:block; text-align:center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-1219211074021665" data-ad-slot="8400005483"></ins><br /> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script></p><br /> <p> </p><p>職場という閉ざされた空間には、様々な問題があることが多い。些細な問題によって、精神的に苦痛を感じている方も多いと思う。<br /> 私は、居酒屋でバイトしていたときに、自分抜きでスポッチャに行かれたことがある。社員の板前さんもキッチンのバイトもフロアのバイトも、みんなスポッチャに行っていた。私だけ誘われなかった。誘わない気持ちも分かりますが。</p><p> </p><p>そんなことがなくても、仕事をしていると、クライアントから言われた言葉にムカついたり、急な無茶振りをされたり、なにかとイライラすることが多い。<br /> 上司や職場の雰囲気、その他のいろいろなことたち。仕事をしているときに感じるストレスは、どこかで解消しないといけない。じゃないと、精神的なバランスが崩れてしまって、なにか大変なことになってしまうと思うからだ。</p><p> </p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528174941.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528174941p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528174941p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p> </p><p>そこで私は作りました。「ストレスを解消することができる観葉植物」だ。</p><p>一見、キュートなフラワーにしか見えないが、実はすごい仕組みがあるのだ。</p><p> </p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528175053.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528175053p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528175053p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>このスイッチを押すと、</p><p>・</p><p>・</p><p>・</p><br /> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528180829.gif" alt="f:id:fujiwaram:20190528180829g:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528180829g:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><br /> <p>全ビジネスパーソンに売れるだろう発明をしてしまった。アスクルで販売したい。</p><p> </p><p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="en" dir="ltr">I need one of these for the office. <a href="https://t.co/cNdfql6X6G">https://t.co/cNdfql6X6G</a></p>&mdash; 0xC15C (@ciscmusic) <a href="https://twitter.com/ciscmusic/status/1132748061279756289?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年5月26日</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p><p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="en" dir="ltr">kind of flower i want <a href="https://t.co/l7WPDZSyfm">https://t.co/l7WPDZSyfm</a></p>&mdash; 🍒 diana 🍒 (@yaneyaney_) <a href="https://twitter.com/yaneyaney_/status/1129314783822397441?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年5月17日</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p><p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">私の職場のデスクに置くべきなのでは?????????????????????????????? <a href="https://t.co/ZQmiPepI5V">https://t.co/ZQmiPepI5V</a></p>&mdash; れいぞう子(こず) (@rw69rock) <a href="https://twitter.com/rw69rock/status/1132582244931887105?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年5月26日</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p><p>これは、市場が見えましたぞ……。</p><p><blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Bx37ejWjkSg/" data-instgrm-version="12" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Bx37ejWjkSg/" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;"> この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div></a> <p style=" margin:8px 0 0 0; padding:0 4px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Bx37ejWjkSg/" style=" color:#000; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none; word-wrap:break-word;" target="_blank">I put a beautiful plant on my office desk. Full video is on Youtube! check my profile link @mudazukuri 📼 _ #mudazukuri #wastedcreations #無駄づくり #無用發明 _ #comedyvideo #fuckoff #boss #office #arduinoproject #officedecor #electricalwork</a></p> <p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/mudazukuri/" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px;" target="_blank"> Marina Fujiwara</a>さん(@mudazukuri)がシェアした投稿 - <time style=" font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2019-05-25T05:39:29+00:00">2019年 5月月24日午後10時39分PDT</time></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script><br />  </p> <div class="section"> <h3>■作り方<Arduinoでサーボを動かす(スイッチも使う)></h3> <p>なんとなく、コードを含めた詳しい作り方を書こうと思う。<br /> というのも、いつもネットの記事を見ながら工作をしているのにも関わらず、私自身は、工作していて得た知見を全くシェアしていないことに気づいたのだ……。<br /> 自分ばっかりが情報を吸っていては、なんかバランスがおかしくなるのでは? と思って、試しにやり方をブログにまとめてみる。<br /> 誰か一人くらいは作りたい人いるよね。いてよね。</p><p>今回は、<b>"スイッチを押したらサーボが動く"</b>というところがポイントの工作です。上司に嫌がらせをしたい人以外にも、スイッチ押してサーボを動かしたい人は必見の内容だぜ!</p><br /> <p><b>用意するもの</b><br /> </p> <ul> <li>サーボモーター SG-90 <a href="http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08761/">http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08761/</a> /2つ</li> <li>Arduino</li> <li>ブレッドボード</li> <li>ジャンパワイヤー /11本</li> <li>タクトスイッチ  </li> <li>いいかんじの抵抗</li> <li>造花 /何本か</li> <li>ネイル用ハンドマネキン </li> <li>鉢(重い方がいいかも)</li> <li>ウッドブロック</li> </ul><p> </p> <div class="section"> <h4>1.Arduinoにサーボモーター を2つつける。</h4> <p> </p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528211501.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528211501p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528211501p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span><br /> サーボモーターからは3本の線が出ていますが、それぞれ、Ground(マイナス/GND)Vcc(プラス/5V)、Signal(信号/デジタル)です。マイナスとプラスは、電源の供給。信号はサーボの制御に使う。<br /> サーボの種類によって色が違うのですが、だいたい真ん中の線がVccで、両端がどっちかです。覚えとこ。</p><p>Signalの線は、Arduinoのデジタルピンのどこか(今回は、6と5)に差しましょう。</p><br /> <p> </p> </div> <div class="section"> <h4>2.スイッチをつける</h4> <p> </p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528213507.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190528213507j:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528213507j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>サーボとスイッチなどをこんな感じで繋げていきます。<br /> スイッチを押したらサーボが動く仕組みを作っていきましょう。</p><p>タクトスイッチをブレッドボードに差し込んで、ジャンパワイヤーで電源とArduinoのデジタル信号(今回は2)に繋げましょう。<br /> プラスのところにいい感じの抵抗を挟むのをお忘れなく。今回はたしか1kを使ったかな……。手元にあるやつでいいんじゃないでしょうか。よくないかな。よくないかもしれません。</p><p> </p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528213712.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528213712p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528213712p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>ちなみに、タクトスイッチには4つ足がついていますが、足が向かい合っているところは元からつながっています。</p><p>こんな単純な仕組みなのに、たまに「どっちだっけ?」って思ってしまうのが人間というものです。<br /> なので私は、確実に導電していない斜め向かいに線を繋げるようにしています。頭いいな〜。</p><p> </p> </div> <div class="section"> <h4>3.スケッチを書き込む</h4> <p> </p><p>このスケッチを書き込みます。</p> <pre class="code lang-c" data-lang="c" data-unlink><span class="synPreProc">#include </span><span class="synConstant">&lt;Servo.h&gt;</span> Servo myservo; Servo myservo2; <span class="synComment">//サーボのお名前</span> <span class="synType">const</span> <span class="synType">int</span> buttonPin = <span class="synConstant">2</span>; <span class="synComment">//スイッチの信号のばしょ</span> <span class="synType">int</span> pos = <span class="synConstant">0</span>; <span class="synType">int</span> buttonState = <span class="synConstant">0</span>; <span class="synType">void</span> setup() { myservo.attach(<span class="synConstant">6</span>); myservo2.attach(<span class="synConstant">5</span>); <span class="synComment">//サーボの信号のばしょ</span> pinMode(buttonPin, INPUT); } <span class="synType">void</span> loop() { buttonState = digitalRead(buttonPin); <span class="synStatement">if</span> (buttonState == HIGH) { <span class="synStatement">for</span> (pos = <span class="synConstant">0</span>; pos &lt;= <span class="synConstant">0</span>; pos += <span class="synConstant">1</span>) { <span class="synComment">// in steps of 1 degree</span> myservo.write(pos); myservo2.write(pos); <span class="synComment">//ボタンが押されてないときうごかない</span> } } <span class="synStatement">else</span>{ <span class="synStatement">for</span> (pos = <span class="synConstant">0</span>; pos &lt;= <span class="synConstant">90</span>; pos += <span class="synConstant">1</span>) { <span class="synComment">// in steps of 1 degree</span> myservo.write(pos); myservo2.write(pos); delay(<span class="synConstant">20</span>); } {delay(<span class="synConstant">1000</span>);} <span class="synStatement">for</span> (pos = <span class="synConstant">90</span>; pos &gt;= <span class="synConstant">0</span>; pos -= <span class="synConstant">1</span>) { myservo.write(pos); myservo2.write(pos); delay(<span class="synConstant">5</span>); } {delay(<span class="synConstant">1000</span>);} }<span class="synComment">//ボタンがおされたらサーボが90度うごく</span> } </pre> </div> <div class="section"> <h4>4.あとはいい感じにする</h4> <p><br /> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528180255.