藤原麻里菜です。
日々が憂鬱でしかたがない。いや、昨日結婚したんだけど、結婚ごときじゃ私の憂鬱さは晴れないよ。なので、ずっと前からあるものを発注していた。トロフィーだ。
私はよく憂鬱なことがあると、トロフィーを発注して気分をよくしている。
みなさんへご報告
— 藤原 麻里菜 | Marina Fujiwara (@muda_zukuri) 2021年9月30日
勝手にトロフィーを作って勝手に優勝すると元気が出ます pic.twitter.com/VJb2krWo8A
数千円から数万円まで、一つから発注できる。一つから発注できるというところがポイントで、まあトロフィーだから一つのものを100個注文する人なんていないと思うのだが、個人で何かを作るのに最低ロット数が1個というグッズはありがたい。
前回は小さいサイズで、たしか3000円くらいだったと思う。しかし、今回は私の誕生日プレゼントも兼ねているので1万円を超えるどデカいものを発注することにした。
そして届いたのがこちらの箱です。
でかすぎる。思っていた以上にでかい。でかすぎて笑えてくるが、でかいというだけで気分が盛り上がるのを感じる。そして、開封したのがこちらです。
以前と同じで「生きているだけで優勝」という文言にしてみた。なんかちょっとこすっている気がするが、私は生きているだけで優勝しているのだという強い気持ちでいたい。この2年、本当にいろんなことがあった。はじめてのバカでか鬱になってウワウワしてた。以前の「生きているだけで優勝」とは重みが違うのだ。我々は生きてるだけで最高なのだ。鬱の期間はあんまりなにも作ることができなくて、なにかを作れない苦しみをぞんぶんに感じた。作るといっても役に立たないガラクタなんだけれど、それでも手を動かせないことがこんなにもつらいことだとは思わなかった。今は手を動かしたり仕事ができるようになったんだけれど、鬱の影というのはそう簡単に消えるものじゃない。
そんな鬱々とした気持ちからちょっとでもハイに切り替えるために、無駄なことをたくさんしている。たとえば「5月中は傘を差さない」とか「メルカリで知らない子供の絵を買う」とか。やる前は無意味そうなことにあえて挑戦してみることで、新しい価値が発見できたりしておもしろい。それ以前に、なにかのアイデアをやることって、気分がよくなる。そのアイデアが自分のためになるとか人の役に立つとかは関係なくて、とりあえず緩やかな"やることがある"という状態が人を心地よくさせる気がする。
ということで、今回はトロフィーを買ってみた。自分で自分にトロフィーを買うことは無駄かもしれないが、こんなバカでかトロフィーが目に入る場所にあるだけで、笑ってしまうし、邪魔すぎるし、強い気持ちになれるし邪魔だし、邪魔だ。
とにかく邪魔すぎて、誰かにあげようかという気持ちになっている。2000円でメルカリに出そうかな。