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528180255p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528180255p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>プログラムが出来上がり、サーボが動くのを確認したら、あとは色々なものをいい感じにしていくのみです。<br /> ちなみに、工作は、プログラムとかよりもこの部分が一番難しいです。物理的なところというか……。重くて動かねえ。とか、可動範囲が思ってたのと違う。とか。<br /> そういう予想できなかった(予想できたのに、見て見ぬふりをしていた)部分が急に問題として現れるのです。神に祈りながらがんばろ。</p><p>とりあえず、造花をサーボのアタッチメントに固定します。固定に使うのは、赤ちゃんサイズの結束バンドです。</p><p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528180401.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528180401p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528180401p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>ハンドマネキンの中指を立てて、鉢に固定します。私はステンレスの金具を使いました。<br /> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528180505.png" alt="f:id:fujiwaram:20190528180505p:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528180505p:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>あとは、ウッドブロックを積んだり削ったりしていい感じにサーボモーター を固定します。<br /> サーボは回転の都合で、前向きと後ろ向きになるように取り付けます。</p><p>そこに花をつけたアタッチメントを取り付けたらDONEです。</p><br /> <p><span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190528/20190528175332.gif" alt="f:id:fujiwaram:20190528175332g:plain" title="f:id:fujiwaram:20190528175332g:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span></p><p>みなさんも癒される観葉植物を作って、デスクに置いてみてはいかがでしょうか。<br /> ぜひ、会社で問題になってくださいね。</p><br /> <p><iframe width="480" height="270" src="https://www.youtube.com/embed/5lhkzjso5tY?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://www.youtube.com/watch?v=5lhkzjso5tY">www.youtube.com</a></cite></p><p>フル動画はここから見られます。YouTubeのチャンネル登録していただけると、私の晩御飯のおかずが一品増えます。よろしくおねがいします。</p><p>>参考記事<br /> Arduinoについて:<a href="https://deviceplus.jp/tag/arduino/">https://deviceplus.jp/tag/arduino/</a><br /> タクトスイッチ について:<a href="https://daisuki-arduino.com/arduino_program_sw/">https://daisuki-arduino.com/arduino_program_sw/</a></p> </div> </div> fujiwaram 私の猫は天才です hatenablog://entry/17680117127132307375 2019-05-17T22:12:01+09:00 2019-05-17T22:14:06+09:00 去年の10月から猫を飼いはじめた。名前は、カニエ・ウエストだ。もともと「カニ」という名前をつけようとしていたのだが、たまたまテレビをつけたら彼がうつっていたので、カニエ・ウエストのほうがかっこいいなと思い、名付けた。文句あるか。 カニは、もともと野良で生まれたらしく、生まれたてのところを保護活動している方に発見され、保護されたようだ。2ヶ月後に私がその方から引き取って、一緒に暮らしている。 猫を飼うのは初めてなのと、カニが異常なほど(といっても、他の猫をあまり知らないのだが)人見知りなこともあり、最初はたいへん苦戦をした。私のことをなにか大きな悪いやつだと思っているのか、私のことを丸い目で凝視… <p> </p> <p>去年の10月から猫を飼いはじめた。名前は、カニエ・ウエストだ。もともと「カニ」という名前をつけようとしていたのだが、たまたまテレビをつけたら彼がうつっていたので、カニエ・ウエストのほうがかっこいいなと思い、名付けた。文句あるか。</p> <p> </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181104224723j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181104/20181104224723.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181104224723j:plain" /></p> <p><br /> </p> <p>カニは、もともと野良で生まれたらしく、生まれたてのところを保護活動している方に発見され、保護されたようだ。2ヶ月後に私がその方から引き取って、一緒に暮らしている。</p> <p> </p> <p>猫を飼うのは初めてなのと、カニが異常なほど(といっても、他の猫をあまり知らないのだが)人見知りなこともあり、最初はたいへん苦戦をした。私のことをなにか大きな悪いやつだと思っているのか、私のことを丸い目で凝視し、後ずさりしていく。その姿はまるで、私が地元の駅で苦手な先輩を見かけたときと同じだったので、すげえ親近感が湧いた。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190104090828j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190104/20190104090828.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190104090828j:plain" /></p> <p><br /> </p> <p>猫というのは、自由気ままで、飼い主に好かれようが嫌われようが気にしない強さみたいなのがある。</p> <p>だから、壁紙を引っ掻いたり、素足に噛み付いたり、うんこのかけらを肛門付近の毛に付着させながら家中を走り回ったり。そんなことを堂々としてのける。私には、そんな勝手な猫の行動を許容できるほどの器はなく、ひとつひとつの行動にカチンときてしまい、怒ったりしてしまうこともある。</p> <p>それでもカニは、「なんですか急に大声出して」という顔で私のことを見ながら、どっか別の場所にゆっくり歩いていく。腹がたつ。腹がたつけれど、その姿がなんか愛らしくて許してしまうのだ。</p> <p> </p> <p>入って欲しくないクローゼットに入ろうとしたとき、抱きかかえて遠くに降ろす。そしたらカニは、私のほうをキッと睨み、スパパパパ、と一目散にクローゼットの中にダイブする。こういった秩序やルールをものともしない気骨というのは、私に足りていない部分だなあ。そんなことを思いながら、メゾンキツネのワンピースに噛み付いているカニを眺めている。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190517220758j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190517/20190517220758.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190517220758j:plain" /></p> <p>△ハンモック型のベッド </p> <p> </p> <p>そんなパンクなカニなのだが、なんと、頭がいいのです。インテリたるゆえ、社会に歯向かっているパターンのパンクなのだ。</p> <p> </p> <p>私の家には、猫用のハンモック型のベッドが置いてあり、そのハンモックのたるんでいる部分に、猫用のおもちゃを収納している。猫のおもちゃというのは、音のなるボールとかそういうやつで、踏むと痛えし蹴るとガシャガシャうるせえしなので、床に置いておくと微妙にストレスなのだ。</p> <p> </p> <p>ある日、カニがハンモックの中をじっと見ていた。ボールのおもちゃで遊びたいような感じだった。ハンモックの中に手を伸ばしてちょんちょん触るけれど、猫の手ではボールはつかめない。その様がかなり可愛かったので、ウフフと思いながら眺めていたら、なんと、</p> <p> </p> <p>・</p> <p> </p> <p> </p> <p>・</p> <p> </p> <p> </p> <p>・</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190517215318g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190517/20190517215318.gif" alt="f:id:fujiwaram:20190517215318g:plain" /></p> <p> </p> <p>びっくりした。人間でもここまで機転を利かすことはできないよ。そこで私は考えました。もしかしたら、カニは、猫界のアインシュタインなんじゃないかと。</p> <p> </p> <p>そういえば、先日、急にウォォオと叫びながらカーテンに突進していき、ベランダからちょうど隠れる部分のカーテンを綺麗に裂いたときがあった。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190517220324j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190517/20190517220324.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190517220324j:plain" /><br /><br />写真は夜なので分かりづらいが、結果的に日当たりがよくなり、たいへん居心地のいい部屋へと変身したのだ。カニは、カーテンを裂くことでもたらされるメリットを計算した上で、行動にうつしたに違いない。カニは、思考力と行動力、その2つを兼ね備えたすごい猫なのだ。</p> <p> </p> <p>そうなったら、教育が大事だ。受ける教育によって、その子の将来はだいぶ変わってくる。この才能を生かすために、私は教育を施すことに決めた。 </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190305104227j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190305/20190305104227.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190305104227j:plain" /></p> <p> </p> <p>まずは、分身を見破れる術を身につけてほしい。そう思い、合わせ鏡の真ん中にねこじゃらしを置き、ねこじゃらしを3つに分身させた。</p> <p>「本物がわかるかな?」そう呟きながら、ねこじゃらしを振ったところ、カニは、スパパパパと鏡に突進していった。その迷いのない間違いっぷりが、逆に嘘みたいだった。AとBのパネルがあって、正解だと思う方に突っ込むテレビの企画みたいだ。不正解のほうに突っ込むと泥まみれになるやつ。おいしいと思って、芸人がわざと間違えたりするやつ。あの番組のあざとさみたいなのを猫に感じてしまった。気をつかわれているのかな。</p> <p> </p> <p>しかし、カニは天才なので、3回目くらいで分身を見破り、それ以降はいくらやっても本物に突進するようになった。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190210111646j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190210/20190210111646.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190210111646j:plain" /></p> <p> </p> <p>もう遊びはやめにしよう。</p> <p> </p> <p>私は、餌を5粒取り出し、カニの前にならべた。1つを引っ込めた。「5ひく1、これが4」。もう1つ引っ込めた。「5ひく2、これが3」。もう1つ「5ひく3、これが2」。もう1つ「5ひく4、これが1」。「それで、全部ないのは、ゼロ」両手の親指と人差し指で輪を作って、カニに見せた。私は、ゼロの概念をカニに学んで欲しかったのだ。この世は全て、ゼロから始まる。学びとは全てゼロから始まるのだ。</p> <p> </p> <p>カニは、数秒だけ輪を見つめて、ゴミ箱に突進していき、中に入っているゴミを散らかした。彼はなにか、絶望的な世界の真理を悟ってしまったのだろうか。そうに違いない。</p> fujiwaram <藤原麻里菜 3D やり方 簡単>  検索で作ったものの展示(とバー)をやります hatenablog://entry/17680117126988174805 2019-03-05T19:00:00+09:00 2019-03-05T19:11:28+09:00 屋上で展示をやります。無駄づくりの技術は「電子工作 やり方 簡単」から始まりました。そんなことを思い出して、全てのものづくりは「やり方 簡単」から始まるのではないかという考えに行き着きました。私の「やり方 簡単」で作ったものを展示したりします。バー営業もあるので、夜ご飯もかねてお越しいただけたらうれしいです。わたしは飯は作れません。 <西日暮里6丁目にある「屋上」というスペースで展示とバーをやります。> 日時: 2019年 3月8日 20:00-23:00 2019年 3月9日 19:00-23:00 2019年 3月10日 19:00-23:00 場所:〒116-0013 Tokyo, Ar… <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190305134053j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190305/20190305134053.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190305134053j:plain" /></p> <p> </p> <p>屋上で展示をやります。無駄づくりの技術は「電子工作 やり方 簡単」から始まりました。そんなことを思い出して、全てのものづくりは「やり方 簡単」から始まるのではないかという考えに行き着きました。私の「やり方 簡単」で作ったものを展示したりします。バー営業もあるので、夜ご飯もかねてお越しいただけたらうれしいです。わたしは飯は作れません。</p> <p> </p> <p><strong>&lt;西日暮里6丁目にある「屋上」というスペースで展示とバーをやります。&gt;</strong></p> <p><strong>日時:</strong></p> <p>2019年 3月8日    20:00-23:00</p> <p>2019年 3月9日 19:00-23:00</p> <p>2019年 3月10日  19:00-23:00</p> <p><strong>場所:</strong><a href="https://goo.gl/maps/vSCfe38uveP2">〒116-0013 Tokyo, Arakawa, Nishinippori, 6 Chome−30−3 コーポアオヤギ101</a></p> <p>   →西日暮里駅からだいたい10分くらい</p> <p> <strong>内容:</strong></p> <p><strong>展示</strong></p> <p>私が今まで作った「無駄づくり(マシーン)」「まるがお(3Dグラフィック)」「鬱屈してたときに作った彫刻」などを展示</p> <p><strong>バー</strong></p> <p>ぐぐりながらカクテルつくります。藤原オリジナルストロングゼロを作ります。</p> <p><strong>販売</strong></p> <p>私の本を手売りします。買ってください! 頼む!</p> <p><strong>プレゼント</strong></p> <p>起こしいただいたみなさまに「まるがおステッカー」をさしあげます。</p> <p> </p> <p><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">良いシールができました<br>イベントなどで書籍購入してくださった方に押し付けようと思います。<br>2/19 KNS目隠しラジオ公開収録 @渋谷ロフト9<br><br>2/21 身にならない無駄づくりビジネスセミナー @大阪ロフトプラスワン<br><br>よろしくお願いします。 <a href="https://t.co/b74GyKC89j">pic.twitter.com/b74GyKC89j</a></p>&mdash; 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@togenkyoo) <a href="https://twitter.com/togenkyoo/status/1094459160731643904?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年2月10日</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190305134947p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190305/20190305134947.png" alt="f:id:fujiwaram:20190305134947p:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> <div class="" style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-numeric: inherit; font-variant-east-asian: inherit; font-weight: 400; font-stretch: inherit; font-size: 16px; line-height: inherit; font-family: 'Source Sans', Helvetica, Arial, sans-serif; vertical-align: baseline; color: #333333; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: pre-wrap; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;" data-block="true" data-editor="1hiur" data-offset-key="bfli4-0-0"> <div class="public-DraftStyleDefault-block public-DraftStyleDefault-ltr" style="box-sizing: border-box; margin: 0px 0px 0.5625em; padding: 0px; border: 0px; font-style: inherit; font-variant: inherit; font-weight: inherit; font-stretch: inherit; font-size: 1em; line-height: inherit; font-family: inherit; vertical-align: baseline; position: relative; white-space: pre-wrap; direction: ltr; text-align: left;" data-offset-key="bfli4-0-0"><span style="font-size: inherit;"><strong><span style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-style: inherit; font-variant: inherit; font-stretch: inherit; line-height: inherit; font-family: inherit; vertical-align: baseline;" data-offset-key="bfli4-0-0">&lt;やり方 簡単&gt; はじめに</span></strong></span></div> <div data-offset-key="bfli4-0-0"> </div> </div> <div class="" style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-numeric: inherit; font-variant-east-asian: inherit; font-weight: 400; font-stretch: inherit; font-size: 16px; line-height: inherit; font-family: 'Source Sans', Helvetica, Arial, sans-serif; vertical-align: baseline; color: #333333; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: pre-wrap; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;" data-block="true" data-editor="1hiur" data-offset-key="4jf55-0-0"> <div class="public-DraftStyleDefault-block public-DraftStyleDefault-ltr" style="box-sizing: border-box; margin: 0px 0px 0.5625em; padding: 0px; border: 0px; font-style: inherit; font-variant: inherit; font-weight: inherit; font-stretch: inherit; font-size: 1em; line-height: inherit; font-family: inherit; vertical-align: baseline; position: relative; white-space: pre-wrap; direction: ltr; text-align: left;" data-offset-key="4jf55-0-0"><span style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font: inherit; vertical-align: baseline;" data-offset-key="4jf55-0-0"> ものづくりは「やり方 簡単」からはじまる。何かに興味が出てきたとき、私はすぐにGoogleで検索をする。役者の名前が出てこないときもすぐにGoogleに聞く。インターネットには、人々の知見がつまっている。千里の道もGoogle検索から、である。</span><span style="font-family: inherit; font-size: inherit; font-style: inherit; font-variant-ligatures: inherit; font-variant-caps: inherit; font-weight: inherit;"> </span></div> </div> <div class="" style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-numeric: inherit; font-variant-east-asian: inherit; font-weight: 400; font-stretch: inherit; font-size: 16px; line-height: inherit; font-family: 'Source Sans', Helvetica, Arial, sans-serif; vertical-align: baseline; color: #333333; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: pre-wrap; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;" data-block="true" data-editor="1hiur" data-offset-key="8qq2r-0-0"> <div class="public-DraftStyleDefault-block public-DraftStyleDefault-ltr" style="box-sizing: border-box; margin: 0px 0px 0.5625em; padding: 0px; border: 0px; font-style: inherit; font-variant: inherit; font-weight: inherit; font-stretch: inherit; font-size: 1em; line-height: inherit; font-family: inherit; vertical-align: baseline; position: relative; white-space: pre-wrap; direction: ltr; text-align: left;" data-offset-key="8qq2r-0-0"><span style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font: inherit; vertical-align: baseline;" data-offset-key="8qq2r-0-0"> まあまあ偏差値の低い高校の普通科を卒業して1年後に「無駄づくり」というYouTubeチャンネルを始めた。私の頭の中に浮かんだどうでもいいものを形にしたかったのだ。物作りを専門的にやっていたわけではないし、映像編集もしたことがなかった。「映像編集 ソフト 無料 簡単」「モーター 使い方」などと検索しながら、5年が経ち、200個以上の無駄なものを作った。センシングしてモーターを動かしたり、プログラミングしてマシーンを作るようにもなった。すべて検索の力だ。私は検索力(りき)がむきむきと成長し、やがて「検索さえできれば何でも作れるだろ」というマインドになってきた。</span></div> </div> <div class="" style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-numeric: inherit; font-variant-east-asian: inherit; font-weight: 400; font-stretch: inherit; font-size: 16px; line-height: inherit; font-family: 'Source Sans', Helvetica, Arial, sans-serif; vertical-align: baseline; color: #333333; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: pre-wrap; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;" data-block="true" data-editor="1hiur" data-offset-key="1tq76-0-0"> <div class="public-DraftStyleDefault-block public-DraftStyleDefault-ltr" style="box-sizing: border-box; margin: 0px 0px 0.5625em; padding: 0px; border: 0px; font-style: inherit; font-variant: inherit; font-weight: inherit; font-stretch: inherit; font-size: 1em; line-height: inherit; font-family: inherit; vertical-align: baseline; position: relative; white-space: pre-wrap; direction: ltr; text-align: left;" data-offset-key="1tq76-0-0"><span style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font: inherit; vertical-align: baseline;" data-offset-key="1tq76-0-0"> これが悪いことなのか良いことなのかは、まったく知らない。けれど、情報を重く捉えることなく、失敗を恐れることもなく、ただ興味のままに、検索しながら物を作るのは楽しい。</span><span style="font-family: inherit; font-size: inherit; font-style: inherit; font-variant-ligatures: inherit; font-variant-caps: inherit; font-weight: inherit;"> </span></div> </div> <div class="" style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-variant-numeric: inherit; font-variant-east-asian: inherit; font-weight: 400; font-stretch: inherit; font-size: 16px; line-height: inherit; font-family: 'Source Sans', Helvetica, Arial, sans-serif; vertical-align: baseline; color: #333333; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: pre-wrap; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; text-decoration-style: initial; text-decoration-color: initial;" data-block="true" data-editor="1hiur" data-offset-key="cm3ck-0-0"> <div class="public-DraftStyleDefault-block public-DraftStyleDefault-ltr" style="box-sizing: border-box; margin: 0px 0px 0.5625em; padding: 0px; border: 0px; font-style: inherit; font-variant: inherit; font-weight: inherit; font-stretch: inherit; font-size: 1em; line-height: inherit; font-family: inherit; vertical-align: baseline; position: relative; white-space: pre-wrap; direction: ltr; text-align: left;" data-offset-key="cm3ck-0-0"><span style="box-sizing: border-box; margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; font: inherit; vertical-align: baseline;" data-offset-key="cm3ck-0-0"> 長くなってしまったが、今回は、私が検索して作ったものたちの一部を展示する。クオリティや意味の有無などどうでもよくて、ただ思いついたものを作ってスッキリしただけのものだ。いわば、うんこです。検索によってだしたうんこだ。飲食店なのにすみません。</span></div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"><strong>&lt;屋上ってどんなとこ?&gt;</strong></div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190215185501j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190215/20190215185501.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190215185501j:plain" /></p> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> 知人が作ったスペースです。以前、屋上の近くに住んでいたことがあるのですが、たいへんステキな場所です。西日暮里なんて滅多にくる機会がないと思うので、この機会にぜひ足を踏み入れてください。近所では、24時間営業の「エネルギースーパーたじま」や不法投棄、つぶれたストロングゼロなどが見ることができます。</div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"><strong>&lt;注意&gt;</strong></div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0">・万が一椅子が埋まってしまった場合、立ち飲みになります。「せっかく来たのに入れない!」は防ぎたいので、当日はTwitterで席の情報などをつぶやくようにします。ガラガラだったらはずかしいですな。</div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0">・私は、バーや居酒屋で働く時に「鬼の接客モード」になり、めちゃくちゃ社交的になるので、心配せずに軽い気持ちでお越しください。</div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0">・無料でスペースを貸してもらっているので、いっぱい食べたり飲んだりしてくれたら嬉しいです。</div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0"> </div> <div data-offset-key="cm3ck-0-0">ぜひ、飲み食いしながら「検索」について考えたり、どうでもいい話をしたりしましょう。お待ちしております。よろしくお願いします。</div> </div> fujiwaram 無駄なものを作るだけで月収◯◯円♫ 知ってる人は100%稼いでいます! hatenablog://entry/98012380864434494 2019-02-11T14:31:18+09:00 2019-02-16T19:03:23+09:00 情報商材みたいなタイトルのイベントを大阪でやります! ↑ 作るのに数時間かかったうさんくさい画像 昨年、「無駄なことを続けるために」という本をだしました。私がやっている「無駄づくり」というなんの意味もないことを(法に触れずに)お金に変えることについてを書いたものです。 そのタイミングで、大阪ロフトプラスワンさんから、なにかイベントをやってくださいと打診がきたので、「ビジネスセミナーやりたい!」と思い、こういった悪の情報商材のようなイベントをすることになりました。 楽に稼ぎたい人はおこしください! たぶん、あんまり人が来ないと思うので、来場者には良いシールをお配りしようとおもいます。 ▼無駄なも… <p> </p> <p>情報商材みたいなタイトルのイベントを大阪でやります!</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190211141510g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190211/20190211141510.gif" alt="f:id:fujiwaram:20190211141510g:plain" /></p> <p>↑ 作るのに数時間かかったうさんくさい画像</p> <p> </p> <p>昨年、「無駄なことを続けるために」という本をだしました。私がやっている「無駄づくり」というなんの意味もないことを(法に触れずに)お金に変えることについてを書いたものです。</p> <p>そのタイミングで、大阪ロフトプラスワンさんから、なにかイベントをやってくださいと打診がきたので、「ビジネスセミナーやりたい!」と思い、こういった悪の情報商材のようなイベントをすることになりました。</p> <p> </p> <p>楽に稼ぎたい人はおこしください! たぶん、あんまり人が来ないと思うので、来場者には良いシールをお配りしようとおもいます。</p> <p> </p> <p><strong>▼無駄なものを作るだけで月収◯◯円♫ 知ってる人は100%稼いでいます!</strong></p> <p>2019年2月21日</p> <p>OPEN 18:30 / START 19:30</p> <p>前売り ¥2,500 / 当日 ¥2,800(飲食代別)※要1オーダー¥500以上<br />前売券はイープラス、ロフトプラスワンウエスト電話予約にて1/24(木)12時発売開始!<br />■購入ページURL<br /><a href="https://eplus.jp/sf/detail/2852290001-P0030001">https://eplus.jp/sf/detail/2852290001-P0030001</a><br />ロフトプラスワンウエスト電話→0662115592(16~24時)<br />※ご入場はプレイガイド整理番号順→ロフトプラスワンウエスト電話予約→当日の順 となります。</p> <p> </p> <p>▼出演者</p> <p>藤原麻里菜</p> <p>山根シボルさん(株式会社人間)</p> <p> </p> <p>▼内容(予定)</p> <p>・無駄なものを作ることでお金をもらえる魔のビジネスの開拓方法<br />・無駄づくりを続けていれば、いつかピコ太郎みたいになってお金がガバガバ入ってくると思い込んでいたら借金苦になった</p> <p>・社会にわがままを通すためには</p> <p>・いやなコメントがきたときのスマートな対処方法</p> <p>・無駄づくりをしていて起こったこと(私を批判しながら有益なものを作る敵キャラがでてきたなどなど)</p> <p>・「なんか儲かるはなしはありますか?」インターネットビジネスについて株式会社人間とトーク</p> <p>---</p> <p> </p> <p>真面目なような、真面目じゃないようなイベントになりそうです。終演後は書籍販売などをするので、うろうろしています。話しましょう!</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20190210152009j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20190210/20190210152009.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20190210152009j:plain" /></p> <p>これが良いシールです。</p> <p> </p> <p>うさんくさい情報商材よりか身にならないイベントだとおもいますが、精一杯がんばりますので、がんばりだけでも見にきてください。</p> <p> </p> <p>ぜひよろしくおねがいします。</p> <p> </p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="『無駄なことを続けるために』発売記念イベント 無駄なものを作る だけで月収◯◯円♪ 知ってる人は100%稼いでいます!のチケット情報(心斎橋・道頓堀・難波周辺)|e+(イープラス)" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Feplus.jp%2Fsf%2Fdetail%2F2852290001-P0030001" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://eplus.jp/sf/detail/2852290001-P0030001">eplus.jp</a></cite></p> fujiwaram 本を出したのでちょっとだけでも読んでくれませんか hatenablog://entry/10257846132688910131 2018-12-23T14:27:54+09:00 2018-12-23T14:27:54+09:00 11月16日に「無駄なことを続けるために」という本を出版しました。「無駄づくり」を仕事にした私が、「好きなこと」「作る」「お金」を現実的に考えて書いた本です。ビジネス的ともいえるし、ちょっとポエミーでもあります。 半年かけてせっせと書いた本なので、できればたくさんの方に読んでもらいたいです。なので、「はじめに」部分だけネットで公開することにしました。1500文字くらいなので、さらっと読んでもらえたらうれしいです。 はじめに 私は、無駄なものを作ってお金を稼いでいる。意味不明だと思うが、文字通り〝無駄なこと〞を仕事にしているのだ。 2013年に「無駄づくり」というYouTubeチャンネルを開設し… <p>11月16日に「無駄なことを続けるために」という本を出版しました。「無駄づくり」を仕事にした私が、「好きなこと」「作る」「お金」を現実的に考えて書いた本です。ビジネス的ともいえるし、ちょっとポエミーでもあります。</p> <p>半年かけてせっせと書いた本なので、できればたくさんの方に読んでもらいたいです。なので、「はじめに」部分だけネットで公開することにしました。1500文字くらいなので、さらっと読んでもらえたらうれしいです。</p> <p> </p> <h4>はじめに</h4> <p> 私は、無駄なものを作ってお金を稼いでいる。意味不明だと思うが、文字通り〝無駄なこと〞を仕事にしているのだ。</p> <p> 2013年に「無駄づくり」というYouTubeチャンネルを開設し、「歩くたびにおっぱいが大きくなるマシーン」とか、「インスタ映え台無しマシーン」とか、あまり社会の役に立たないようなものを作り続けている。もう5年続けていて、200個以上の無駄なものを作った。</p> <p> 私は、私の中にあるダメな部分をプラスにするために、「無駄づくり」をしている。捻くれていたり鬱屈とした自分自身を「無駄づくり」を通して、笑いへと変えていく。そうすることで、生きづらさを感じていた世の中が、少しずつ生きやすくなってきた。</p> <p> しかし、問題はお金だ。よく、「YouTuberは稼げる」と耳にするが、その情報の出どころを突き止めて怒りたいほど、お金にはならなかった。しばらくの間はアルバイトと「無駄づくり」を両立していたものの、どんどん生活が苦しくなり、「無駄づくり」を続けられなくなったことがある。</p> <p> 「無駄づくり」をやめてしまったら、私はどうなるのだろうか。せっかく生み出せた表現の場所がなくなったらどうなってしまうのだろう。私にとって、無駄なことを続けることはすごく重要だ。この時、自分自身のためにも、稼げないことを稼げることに変えていくべきだと思った。</p> <p>私は、一つ無駄なものを作ったら、それを映像や文章に落とし込み、インターネットを介して大勢の人々に見てもらっている。YouTubeチャンネルから始まり、TwitterなどのSNSやブログに広げ、様々な媒体で見せることにした。それを続けているうちに、YouTubeのチャンネル登録者数は6万人を超えて、Twitterのフォロワー数も4万人を超え、企業プロモーションの依頼も多くなった。ブログを見た人から仕事の相談が来て、執筆活動を始め、今では、連載を月に5本ほど持てるようになった。</p> <p> 2018年の6月には台湾で個展を開催し、9日間で2万5000人以上の来場者を記録した。CSチャンネルで発明家を紹介する冠番組を持ち、ぼそぼそ喋る司会をやった。クラウドファンディングを使って3日間で100万円の資金を集めた。始めた時には思いもしなかったような、大きなことが達成出来ている。</p> <p> 無駄なことを続けているうちに、「無駄づくり」はお金になっていき、それだけでなんとか食えるようになった。無駄なものを作ることで生活が成り立つ、そんなモラルに反した人間が出来上がってしまった。資本主義のバグである。</p> <p> 「無駄づくり」を仕事に出来て本当に幸せだ。まだまだ貧乏ではあるが、それでも仕事を含めた今の生活は、たいへん楽しく、たいへん面白いものになった。牛丼を食べている時になど、ふと「これは『無駄づくり』で稼いだお金で食べられているのだ……」と、泣きそうになったりもする。</p> <p> 好きなことを続けるためには、安定した生活が必要である。安定した生活のためには、それなりのお金が必要である。何も、億万長者になろうと思っているわけではない。いや、億万長者になれたらラッキーではあるが、まずは、自分の好きなことを続けながら、安定した生活を送れるだけのお金を稼いでいきたい。</p> <p> インターネットの普及によって、お金の稼ぎ方が多様化している今こそ、好きなことを続けるために、稼ぎ方を見直す時なのかもしれない。</p> <p> 無駄なことを続けるために、生活を楽しくするために、生きやすい世界を作るために、必要なことは何だろうか。私の経験や、好きなことをお金にしてきた先輩方への取材を通して考えていきたい。</p> <p> 本書が、好きなことを続けたいと思っているあなたの肩を揉むような、一つの支えになるような、そんな一冊になったら嬉しい。</p> <p>**</p> <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="en-gb"> <p dir="ltr" lang="ja">藤原麻里菜さんの「無駄なことを続けるために」を読了。洞察力が詩になる文章。あと、圧倒的に制作物が多いのがすてき。量が質になってる。 <a href="https://t.co/WCLZUEGMzB">pic.twitter.com/WCLZUEGMzB</a></p> — 明和電機 (@MaywaDenki) <a href="https://twitter.com/MaywaDenki/status/1071267525554401280?ref_src=twsrc%5Etfw">8 December 2018</a></blockquote> <script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <p> </p> <p> </p> <p><br />いまのところは、いいご感想だけ耳に入っております。</p> <p>**</p> <h4>目次</h4> <p> </p> <p>■はじめに</p> <p>■第1章 まずは「作る」ことから始める</p> <p>-ダメな自分をプラスにする物作り -ゆるやかな制限と自由 -客観視して人に伝える -怠け者でも三日坊主でも -自分の世界を生きやすくする</p> <p>■第2章 ぼんやりとした思考を「わかる」</p> <p>-才能を知るためには  -行き詰まりを解消するために  -モヤモヤを言葉にする  -無駄づくりの社会的意義って何だろう</p> <p>■第3章 分かりあうには「見せる」</p> <p>-インターネットを使って見せる  -映像と「空気」を見せる  -文章で「思い」を見せる  -拡散する -ネットでの批評について  -批判からモチベーションを保つには  -インターネット以外の「見せる」 -「SNSでしかウケない」から抜け出そう  -様々なメディアで〝見せる〞</p> <p>■第4章 無駄なことを続けるために「稼ぐ」</p> <p>-組織に吸い込まれないやり方  -自分の表現と既存の稼ぎ方をマッチさせる  -インターネットで〝稼ぐ〞  -組織からお金をもらう  -個人からお金をもらう  -「無駄づくり」をプラットフォームにする  -仕事をコントロールする  -無駄なことを続けるために</p> <p>■第5章 それぞれの稼ぎ方</p> <p>藤原麻里菜―無駄づくり・文筆家・映像制作</p> <p>菊池良さんー会社員・ライター</p> <p>前田司郎さんー作家・五反田団主宰</p> <p>八谷和彦さんーメディアアーティスト</p> <p>野村由芽さんー株式会社CINRAエディター・She is編集長</p> <p>■おわりに</p> <p>■発明品リスト</p> <p> </p> <p>**</p> <p>無駄なことを続けることが、人の心を豊かにすると信じています。</p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4847097319/togenkyoo0d-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61IQDsKFnUL._SL160_.jpg" alt="無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4847097319/togenkyoo0d-22/">無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 藤原麻里菜</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> ワニブックス</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2018/11/16</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4847097319/togenkyoo0d-22" target="_blank">この商品を含むブログ (1件) を見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> *</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181223142711p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181223/20181223142711.png" alt="f:id:fujiwaram:20181223142711p:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> fujiwaram インターネットで見つけたお金の稼ぎ方と自分の居場所と、イヤな自分。そして、その先へ hatenablog://entry/10257846132686736545 2018-12-20T11:00:00+09:00 2018-12-20T11:05:28+09:00 Sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」インターネットを始めて、もう15年ほどになる。リビングにあった家族共有のパソコンでコソコソとネットをしていたのが10歳くらいで、12歳の誕生日に自分専用のパソコンを買ってもらった。当時、ネット上で私の名前は†魔璃凜†だった。両サイドの十字架が大切である。ちなみに、今この名前で検索すると、エロいスピリチュアルカウンセラーがヒットすることがあるのだが、私には全く関係のない人です。 © 2018 Disney. All Rights Reserved.12月21日に「シュガー・ラッシュ:オンライン」という映画が公開される。あの「ズートピ… <div style="font-size: small; text-align: right; margin-bottom: 3em;">Sponsored by 映画「<span data-unlink>シュガー・ラッシュ:オンライン</span>」</div><p>インターネットを始めて、もう15年ほどになる。リビングにあった家族共有のパソコンでコソコソとネットをしていたのが10歳くらいで、12歳の誕生日に自分専用のパソコンを買ってもらった。</p><p>当時、ネット上で私の名前は<b>†魔璃凜†</b>だった。両サイドの十字架が大切である。ちなみに、今この名前で検索すると、エロいスピリチュアルカウンセラーがヒットすることがあるのだが、私には全く関係のない人です。</p> <div style="text-align: right; color: gray; margin: 7em auto 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181217/20181217092317.jpg" alt="f:id:blog-media:20181217092317j:plain" title="f:id:blog-media:20181217092317j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> <small>© 2018 Disney. All Rights Reserved.</small></div><p>12月21日に「シュガー・ラッシュ:オンライン」という映画が公開される。あの「ズートピア」と同じ監督のディズニーのアニメーション映画だ。80年代のゲームキャラであるラルフと女の子向けレーシングゲームのキャラであるヴァネロペがインターネットの世界に飛び込んで、メイクマニーすることになる。</p><p>「ネットでお金を稼ぐ」なんて、何だかファンタジーでもあるし、現実的でもある。ディズニーが「現代のネット」をテーマに映画を作るだと……と、ビビりながらも試写会に行き、一足先に観てきたのだが、すげえ面白かった。すげえ面白かったし、すげえ考えさせられた。</p> <p style="margin-bottom: 7em;"> ストーリーには、ディズニーらしい「友情」や「絆」といった主題があり、カーチェイスやインターネット崩壊の危機といった手に汗握るアクションシーンも楽しかった。しかし、そこに「インターネットとどう付き合っていくか」というモサっとしたメッセージが含まれていて、友情と無縁の私には、そこがすごく刺さったのだ。</p> <div class="section"> <h3>むかしはよかったじゃないけども</h3> <div style="margin-bottom: 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181217/20181217220918.jpg" alt="f:id:blog-media:20181217220918j:plain" title="f:id:blog-media:20181217220918j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> </div><p>私が初めて買ってもらった携帯電話は、たしかインターネットに繋がるものだったけど、「1秒でも繋げたら莫大な金を請求されるから」と親に使用を止められていた。なので、自分の部屋にあるパソコンから、†魔璃凜†として「メイプルストーリー(オンラインゲーム)」や「ふみコミュニティ(女児向け掲示板)」でネットを満喫していた。</p><p>中学生のときにパケ・ホーダイに加入して、携帯電話で「前略プロフィール」や「リアルタイム日記(通称、リアタイ)」などを使っていた。家に帰ったらパソコンを起動し、「ホームページ・ビルダー」や「Yahoo!ジオシティーズ」でサイトを更新したり、「はてなダイアリー」で日記を書いたり、Webブラウザのブックマークを開いて上から順に好きなサイトを巡回して更新をチェックしていた。</p> <div style="float: right; margin: 0 0 1em 2em;"> <a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/B00L9RFOMW/togenkyoo0d-22" class="asin"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51yfJzGiFjL._SL160_.jpg" alt="コナン・ザ・グレート オリジナル版 (字幕版)" title="コナン・ザ・グレート オリジナル版 (字幕版)" class="asin"></a></div><p>そのころのハンドルネームは「マリナ・ザ・グレート」だった。お察しの通り、コナン・ザ・グレートからとった。</p><p>初めて「2ちゃんねる」に書き込みしたときには、「半年ROMってろ」とコメントがついた。従順で素直な中学生の私は、きっちり半年ROMった。</p><p>今思うと、スローライフのようだ。スローインターネットというか。PDFを踏むだけでパソコンがフリーズしていたし。</p> <div style="text-align: right; color: gray; margin: 7em auto 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181214/20181214155554.jpg" alt="f:id:blog-media:20181214155554j:plain" title="f:id:blog-media:20181214155554j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> <small>© 2018 Disney. All Rights Reserved.</small></div><p>ラルフとヴァネロペは、鄙(ひな)びたゲームセンターにあるアーケードゲームの中に住むキャラクターだけど、店主のおじさんが店にWi-Fiを繋げたことから、ネットの世界に行けるようになる。そこは、知りたいことがすぐに知れて、欲しいものはすぐに見つかり、楽しいゲームがあって、好きな場所に高速で行ける、かなりいい街だった。</p><p>作中では、いろいろなWebサービスが擬人化・物体化されている。検索サービスの「ノウズモア」は、「a……」と言っただけで、食い気味にaから始まる検索ワードをサジェストする。サジェストが擬人化されると、こんなにも狂気的になるのか。</p> <div style="margin: 7em auto 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181217/20181217220919.jpg" alt="f:id:blog-media:20181217220919j:plain" title="f:id:blog-media:20181217220919j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> </div><p>高校生のときにスマホが少しずつ普及してきて、18歳になるころにはほとんどの人がスマホになっていた。そのころ、Twitterに登録して、リツイートとかフェイバリットとか、新しい言葉や複雑さに混乱しながらも、いつの間にか慣れて、一番使うツールになっていた。あ、mixiやMyspaceのことをすっかり忘れていた。</p><p>そして、スマホの普及とともに、インターネットのユーザーは多くなった。</p><p>私は喫茶店で、隣の席の会話をぼんやり聞きながら「いろいろな人がいるなあ……」と思うのが、なんか好きだ。この前、男性がウインナーコーヒーを頼み、店員が運んできた飲み物を見て「はあ、クリーム。これがウインナーコーヒーですか」と同席していた女性に言っていた。その感じから察するに、ソーセージのほうのウインナーが入っていると思っていたようだ。コントの中でしか見かけないような人が世の中にいるのか、と感動した。</p><p>喫茶店にいろいろな人がいるように、世の中にはいろいろな人がいる。世の中にいろいろな人がいるということは、ネットにも、その一部であるTwitterにも、自分の想像から外れた思考を持ったいろいろな人がいるのだ。</p><p>そんなことは分かっているけれど、流れが速くなり、人が多くなったインターネットでは、自分と違う意見を見ると条件反射で「怒り」などの感情が湧き、ストレスを感じることがある。少しも内観せず知らない人の意見に振り回されることの愚かさ。</p><p>それに、ネットを通して、自分のイヤでダメなところに気づいてしまうときもある。</p><p>同世代が活躍しているのを見て「どうせ、すぐ落ちぶれるよ」と思ったり、可愛い女性がチーズホットドックを食べ、チーズをびよーんとさせて「てへへ」って笑っている動画が流れてくると、「あ?」と言ってしまったりする。可愛い人や才能のある人を素直に認められない自分がチラチラ出てくるのだ。</p> <p style="margin-bottom: 7em;"> それはネット以外でもあることだけれど、ネットを手にしてから頻度が多くなった気もする。そして、そんなダメな自分を見ないようにするのが、すごくストレスでもある。</p> </div> <div class="section"> <h3>ネットでお金を稼ぐこと・好きなことを見つけること</h3> <div style="text-align: right; color: gray; margin-bottom: 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181214/20181214155544.jpg" alt="f:id:blog-media:20181214155544j:plain" title="f:id:blog-media:20181214155544j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> <small>© 2018 Disney. All Rights Reserved.</small></div><p>「すげー」とインターネットに感心しているラルフとヴァネロペだけど、だんだんと深みにハマっていく。お金が必要になった二人は、どうにかネットで稼ぐ方法を探す。結果的に、ラルフがBuzzTubeという動画投稿サイトの投稿者になるのだ。いわゆる、YouTuberみたいなものである。</p><p>ラルフがBuzzTubeに投稿を始めたのは、何か大きなきっかけや決心があったわけではなく、周りに流されて投稿した動画がバズってしまったからだ。そこから、ラルフはバズりそうな動画を戦略的に投稿して、一躍トップ動画スターになる。うらやましいぜ。</p><p>お金を稼ぐために、身を犠牲にしてバカなことをやっている。これが好きなことかも分からないし、人に楽しんでもらうためとか、そういう綺麗事もない。全て、お金のため。<br /> それに対して、ヴァネロペは、求めていた世界をインターネットで見つけてしまう。</p> <div style="margin: 7em auto 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181217/20181217220920.jpg" alt="f:id:blog-media:20181217220920j:plain" title="f:id:blog-media:20181217220920j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> </div><p>私は、20歳のときに「無駄づくり」というYouTubeチャンネルを始めた。「YouTuberは月に100万円稼げる」という噂を耳にしたのがきっかけで始めたのだが、そんな簡単なものではなかった。ラルフは1日で動画がバズったけれど、私は数年かけて、やっと「無駄づくり」だけで食べられるようになった。</p><p><a href="https://www.youtube.com/channel/UCHFvKf-ATrhs3jbjj793N6w"><img src="https://cdn-ak.favicon.st-hatena.com/?url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fchannel%2FUCHFvKf-ATrhs3jbjj793N6w" alt="" class="http-favicon" /></a><a href="https://www.youtube.com/channel/UCHFvKf-ATrhs3jbjj793N6w">&#x7121;&#x99C4;&#x3065;&#x304F;&#x308A; / MUDA-ZUKURI - YouTube</a></p><p>ネットの流れが早いから「無駄づくり」を始められた気もするし、お金を稼ぐことができているのもそうだと思う。月100万は、まだ遠い夢だけれど。</p> <p style="margin-bottom: 7em;"> 始めたころの「無駄づくり」は、人生で一番大切なことではなかった。でも、続けていくうちに、一番大切で、好きなものに変わっていった。私は、インターネットで自分の居場所と仕事を見つけたのだ。</p> </div> <div class="section"> <h3>イヤな自分の先へ</h3> <p>お金のためにネットを利用するラルフと、求めていた世界を見つけてしまったヴァネロペを見ていて、思うところがいろいろとあった。</p> <div style="margin: 7em auto 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181217/20181217220921.jpg" alt="f:id:blog-media:20181217220921j:plain" title="f:id:blog-media:20181217220921j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> </div><p>インターネットの流れがどんどん速くなっている今、何も考えずに流されることを選んでしまっているかもしれない。考えないで流されたほうが、新しい世界に行くことができたりもするし、それがネットの醍醐味だとも感じている。しかし、それをずーっと続けていると、いつの間にか好きなことがボロボロと落ちてしまうのではないか。と、思うのだ。</p><p>インターネットを始めてから15年も経っていた。時代に流される中で、好きなことを見つけたり、友達を作ったり、幸福を感じたりする反面、ストレスが溜まることでもそのままにしてしまっているように思えてきた。</p><p>去年の4月に、Twitterで「バーベキュー」とつぶやかれるたびに藁人形に五寸釘を打ち付けるマシーンを作った。私は一度もバーベキューに誘われたことがないので、Twitterでバーベキューの写真を見ると嫉妬に狂いそうになるのだ。</p><p><a href="https://www.youtube.com/watch?v=AogjSw9v8MM"><img src="https://cdn-ak.favicon.st-hatena.com/?url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DAogjSw9v8MM" alt="" class="http-favicon" /></a><a href="https://www.youtube.com/watch?v=AogjSw9v8MM">&#x546A;&#x3044;&#x306E;&#x85C1;&#x4EBA;&#x5F62;&#x30C7;&#x30D0;&#x30A4;&#x30B9; | &#x7121;&#x99C4;&#x3065;&#x304F;&#x308A; &times; kibidango [PR] - YouTube</a></p><p>たびたび届くクソリプに嫌気がさして、「イケメンがクソリプを音読するマシーン」を作ったこともある。</p><p><a href="https://www.youtube.com/watch?v=OpaXUtl-6aw"><img src="https://cdn-ak.favicon.st-hatena.com/?url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DOpaXUtl-6aw" alt="" class="http-favicon" /></a><a href="https://www.youtube.com/watch?v=OpaXUtl-6aw">&#x30A4;&#x30B1;&#x30E1;&#x30F3;&#x304C;&#x30AF;&#x30BD;&#x30EA;&#x30D7;&#x3092;&#x97F3;&#x8AAD;&#x3059;&#x308B;&#x30DE;&#x30B7;&#x30FC;&#x30F3; | &#x7121;&#x99C4;&#x3065;&#x304F;&#x308A; &times; &#x97F3;&#x58F0;&#x8A8D;&#x8B58; - YouTube</a></p><p>ネットによって鬱積した心を「無駄づくり」として昇華し、それをネットで公開してマネーに変えるというよく分からないサイクルを作ってしまった。</p><p>ネットを通して気づいたイヤでダメな自分と対話して、マシーンを作るようになった。なんだか、めちゃくちゃ心がスッキリした。</p><p>これからもインターネットは進化していき、新しいテクノロジーもたくさん開発される。でも、きっと私はダメなままだ。</p> <div style="text-align: right; color: gray; margin: 7em auto 1.5em;"> <span itemscope itemtype="http://schema.org/Photograph"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181217/20181217092324.jpg" alt="f:id:blog-media:20181217092324j:plain" title="f:id:blog-media:20181217092324j:plain" class="hatena-fotolife" itemprop="image"></span> <small>© 2018 Disney. All Rights Reserved.</small></div><p>ラルフとヴァネロペの最後の選択がお互いの正解になるように、きっと二人は頑張って生きていくのだと思う。</p> <p style="margin: 7em auto 1.5em;"> 私は、チーズホットドックをびよーんとしながら食べて「てへへ」って笑っている女の動画への嫉妬と怒りを込めて、無駄づくりを続ける。 </p><div style="margin-top: 7em;"><p>映画「<span data-unlink>シュガー・ラッシュ</span>:オンライン」の感想 <b><a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/sugarrush-ol">#シュガラお題</a></b></p><p><iframe width="336" height="189" src="https://www.youtube.com/embed/yI_muheBCDc" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe><br /> <a href="http://htn.to/DVYqYF" rel="nofollow"><img src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/blog-media/20181130/20181130183536.jpg" width="200"></a><br /> <small>sponsored by <a href="http://htn.to/DVYqYF" rel="nofollow">映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)</a></small></p> </div><p style="border: solid 2px #02b0cd; border-radius: 5px; padding: 1em; margin: 2em 5%;"> はてなブログでは、12月21日(金)公開の映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」と共同で、特別お題キャンペーン「<a class="keyword" href="http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/sugarrush-ol">#シュガラお題</a>」を実施しています。この記事はキャンペーンの一環として、藤原麻里菜さんに作品の感想を執筆いただきました。(はてな編集部)</p> </div> fujiwaram いらねえものを押し付けるイベントをやります【11月25日】 hatenablog://entry/10257846132673741775 2018-11-21T19:59:29+09:00 2018-11-21T19:59:29+09:00 藤原麻里菜です。 このたび、「無駄なことを続けるために」という本を出版しました。そして、それを記念して原宿のベースヤードトーキョーで「無駄づくり展」という展示を開催しております。 16日から始まって、25日までなのですが、このままゆるっと終わるのもなあ。と思い、会場内でイベント的なものをやろうと思いました。 「無駄なことを続けるために」刊行記念 藤原麻里菜的“無駄なものコレクション” ■参加条件 『無駄なことを続けるために~ほどほどに暮らせる稼ぎ方~』(ヨシモトブックス刊/税込1296円)を店頭にてご購入いただくか、 すでにお持ちの書籍をご持参いただけたら参加OKです。 ■開催日時 2018年… <p>藤原麻里菜です。</p> <p>このたび、「無駄なことを続けるために」という本を出版しました。そして、それを記念して原宿のベースヤードトーキョーで「無駄づくり展」という展示を開催しております。</p> <p>16日から始まって、25日までなのですが、このままゆるっと終わるのもなあ。と思い、会場内でイベント的なものをやろうと思いました。</p> <p> </p> <p><strong>「無駄なことを続けるために」刊行記念</strong></p> <p><strong>藤原麻里菜的“無駄なものコレクション”</strong></p> <p> </p> <p>■参加条件</p> <p>『無駄なことを続けるために~ほどほどに暮らせる稼ぎ方~』(ヨシモトブックス刊/税込1296円)を店頭にてご購入いただくか、</p> <p>すでにお持ちの書籍をご持参いただけたら参加OKです。</p> <p> </p> <p>■開催日時</p> <p>2018年11月25日(日)14~16時(いつきても大丈夫です)</p> <p> </p> <p>■開催場所</p> <p>ベースヤードトーキョー2F</p> <p>東京都渋谷区神宮前6-12-22</p> <p><a href="https://www.palcloset.jp/shared/pc_pal/event/baseyard/">https://www.palcloset.jp/shared/pc_pal/event/baseyard/</a></p> <p> </p> <p>■内容</p> <p>『無駄なことを続けるために~ほどほどに暮らせる稼ぎ方~』を購入してくれたお客様に感謝をこめて、</p> <p>藤原麻里菜がこれまでコレクションした「無駄なもの」を1人1つずつ無料でプレゼントします。</p> <p>数に限りがありますので、お早めにご来場ください。</p> <p>もちろん、会場では書籍にサインもします。そして、写真撮影もOK!</p> <p>お友達をお誘い合わせのうえ、ぜひご来場くださいね♪</p> <p> </p> <p>この文章は、担当編集の方が作ってくれたものです。すげえ良い感じに買いてありますが、ようは、私が衝動的に買ったものの「やっぱいらねえ・・・」と思う無駄なものたちを本を購入した方に押し付けちゃおうというイベントです。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181121195309p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181121/20181121195309.png" alt="f:id:fujiwaram:20181121195309p:plain" />ギャルの電話</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181121195353p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181121/20181121195353.png" alt="f:id:fujiwaram:20181121195353p:plain" /></p> <p>バカ殿</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181121195429p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181121/20181121195429.png" alt="f:id:fujiwaram:20181121195429p:plain" /></p> <p>猫型ロボットのブレスレット</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181121195529p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181121/20181121195529.png" alt="f:id:fujiwaram:20181121195529p:plain" /></p> <p>読めそうで読めない日本語の何か</p> <p> </p> <p>などなど、いっぱい持っていきます。</p> <p>11月25日の14時-16時でやっていますが、とくに私が前にたって何かをやるとかじゃないので、好きな時間に来てもらえれば・・・。よろしくお願いします!</p> <p>ちなみに、こんなものたちですが、手放したくない気持ちが心の八割を占めているので、押し付ける力が弱くなるかもしれません・・・。やっぱそばに置いておきたいかも・・・。いや、いらないんだけど・・・。ふくざつ・・・。</p> <p> </p> fujiwaram 11月16日〜「無駄づくり」展 を開催するぜ hatenablog://entry/10257846132669397264 2018-11-14T00:17:06+09:00 2018-11-14T00:17:06+09:00 11月16日に「無駄なことを続けるために」という書籍を出版いたします。 どういう本かというと、 --ここからnoteに書いたやつをコピペ--- タイトルにある通り、”無駄”を続けるために必要なことを私の経験やパイセンたちの取材を通して考える本です。 私は、「無駄づくり」というYouTubeチャンネルを2013年にはじめ、無駄なものを作り続けています。やっていることはずっと変わらないのですが、媒体や見せ方などを思考していき、それで何と、「無駄づくり」で生活できるようになりました。今や「無駄づくり」で稼いだ金で酒を飲んだり、飯を食ったり、インスタの広告で流れてくる胸糞悪い嫁姑漫画に課金したりするわ… <p>11月16日に「無駄なことを続けるために」という書籍を出版いたします。</p> <p>どういう本かというと、</p> <p> </p> <p>--ここからnoteに書いたやつをコピペ---</p> <p> </p> <p>タイトルにある通り、”無駄”を続けるために必要なことを私の経験やパイセンたちの取材を通して考える本です。</p> <p>私は、「無駄づくり」というYouTubeチャンネルを2013年にはじめ、無駄なものを作り続けています。やっていることはずっと変わらないのですが、媒体や見せ方などを思考していき、それで何と、「無駄づくり」で生活できるようになりました。<br />今や「無駄づくり」で稼いだ金で酒を飲んだり、飯を食ったり、インスタの広告で流れてくる胸糞悪い嫁姑漫画に課金したりするわけです。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181113214302j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181113/20181113214302.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181113214302j:plain" /></p> <p> </p> <p>正直、書籍の話が来た時、「無駄づくり」を通して一冊書くとかマジで無理だなあと思っていました。そんなに書くことないぞと、思っていたのですが、いざ書いてみると、いや、書くことによって、見えてくるものがあり、それがとても面白かったです。<br />「無駄づくり」で金が稼げるようになったハウツー的な部分は、再現性が難しいです。ただ、金を稼ぐために私が捨てたものとか、社会との適合の仕方とか、そういうところは上手くまとめられたかなあと思っています。</p> <p> </p> <p>また、取材パートですが、ひじょうに豪華です。<br />会社員をしながら自分のお金にならない才能を形にし続けたり、会社を説得してその中で好きなことをしたり、実家が最高だったり、儲かったお金を使ってジェットエンジンを作ったり。<br />そんな、「続けたい好きなこと」と「お金」をじっくり考えて、今や第一線で活躍されている先輩方にお話を聞きにいきました。ここだけでも読んで欲しいくらいです…。いや、どうせなら全部読んで欲しいですが…。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181114001311p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181114/20181114001311.png" alt="f:id:fujiwaram:20181114001311p:plain" /></p> <p> </p> <p>めちゃくちゃ楽しく働いている人にも読んで欲しいし、モヤモヤしながら働いている人にも読んで欲しいです。<br />私は、世の中にもっと良い無駄が溢れて欲しいなあと思っています。無駄に寛容な世間になったら、みんな生きやすいと思うのです。だから、私は無駄づくりを続けるし、よかったら皆さんも、好きなことを続けて欲しいのです。そう思いながら書きました。ぜひ、一人100冊買ってください。</p> <p> </p> <p>目次です。</p> <p>■はじめに</p> <p>■第1章 まずは「作る」ことから始める</p> <p>-ダメな自分をプラスにする物作り -ゆるやかな制限と自由 -客観視して人に伝える -怠け者でも三日坊主でも -自分の世界を生きやすくする</p> <p>■第2章 ぼんやりとした思考を「わかる」</p> <p>-才能を知るためには  -行き詰まりを解消するために  -モヤモヤを言葉にする  -無駄づくりの社会的意義って何だろう</p> <p>■第3章 分かりあうには「見せる」</p> <p>-インターネットを使って見せる  -映像と「空気」を見せる  -文章で「思い」を見せる  -拡散する -ネットでの批評について  -批判からモチベーションを保つには  -インターネット以外の「見せる」 -「SNSでしかウケない」から抜け出そう  -様々なメディアで〝見せる〞</p> <p>■第4章 無駄なことを続けるために「稼ぐ」</p> <p>-組織に吸い込まれないやり方  -自分の表現と既存の稼ぎ方をマッチさせる  -インターネットで〝稼ぐ〞  -組織からお金をもらう  -個人からお金をもらう  -「無駄づくり」をプラットフォームにする  -仕事をコントロールする  -無駄なことを続けるために</p> <p>■第5章 それぞれの稼ぎ方</p> <p>藤原麻里菜―無駄づくり・文筆家・映像制作</p> <p>菊池良さんー会社員・ライター</p> <p>前田司郎さんー作家・五反田団主宰</p> <p>八谷和彦さんーメディアアーティスト</p> <p>野村由芽さんー株式会社CINRAエディター・She is編集長</p> <p>■おわりに</p> <p>■発明品リスト</p> <p> </p> <p>--コピペ終わり--</p> <p> </p> <p>です。エッセイっていうよりかは、ビジネス本です。いつもの調子でビジネスについて書きました。書いているうちに、私自身が「なるほどね〜」と思えたりしたので、きっといい本になっているはずです。関係者がみんな褒めてくれます。目をみたらお世辞じゃないってわかる。</p> <p> </p> <p> </p> <div class="freezed"> <div class="hatena-asin-detail"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4847097319/togenkyoo0d-22/"><img class="hatena-asin-detail-image" title="無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61IQDsKFnUL._SL160_.jpg" alt="無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)" /></a> <div class="hatena-asin-detail-info"> <p class="hatena-asin-detail-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4847097319/togenkyoo0d-22/">無駄なことを続けるために - ほどほどに暮らせる稼ぎ方 - (ヨシモトブックス)</a></p> <ul> <li><span class="hatena-asin-detail-label">作者:</span> 藤原麻里菜</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">出版社/メーカー:</span> ワニブックス</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">発売日:</span> 2018/11/16</li> <li><span class="hatena-asin-detail-label">メディア:</span> 単行本(ソフトカバー)</li> <li><a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4847097319/togenkyoo0d-22" target="_blank">この商品を含むブログを見る</a></li> </ul> </div> <div class="hatena-asin-detail-foot"> </div> </div> </div> <p> </p> <p> </p> <p>そして、出版を記念して、11月16日から本屋さんで展示をやります!</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181113235952j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181113/20181113235952.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181113235952j:plain" /></p> <p> </p> <p><strong>無駄づくり展</strong></p> <p>日時:11月16日-11月25日 11:00-21:00(日曜 -20:00)</p> <p>場所: <a href="https://www.palcloset.jp/shared/pc_pal/event/baseyard/">baseyard tokyo | ベースヤード トーキョー  </a>(原宿駅)</p> <p>藤原在廊 時間:</p> <p>16日 17:00-21:00</p> <p>17日 16:00-18:00</p> <p>25日 14:00-16:00</p> <p> </p> <p>今まで作った12個のものを展示します。全て写真とお触りOKです。</p> <p>また、記事を本にして作品の横に置いておくので、ゆっくり楽しめます。</p> <p>そして、会場には漫画がめちゃくちゃあります! 恐怖新聞があった! そして、椅子もあります! ということは・・・読めます! すごい!</p> <p> </p> <p>また、来場者の方にはステッカーをプレゼントさせていただきます。</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181114000257p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181114/20181114000257.png" alt="f:id:fujiwaram:20181114000257p:plain" width="264" /></p> <p>表紙のイラストです。かわいい・・・!</p> <p> </p> <p>そして、展示用にグッズを作ってみちゃいました。調子にのっちゃいました。</p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181114000439p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181114/20181114000439.png" alt="f:id:fujiwaram:20181114000439p:plain" width="279" /></p> <p>無駄づくりオープニングでおなじみの「ヘリウムくん」ラバーキーホルダーです。写真を撮るのを忘れてしまいましたが、実物がめちゃくちゃ可愛いのです。まだ値段がついていないので、一億とかにならないように気をつけます。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181114000948p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181114/20181114000948.png" alt="f:id:fujiwaram:20181114000948p:plain" /></p> <p> </p> <p>そして、こちらはTシャツです。「無駄なことを続けるために」の扉絵を使いました。いい感じに着れますよね。これもまだ値段が未定なので、10億とかにならないように気をつけます。</p> <p> </p> <p>こんなかんじです。</p> <p>ぜひぜひ本を読んでもらえたら嬉しいです。そして、展示も来てください!</p> <p>よろしくおねがいします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!</p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> fujiwaram 日記はnoteに移行しました hatenablog://entry/10257846132668610885 2018-11-12T18:35:32+09:00 2018-11-12T18:35:32+09:00 「藤原麻里菜の日記」と題したこのブログですが、今年の1月から1週間ごとに日記を書いてきました。それが、4月でパタリと止まっているので、「あ、こいつ日記に飽きたな」とバレていることかと思います。 <p>「藤原麻里菜の日記」と題したこのブログですが、今年の1月から1週間ごとに日記を書いてきました。それが、4月でパタリと止まっているので、「あ、こいつ日記に飽きたな」とバレていることかと思います。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181112183227j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181112/20181112183227.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181112183227j:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>削除しちゃったのですが、6月くらいまで書いていました。自己満で書いていた日記ですが、だんだんと人を怒らせるようになってしまったのです。たとえば、「ラッドウィンプスを聞いてそうな大学生がー」という文章に対して、ラッドウィンプスのファンの方から怒られてしまったり、「クイニーアマンはなんかセクシャルな言葉に聞こえる」という文章に対して、炎上商法だと怒られてしまったり。ほんとにごめんなさい。そんなつもりはなかったのです。クイニーアマンが好きな人すみませんでした。</p> <p>わたしは、あんまり良い人間ではなくて、こういうことを思ってしまいますし、思ったらネットに書きたくなっちゃうんですよ(身近にこういうのを話す友達がいないので)。</p> <p>こうして怒ってもらえることも面白いなあと思ったりします。オープンすぎるインターネットは好きです。でも、なんとなく日記や内省的な文章を好きにかける場所があったら、個人的に幸せだなあと思ったので、定期購読マガジンをやることにしました。</p> <p> </p> <p>その名も、インターネット不向きマガジンです。</p> <p> </p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="インターネット不向きマガジン|藤原 麻里菜|note" src="https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fnote.mu%2Ffujiwaram%2Fm%2Fmfd5669258e32" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><cite class="hatena-citation"><a href="https://note.mu/fujiwaram/m/mfd5669258e32">note.mu</a></cite></p> <p> </p> <p>月曜日に先週の7日間の日記を更新するのと、木曜日にコラムを更新します。時間は8時です。通勤電車とか昼休みに読めるかなあと思って設定しました。</p> <p>10月から始めたのですが、今のところ、読んでもなんにもならない文章ばかりです。あと、購読者のわりにいいねの数が少ないので、マジで不安しかありません。</p> <p>なんにもおすすめするポイントがない定期購読マガジンなので、ご興味があればぜひ……です。1年だけのつもりです。</p> <p>売り上げは「無駄づくり」の映像制作費に全額投資します。</p> <p> </p> <p>日記がnoteに移行したということは、このブログの行先はどうなるのでしょうか。それは、神だけが知っています。</p> <p> </p> <p> </p> fujiwaram 「口にクリームついてるぜ」マシーンを作ったら愛と暴力を感じた #PR hatenablog://entry/10257846132652461739 2018-10-16T17:00:00+09:00 2018-10-16T17:00:20+09:00 <p> </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013205318p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013205318.png" alt="f:id:fujiwaram:20181013205318p:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p><br />こんにちは、無駄なものを作っている藤原麻里菜です。</p> <p>「Twitterで『バーベキュー』と呟かれると藁人形に五寸釘が打ち付けられるマシーン」や「歩くたびにおっぱいが大きくなるマシーン」など、世の中に必要とされていないものを制作しています。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180831125244j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180831/20180831125244.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180831125244j:plain" /></p> <p><br />ローソンから「プレミアムロールケーキ」のクリームだけが10月16日から数量限定で発売されました。</p> <p> </p> <p>……分かる。</p> <p>あのクリームだけ発売したくなっちゃう気持ち、分かる。もちろんスポンジも美味いのですが、あのクリームにはスポンジだけに留まらない”可能性”があると思うのです。フルーツにトッピングしたり、コーヒーに浮かべたり、そのままペロペロしたり、絶対美味しいじゃん……。</p> <p><br />そんなクリームですが、食べる時に気になるのは、口の周りに付いちゃうやつですよね。私は生粋のドジっ子(3代続いている)なので、食べた後の口周りは、朝の新宿より汚いです。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013191332p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013191332.png" alt="f:id:fujiwaram:20181013191332p:plain" /></p> <p><br />そんなとき、どうされたいかと言いますと、やはり、少女漫画のように「口にクリーム、ついてるぜ」と、誰かに手で拭ってほしいのです。</p> <p>全国の乙女たちも同意見かと思います。しかし、口に付いたクリームを手で拭ってくれる人間は、世の中にいません。ゼロです。</p> <p><br />そうとなれば、乙女のために、私が一肌脱いでやるぜ。</p> <p> </p> <h4><br /><strong>マシーンを作るぞ</strong></h4> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009023105j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009023105.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009023105j:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>設計図を書きました。</p> <p> </p> <blockquote> <p>口についたクリームを拭ってくれる人がいないのであれば、その人を作っちゃえばいいじゃない</p> </blockquote> <p> </p> <p>マリーアントワネットが確かそう言うこと言ってたな〜と思いながら、「クリーム拭いマシーン」を作ります。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052312j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052312.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052312j:plain" /></p> <p><br />乙女的なものを作ろうしていますが、しばらくの間、工業的な写真と内容が続きます。</p> <p><br />まず、動力部分ですが、「サーボモーター」という角度を設定して動かすことができるモーターを使います。写真の黒いやつです。</p> <p>ロボットアームのようなものを作ってクリームを拭おうと思っており、関節的に3箇所動かしたいので、3つ使います。プレミアムなので贅沢使いです。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052940j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052940.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052940j:plain" /></p> <p><br />サーボモーターの角度をリアルタイムで調整できるように、ボリューム(可変抵抗)を使うことにしました。</p> <p>スピーカーとかに付いているような調整のつまみです。</p> <p> </p> <p>このつまみを回すと、同じようにサーボモーターも回るようにしようと思います。こう書くと、難しいように見えますが、実際はインターネットにやり方が全て書いてあるので、めちゃくちゃ簡単です。</p> <p>「私もクリーム拭いマシーン作りたいんだけど」という方は、「サーボ 可変抵抗」などで検索してみてください。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052919j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052919.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052919j:plain" /></p> <p><br />つまみやモーターを半田付けし、Arduinoという基板にマシーンを動かすプログラムを入れて、なんやかんやしたら完成です。</p> <p>本当はこのあたりを早口でまくし立てるように説明したいのですが、ほとんどの人が興味ないと思うのでグッと堪えます。</p> <p><br />3つのサーボモーターを使ったので、3つつまみが付いています。つまみの上にあるプラグは、それぞれ、サーボモーターと繋がっています。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009053009j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009053009.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009053009j:plain" /></p> <p><br />プラグを細々と手作りしているとき、ふと、「なんで、こんな物を作っているんだろう」と思いました。</p> <h4><br /><strong>トキメキ!「『口にクリームついてるよ』マシーン」完成!</strong></h4> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181007161624j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181007/20181007161624.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181007161624j:plain" /></p> <p><br /><br />我に返りながらも、マシーンを完成することができました。</p> <p>「『口にクリームついてるよ』マシーン」です。</p> <p>ウェアラブルにしたかったので、アルミ板を曲げて肩に装着させるようにしました。かっこいいでしょ。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181007161709j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181007/20181007161709.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181007161709j:plain" /></p> <p><br />このコントローラーのつまみを回すと……。</p> <p> </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181007161649j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181007/20181007161649.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181007161649j:plain" /></p> <p><br />それぞれモーターが回転します。</p> <p>モーターのパワーが足りなかったので、動かす時に小刻みに震えます。</p> <p>ブルブルと震えた手は、おじいちゃんみたいで、なんだかキュート。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181007161641j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181007/20181007161641.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181007161641j:plain" /></p> <p><br />果たして、この無骨なマシーンで少女漫画のようなトキメキを得ることは出来るのでしょうか。</p> <p>いや、できてくれ! 材料費などで、総額1万5千円かかってるんだから、できてくれ! 頼むぜ!</p> <h4><br /><strong>クリームを使ったレシピを開発したい</strong></h4> <p><br />マシーンが完成したところで、口にベッタベタにクリームを付けるため、「プレミアムロールケーキのクリーム」を使った料理を食いたいと思います。</p> <p> </p> <p>わりとたくさんの量がもらえたので、これから食べようかなと思っている皆さんためにも美味しいレシピを考えるぞ!</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180831210654j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180831/20180831210654.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180831210654j:plain" /></p> <p><br />と言っても、私はマジで料理をしないのです。冷蔵庫に里芋があり、「おっ里芋あるから、煮っころがしでも作るか」と思って切ってみたら、中が緑色で、「新種の里芋……」と思っていたら、それはキウイだったことがありました。</p> <p><br />そんな私ですが、プレミアムロールケーキのクリームを使った、マジうまレシピを作ってしまいました。それが、こちらです。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052835j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052835.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052835j:plain" /></p> <p><br />材料:</p> <p>バナナ / 一つ</p> <p>プレミアムロールケーキのクリーム / 適量</p> <p><br />やり方:</p> <p>1. バナナの皮を剥く</p> <p>2. バナナにプレミアムロールケーキのクリームを付ける</p> <p>3. 食べる</p> <p>4. おいしい</p> <p><br />ふざけてんのか。と思われそうですが、これがマジでうまいのです。バナナにクリームをのせるだけ。写真では丁寧にバナナにトッピングをしていますが、容器にフォンデュするのが豪快でクールです。</p> <h4><br /><strong>クリームを拭うぜ</strong></h4> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052722j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052722.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052722j:plain" /></p> <p><br />バナナを食べて口の周りが汚くなったところで、装置を使いたいと思います。</p> <p>しかし、たいへん装着しづらい。あと、アルミ板の角が皮膚を切り裂こうとしてくる。</p> <p> </p> <p>でも、頑張る。恋って障害があるほうが燃えるって言うし。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052640j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052640.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052640j:plain" /></p> <p><br />無事に装着できたところで、</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013192336g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013192336.gif" alt="f:id:fujiwaram:20181013192336g:plain" /></p> <p><br />1つ目のつまみを回してみます。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013193010g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013193010.gif" alt="f:id:fujiwaram:20181013193010g:plain" /></p> <p><br /><br />ジジジジ……と、不穏な音を立てながらマシーンが動きました。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181007162129j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181007/20181007162129.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181007162129j:plain" /></p> <p><br />2つめのつまみを回すと</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013193118g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013193118.gif" alt="f:id:fujiwaram:20181013193118g:plain" /></p> <p><br />一気にマシーンが近づいてきました。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181007162134j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181007/20181007162134.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181007162134j:plain" /></p> <p><br />そして、最後に3つめのつまみを回します。すると……。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013193223g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013193223.gif" alt="f:id:fujiwaram:20181013193223g:plain" /></p> <p><br /><br />とても力強い手つきで、クリームを拭うことができます。<br />女子供にも容赦ない力でクリームを拭ってくれる、そんな男らしさをマシーンから感じ取ることができました。</p> <p>暴力じゃない。これは愛です。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013193406g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013193406.gif" alt="f:id:fujiwaram:20181013193406g:plain" /></p> <p><br />クリームを「拭う」というより、「削ぎ落とす」に近いかもしれません。</p> <p>お前の口の周りからクリームを取ってやる! そういう恋人思いの男性って、最近少ないですよね。こちらとしても顔が痛いですが、やっぱり、人に拭われると嬉しいものですよ。あれ。私、ずっと何言ってるんだろう。</p> <p> </p> <p><iframe src="//www.youtube.com/embed/V-O-xCOScy4" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /><a href="https://youtube.com/watch?v=V-O-xCOScy4">Wiping Mouth Machine and Breaking</a></p> <p><br /><br />一連の動きを動画にまとめてみました。合わせてご覧ください。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052532j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052532.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052532j:plain" /></p> <p><br />クリームを拭ってもらうことに楽しさを覚え、マシーンを使っていたところ、根元から折れました。でも、</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181013193508g:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181013/20181013193508.gif" alt="f:id:fujiwaram:20181013193508g:plain" /></p> <p><br />マシーンは生き続けます。</p> <h4><br />おわりに</h4> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20181009052425j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20181009/20181009052425.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20181009052425j:plain" /></p> <p><br />これで、トキメキながらクリームを拭うことができました。少女漫画のような恋をしてみたい方、ぜひこのマシーンを使ってみてはいかがでしょうか。</p> <p>めちゃくちゃ邪魔なので、欲しい方に20万で売ります。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180831202544j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180831/20180831202544.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180831202544j:plain" /></p> <p><br />コーヒーにトッピングしても美味しいし、フルーツにつけてももちろん美味い。ぜひ皆さんも、プレミアムロールケーキのクリームで口をベッタベタにしてみましょう。</p> <p> </p> <p>提供:ローソン</p> fujiwaram 福岡 苅田 相圓寺 仏像がいっぱい hatenablog://entry/10257846132597837313 2018-07-04T01:40:01+09:00 2018-11-12T18:14:17+09:00 3月に福岡のアジア美術館で展示をしたのだが、設営とトークイベントの間に空いている日があったので、苅田まで高速バスで行った。 福岡に住んでいる知人も来てくれて、二人で一緒に山の中にあるお寺へ向かった。 <p>3月に福岡のアジア美術館で展示をしたのだが、設営とトークイベントの間に空いている日があったので、苅田まで高速バスで行った。</p> <p>福岡に住んでいる知人も来てくれて、二人で一緒に山の中にあるお寺へ向かった。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324112818j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324112818.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324112818j:plain" /></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324130545j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324130545.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324130545j:plain" /></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324130816j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324130816.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324130816j:plain" /></p> <p> </p> <p>山を歩くとダムがでてきた。こんなに綺麗な水はみたことない。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324134820j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324134820.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324134820j:plain" /></p> <p> </p> <p>ダムを通って山道を進むと、山道に仏像が置かれているのが見えた。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324131543j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324131543.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324131543j:plain" /></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324131619j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324131619.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324131619j:plain" /></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324131610j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324131610.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324131610j:plain" /></p> <p> </p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324132132j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324132132.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324132132j:plain" /></p> <p> </p> <p>色とりどりな仏像たち。手作り感がある。</p> <p>一体いくつあるんだ、というくらいの数。道に等間隔で並んでいたり、朽ち果てていたりする。ここを通る人たちは、一体一体にお辞儀をしていた。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324132700j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324132700.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324132700j:plain" /></p> <p> </p> <p>岩の階段を登る。これが、すごく急であぶない。死を覚悟した。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324132805j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324132805.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324132805j:plain" /></p> <p>洞窟にも仏像がたくさん。涼しい。</p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324133033j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324133033.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324133033j:plain" /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324133157j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324133157.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324133157j:plain" /></p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180324134620j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180324/20180324134620.jpg" alt="f:id:fujiwaram:20180324134620j:plain" /></p> <p>振り返るとダムが見える。</p> <p> </p> <p>ダムの前にあったベンチで、知人が焼いて来てくれたホットケーキを食べながら近況を話し合った。久しぶりに楽しかった。</p> <p> </p> <p>福岡でおすすめの観光スポットです。苅田の内尾山 相圓寺。ぜひ!</p> <p> </p> fujiwaram 奥多摩のヤクザ hatenablog://entry/17391345971642933013 2018-05-09T17:23:52+09:00 2018-07-01T23:29:22+09:00 奥多摩のヤクザ 藤原麻里菜 <p>奥多摩のヤクザ</p> <p>藤原麻里菜</p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>中学2年生の夏の朝、私は誰にも言わずに家を出た。</p> <p>夏休み中の私は、いつも通り昼過ぎの起床。ワイドショーにチャンネルを合わせて、ソファにごろんと寝転びながら、朝食の残りのおにぎりをもぐもぐ食べていた。そんな私に向かって母が、「夏休みなんだから、外に出て遊びなさい」と言いだした。<br />私は、面倒な友人関係と距離を置いて、絶賛夏休み満喫中なのに。お母さんは何も分かってないな。</p> <p>ちょっと困らせようかな。そう思い、日帰りの家出をすることにした。横浜の自宅から3時間ほどで行ける奥多摩の鍾乳洞に、明日の始発で行こう。よし、決めた。携帯電話で乗り換えを検索して保存した。便利な時代に生まれたものだ。</p> <p>始発には起きられなかった。でも、親が起きる前には家を出発することができた。そうっと玄関を閉めて、うきうきしながら小走りで駅へ向かう。</p> <p>まずは、川崎駅まで東海道線で移動する。スーツ姿の大人たちに囲まれながら、電車に乗り込んだ。藤原家では、高校入学まで許可のない電車への乗車は禁止なのだ。しかし、ルールは破るためにある。</p> <p>川崎駅からは、南武線に1時間ほど乗って立川まで行く。な、南武線……。初めて聞く名前に怯える。鹿島田駅のあたりで、母から電話が入ったが、電車なので出なかった。心細くてすぐにでも声を聞きたい。しかし、ルールは破ってもマナーは守るのだ。</p> <p>立川駅で折り返し電話をする。「奥多摩に行く」と言うと、少し笑いながら「何してんの」と言われた。「いや、外に出ろって言ったじゃん」昨日の夜からずっと考えていたセリフを言えて嬉しい。「とりあえず気をつけて」そう言われて通話が終了した。</p> <p>立川から奥多摩まで向かう。いつのまにか東京らしい景色は消えて、自然ばかりになっていた。</p> <p>奥多摩駅につき、1時間に一回発車するバスで山を登って鍾乳洞についた。5分くらいで見飽きて、外に出た。バスはまた1時間後にしかこない。</p> <p>しかたなく山道を下ってみることにした。1時間ほどか経過したけれど、まだ先が見えない。駅伝の選手みたいに足が痙攣し、歩けなくなった。</p> <p>あ、これは人生が終わりだな。と思いながら山道でうずくまっていると、エンジン音が聞こえてきた。黒塗りの車は、私の前で止まった。足を引きずりながら運転席を覗いたら、パンチパーマにサングラスで金色のネックレスをした男性が一人で乗っていた。</p> <p>完璧なヤクザだ。この見た目でヤクザじゃなかったら、それはそれでヤバイ人じゃん。ひるんでいると、ヤクザは言った。「大丈夫? 駅まで送るよ」</p> <p>あ、これは人生が終わりだ。でも、どうせ死ぬなら駅まで行って死にたい。よくわからない理屈で、車に乗せてもらった。怖くてあまり話せなかった。</p> <p>駅で下ろしてもらって、お礼を言って、母が好きそうなお菓子をお土産に買って帰宅した。</p> <p> </p> <p>帰宅すると、母は笑っていた。ぶっきらぼうにお土産をテーブルに置いてテレビをつけた。</p> <p> </p> <p>------</p> <p>ボツになった原稿をここで成仏させます。</p> <p><a href="http://www.nippara.com/nippara/syounyuudou/syounyuudou.html">日原鍾乳洞</a></p> <p> </p> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:fujiwaram:20180509172313p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/f/fujiwaram/20180509/20180509172313.png" alt="f:id:fujiwaram:20180509172313p:plain" /></p> <p>なんか今はインスタ映えらしいよ。</p> fujiwaram